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【REALGATE】2023年7月 Monthly Report

株式会社リアルゲイト(東証GRT 5532)IR担当です。2023年7月は上場後初の四半期決算報告がありました。


1.2023年9月期第3四半期決算

2023年7月25日に、2023年9月期第3四半期決算を発表しました。

23年9月期第3四半期業績ハイライト(『決算説明資料』P8)

詳細については、決算説明資料』『短信』『四半期報告書をご覧下さい。また、IRTVによる動画(11分48秒)での決算説明ログミーでの書き起こしもありますので、併せてご覧ください。

2.適時開示について

2023年7月20日「第三者割当増資の結果に関するお知らせ」

当社上場にともない、当社株主であるサイバーエージェント社から当社普通株式を借受けた大和証券株式会社が売出人となり、当社普通株式100,500株のオーバーアロットメントによる売出しを行いました。オーバーアロットメントは、投資家の皆様の超過需要に応えつつ株価を下支えできるIPOやPO時特有の制度設計です。

オーバーアロットメント
企業が公募・売出しを実施する際において、公募・売出しの数量を超える需要があった場合、主幹事証券会社が対象企業の大株主等から一時的に株券を借りて、公募・売出しと同一条件で追加的に投資家に販売することをいいます。
本来の公募・売出しの追加として行われるもので、本来の公募・売出しの数量に需要が満たない場合は行われることはありません。また、オーバーアロットメントが可能な数量は、本来の公募・売出し数量の15%が上限となっています。
なお、オーバーアロットメントで販売した株券を借入先に返却するに当たっての株券の調達方法には「グリーンシューオプション」と「シンジケートカバー取引」の2つの方法があります。

日本取引所グループ「用語集」より引用

シンジケートカバー取引の発動条件は「市場価格が引受価格(1646.8円)を下回った場合」でしたので、大和証券株式会社による全株グリーンシューオプション行使となりました。結果として、今回の第三者割当増資による手取概算額は165,503千円となりました。

グリーンシューオプション
オーバーアロットメントにより主幹事証券会社が投資家に販売した株券を借入先へ返却するに当たっての株券の調達方法の1つです。
販売後の市場価格が引受価額よりも高く推移している場合、主幹事証券会社は市場で株券を調達すると割高になってしまいますので、そのような場合、引受価額で株券を調達できるコールオプションを権利行使し、引受価額で株券を調達した上で借入先の株主に株券を返却することとなりますが、この引受価額で株券を調達できるコールオプションのことをグリーンシューオプションといいます。

日本取引所グループ「用語集」より引用

2023年7月25日「販売用不動産の売却に関するお知らせ」

当社運営物件である「PORTAL POINT HARAJUKU ANNEX」について、2023年6月22日付「東京証券取引所グロース市場への上場に伴う当社決算情報等のお知らせ」の開示においては、2023年9月期第4四半期での売却を見込んでおりましたが、売却先との協議の結果、2024年9月期での決済・引渡しとなりました。
2023年9月期の販売用不動産の売却による売上高及び各段階利益は減少しますが、ストック型収入が順調であること等の理由により、当影響を除いても業績予想を上回る予想であることから、当社の2023年9月期の業績予想は据え置いています

2023年7月25日「法人税等調整額(損)の計上に関するお知らせ」

2023 年9月期第3四半期会計期間において、繰延税金資産を取り崩したことに伴う法人税等調整額46,880 千円を計上しました。
繰延税金資産とは 会計と税務で取扱いの異なる項目について、差異を調整するために行われる税効果会計により計上される資産で、税金の前払いのような性質を持っています。 そのため、繰延税金資産が取崩される際には費用が計上されます。

3.運営物件について

「(仮称)やまう本社ビル再生プロジェクト」の始動と、「LOCUL」開業をお知らせしました。

「(仮称)やまう本社ビル再生プロジェクト」は、2024年1月にリノベーション竣工予定です。本社として利用継続しながらも、本社で使用しない部分をスモールオフィスで外部に貸し出すプロジェクトです。
LOCUL」は東急プラザ表参道原宿ビル内に「シェア型リティールコミュニティ」という新たな運営スタイル、サブスク方式の出店スタイルを提供するものです。出店方式をメンバーシップ型にすることで、従来の「個」の競争モデルから「個」×「集」の共創モデルへ変容させ、街の文化を育てる新しいカタチの “商店街” として展開します。

SHARED RETAIL COMMUNITY』より抜粋

「LOCUL」は、クリエイターが1日1平米で出店できる ”サブスクリプションモデル” 採用の新しい試みとして、2023年7月31日放送のワールドビジネスサテライトで取り上げていただきました「LOCUL」は2023年8月1日開業です。ぜひ足を運んでみてください!

4.メディア

IRサイトにおいても「MEDIA」としてまとめていますが、上場直後ということもあり、様々なメディアにリアルゲイトを取り上げていただきました。以下、一覧となります。

STOCKVOICE TV 収録前風景(2023年6月22日)

5.今後の予定など

次回の決算発表は2023年9月期通期(2023年10月予定)です。第3四半期と同様に、決算説明会は録画配信の形式を予定しています。
個人投資家の皆様に向けた説明会の実施については、年内での実施を計画しています。詳細が確定次第、アナウンスいたします。
また、プロジェクトの始動や物件の竣工・開業があり次第、IR NEWSにて発信していきます。その他、投資判断に必要な情報について、今後とも誠実に発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
なお、2023年8月14日(月)~2023年8月16日(水) は夏季休業となります。休業中のお問合せは、17日以降の対応となりますので、ご了承ください。

6.あれこれ

大変光栄なことに、お褒めの言葉をいただくことが多い『決算説明資料』のデザインについてですが、社内=クリエイティブ制作部長が Adobe InDesign で作成しています。作成にあたって、開示資料として必要充分な情報を盛り込みつつ、わかりやすくシンプルであることを基本にしながら、リアルゲイトらしい遊び心を加えたいと考えていました。

2023年9月期第3四半期『決算説明資料』表紙

2023年9月期第3四半期『決算説明資料』表紙は「PORTAL POINT HARAJUKU」内にある本社のラウンジの写真です。奥に見えるボタンフラワーの壁画は、世界で活躍するアーティストSHUN SUDOさんの作品です。SHUN SUDOさんには「PORTAL POINT HARAJUKU ANNEX」と「REALGATE Bldg.」の外壁にもボタンフラワーを描いていただいています。『決算説明資料』だと、18頁目に建物の外観が写っています。
また、SHUN SUDOさんのアートワークについては、リアルゲイトのオウンドメディアである『ORDERMADE TOKYO』内「PORTAL POINT HARAJUKU ANNEX Artwork by SHUN SUDO」記事にもぜひ目を通してみてください。
『決算説明資料』は、SHUN SUDOさんの作品だけでなく、様々なアーティストの皆様の作品を掲載させていただきました。

当資料以前も、上場時に公開した『事業計画及び成長可能性に関する事項』について、パワポ研さんのnote「【2023年4~6月】今年上場した「スライド作成のお手本にしたい」スタートアップ5選」で取り上げていただきました。パワポ研さんの書籍『注目企業の実例から学ぶパワポ作成術』は大変参考にさせていただいていたので(忖度なくお勧めです!)、クリエイティブ制作部長と二人で「やったね!」と喜んでいました。今後もリアルゲイトらしい資料を皆様にお届けできればなと考えています。

7.お問合せ先

IRに関するお問合せは、以下のメールフォームよりお問合せください。

株式会社リアルゲイト - IRサイト(https://realgate.jp/ir/)



注意事項
このメールは当社のIR活動等についてお知らせすることのみを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。
投資に関するご決定は登録者様ご自身の判断で行っていただきますようお願いいたします。


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