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OSO18の死体

 乳牛を66頭を襲ったヒグマOSO18が駆除された。

 OSO18は警戒心が強く、姿を見せない。今年になってからカラーの映像が初めて公開された。それまでは姿を捉えることもなかなかできなかったわけだ。
 OSO18のことは気になっていて、ニュース記事をよく読んでいた。ある酪農家の証言で、襲った乳牛に逆襲された形跡があったという。

 逆襲した乳牛リオンが65頭めのようだ。アバラくらい折れたのではないかと酪農家は言う。

リオンは気の強い乳牛らしい
さすが海老蔵をぶん殴っただけのことはある

 今年66頭めの被害が出て、ついに駆除された。襲撃のペースが遅くなっていた。リオンの反撃が影響していたかもしれない。

 駆除されたということで、ニュースを読み漁った。北海道の放送局のYou Tubeも見た。
 どこへ行っても、既出の画像しか見当たらなかった。
 OSO18の最期の姿は、なぜ見当たらないのか?

 こういうことか??

マスターキートンイズム

 OSO18なのか大自然に対してなのかわからんが、とにかくその辺に敬意を払って亡骸を公にしないのか。北海道の記者クラブは気骨ある連中が集まっているのかもしれない。

 今日、釧路総合振興局(要は自治体)の会見が行われた。その場でOSO18の写真が配布された。
 するとさっそくニュースサイトで配信された。なんだよ、ただ単にお上からの配給を待ってただけかよ。

 数日にわたって農地に頻繁に出没し、人を見ても逃げなかったことから、「問題個体」として許可を受けたハンターが駆除した。

 駆除時のオソは体長2・1メートルで推定体重は330キロ、前の足幅は20センチだった。痩せていて手足に皮膚病を患っていたほか、顔に4カ所傷があったという。

朝日

 痩せてるね。そして人前に姿を見せるようになっている。反撃を受けてダメージが尾を引いていたという想像ができる。
 そうでなかったら、66頭も襲ってこの激ヤセぶりは、不器用すぎる生き方下手だ。


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