見出し画像

波涛融合!魚族デッキ(前編)

はじめに

はじめまして「かたなし」と申します。
千葉北西部~埼玉(草加・春日部)~茨城(つくば・取手)を中心にラッシュデュエルをやっています。
「闇暗のレッドリブート」発売から今まで環境に合わせて魚デッキを調整しながら使い続けていました。
そこで魚デッキの動き方やかんまく杯での構築についてなど
魚デッキに興味のある同志にむけて話ができればと筆をとりました。
今回は魚族デッキのメインの動きの紹介までの【前編】となります。
後日、【後編】にてかんまく杯でのデッキ構築の採用理由など語っていきます。
拙い文章ですがお時間のある方は読んでいただければ幸いです。
少しでも魚デッキの魅力をお伝えできれば!

前置きが長いのでデッキについてのみ知りたい方は目次のデッキレシピへGO!


①自己紹介

ラッシュデュエルスタートデッキの発売からラッシュデュエルを遊ばせていただいていますので歴でいうと4年このゲームで遊んでおります。
普段平日はカードを触れないため基本的に休日デュエリストです!

一応今までの戦績も記載しておきます。

  • エリアナンバー1決定戦2023/02 仙台優勝 (アンデット族デッキ)

  • ギャラクシーカップ2023店舗予選 静岡優勝(デュアルコアトルス型海竜デッキ)

  • ギャラクシーカップ2023決勝大会 予選敗退(デュアルコアトルス型海竜デッキ)

  • エリアナンバー1決定戦2023/12 長野優勝(魚族デッキ)

  • 第6回かんまく杯※チーム戦 優勝(魚族デッキ)


②なぜ環境デッキを握らないのか

いつも大体、変な構築のデッキで遊んでいたりしますし、もちろん負けたらめちゃくちゃ悔しいです。普段のトナメはめっちゃ負けてますw
前述の戦績での使用デッキを見ていただいてもわかるように
たまに「なんで環境デッキを使わないんですか?」と質問されることがあるのでここで軽く触れておきます。
正確には「使わない」ではなく「使えない」と言い換えた方が私的にはしっくりきます。
その時その時に突出して強力なデッキ、所謂【環境デッキ】と呼ばれるものはもちろん結果をのこしている構築、そして動かし方を多くの方が紹介されていますのでやはり「勝ちたい!」と思ったときにそこをまず手に取る、そして自分に合わせて調整するのが勝ちに近づくための近道だと思います。

ですが、こと大型大会においてその「環境デッキ」でしっかりとした成績を残されている方々にいえるのは同じ型のデッキと対面したときの対応方法・対処するための構築、プレイングの精査という、やはり日頃の練度と環境の熟知度の差がでていると思います。
この同じ型のデッキと対面したときの対処を考える・精査する、何より対戦経験を積むという膨大な時間を割くことが私にはなかなかできないため
環境デッキ外(同様の構築対面がいないであろうデッキ)から環境デッキを倒しにいくという相手にとっての不意打ち、わからん〇しを狙っています。

アンデットを使ったエリアナンバー1の際にはエクスキューティー1色の環境だった事と、なにより「シャドウ・グール」が好きすぎて
エクスに対して強く立ち回れるアンデットを使ってました。

③魚族デッキを使う理由・固執する理由

ここからようやく魚族デッキの話になります。
「闇暗のレッドリブート」発売から早半年がたとうとしており
他のデッキももちろん触っていますが大事な大会は【魚族デッキ】で出ております。
なぜそこまで魚に固執するのか、それは。。。

ミニ・マグロムが大好きだからです!!

好きなデッキで勝ちにいく!やはりそこはロマンですよねw 最強の魚族使いに俺はなる!!w
大前提としてここが根源ではあるのですが。。
私自身がミッドレンジコントロール系のデッキが好きだという点と

魚族デッキの強みはその対応力と下記だと思っております。
・ダイレクトアタック・貫通が可能
・波涛融合(墓地フュージョン)の存在
・ほぼフリチェに近い発動条件の【フィッシャーチャージ】の存在
・状況に合わせた複数プランの存在
・魚族全体への効果破壊耐性付与
・突発的なマキシマムモンスター投入デッキへの対応
・新弾で必ずと言っていい程登場する新規の強力な汎用罠カードを本体ギミックを阻害せず取り込みが可能。

・そして悲しいですが、使用者が少ないが故に環境トップ勢への不意打ちを狙える可能性を持っている。

大会参加もそんなに多くなく、平日カードを触れなくても
環境デッキの動きを動画でみたり大会の優勝構築をみてどのカードがそのデッキの動きの初動になり、どこを崩せば動きが最低限でとまるかの思考だけは平日の空いた時間で行い、そこに必ずフィッシャーチャージを充てるという脳トレ(妄想)を行い経験不足を補うという休日デュエリストに適した懐の深いデッキだと勝手に思っております。

なにより!勝っても負けても楽しいんだ!魚族デッキw
魚をつかって負けた時、純粋に自分のプレミと相手のデッキ・相手のプレイングへの理解不足と思い猛省しますw
カードゲームは遊びを通したコミュニケーションツールの一つだと思っているのでこの駆け引きが一番しっくりくるのが個人的に魚族デッキなのでそれが固執するもう一つの理由です。

魚族デッキレシピ(第6回かんまく杯仕様)

それではお待ちかね、かんまく杯にて使用しました魚族のデッキレシピを紹介します。

守りの魚デッキ(仮称 ※理由は後編にて)

新弾発売から一週間後ということもあり
正直構築はまだまとまりきれていない状況です。
その上で今回の【前編】では魚族(波涛型)の大まかな動き、
次回の【後編】にて今回の構築理由の順で説明させていただきます。

①魚族(波涛型)デッキに必須なカードは下記

私の場合、構築によって「チャージ・リモーラ」「サイバー・シャーク」の枚数が2〜3枚で変動しますが基本的にその他の魚は3枚採用です。

②大まかな魚族デッキ(波涛型)の動き

最終到達点はフュージョン体の「漆黒波導刀鬼丸クニツナ」「暗黒波導砲ニュートロン・マグロム」をフュージョン召喚し相手のライフを0にすることです。そのための準備としてゆっくりと相手のライフを2900以下にすることをデュエル全体として目指してください。
相手ライフが2900以下になった瞬間、「漆黒波導刀鬼丸クニツナ」の貫通「暗黒波導砲ニュートロン・マグロム」「ミニマグロム」のダイレクトアタックいずれかの攻撃でゲームエンドに持っていきます。
そのための準備を序盤~中盤にかけて行います。

「フィッシャーチャージ」はあくまでその準備のための時間稼ぎとなります。

  • 1:デュエル序盤【ダメージを恐れるな!勝利の為に陣太鼓を鳴らせ!!前進あるのみ!】

ライフが1でも残ればデュエルには負けない!!
ということでデュエル序盤では全力で墓地を肥やしに行きつつ、
したたかに少しづつ相手のライフを削ります。
怯む者、其、蒼月の武士に有らず。
そこで必要になってくるカードが下級魚のこのカード達

・「サイバー・フィッシュ」
 言わずもがな手札交換効果のカード

・「キャリア―・マンタレイ」
 召喚時デッキトップを2枚墓地におくりつつその中に「フィッシャーチャージ」もしくは「チャージ・リモーラ」があれば手札に回収できる魚最強の墓地肥やし

・「波導銃ミニ・マグロム」
 攻撃用のモンスターかと思われるかもしれませんがれっきとしたデッキトップを1枚墓地に送れる墓地肥やしカードであり、
このデッキの戦術の幅を広げている最強の相棒

この三枚を駆使しデュエルを立ち上げていきます。
下記序盤の強めのコンボの一例です。

「サイバー・フィッシュ」スタート例
「七宝船」スタート例

これを見ていただければわかるようにミニマグロムがいることで戦術の分岐が生まれつつ効率よく墓地に魚を貯めながら相手のライフを削ることが可能です。

「キャリア―・マンタレイ」については特別に語ることもなく
こいつを引いたら必ず効果を使ってください!墓地も肥やせて
ワンチャン「フィッシャーチャージ」を拾える!
使い得です!!

そして覚えておいてほしいのがデュエル序盤の魚上級モンスターの扱い方、優先度ですが私の場合下記のように考えております。

この流れで墓地にフュージョンに必要なモンスターと魚族を5体以上そして
可能なら「波涛融合」が1枚でも墓地に落ちれば上出来です!
相手に少しでもダメージを入れておくことも忘れずに!

  • 2:デュエル中盤~後半にかけて【今こそ攻める時!敵陣へ総攻撃!!】

さぁさぁさぁ墓地の準備が整えば!今こそ本陣へ攻め入る時!!
【墓地フュージョン】が弱いわけがない
「波涛融合」一枚で墓地のモンスターを素材にしつつ一気にフュージョンモンスターで攻め込みます!
その際の注意点・優先度ですが下記となります。
ただし、「ハーピィ・レディ」や「マキシマム採用型の悪魔」デッキが相手だと
マキシマムモンスターがいる場合相手のモンスターの効果発動を封じれる「ニュートロン・マグロム」が優先となります。

また序盤の説明の最後にもかきましたが「波涛融合」が一枚でも墓地に落ちれば上出来というのはこのカード「波導刀タネガシマグロ」が存在しているからです。

正直こいつがなかなかやっておりまして。。手札・盤面次第ですが1ターンでフュージョン体を3体並べることもわりと容易に可能です。

  • 3「ミニ・マグロム」応用編

魚族デッキには自分から相手の魔法・罠を破壊しに行けるカードがレジェンドカードである「光鱗のトビウオ」しか存在しません。

レジェンドカードの枠を使用して現状の環境でこのカードを採用するのはちょっと厳しい面がある。。
そのため「ダーク・ルーカ―」を採用していますがその動きについても解説しておきます。

雑にはなりますがこの魚族(波涛型)デッキのメインの動きはこのような形となります。

まずはこの動きを理解していただきつつ、申し訳ないのですが長くなりそうですので次回、
かんまく杯でのデッキ構築理由を書いていければと思います!

それではまたお会いしましょう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?