母親だって人間だもの


小さい頃、私の世界は母親と父親がいる我が家が1番安心できる場所だった。
そりゃそうだよね、その世界しか知らないから、親自身も私に汚い自分達を見せなかったし。

高校生になった今、母親の愚痴を聞く係は私になった。仕事の愚痴、お客さんの愚痴、父親の愚痴、何でもかんでも愚痴は私に話すようになった。

私も
「うわぁ、そっか大変だったね。」
「それ最悪じゃん。」
「それはお母さん悪くないよ。」

こんないい娘どこにいるだろう、ああここにいたわ。自分で褒め称えたいくらいにはしっかりと聞いてあげて、何なら温かいミルクティーまで入れてあげて、その愚痴を聞く。

母親は満足そうに話を聞いてもらった後、私さえまだ入っていないお風呂にルンルンで入っていく。

24時とか下手したら25時なんて時もある。
私は次の日に朝テストというものがある為、その勉強をお風呂を待ちつつする。

「早くお風呂はいっちゃいなぁ〜?」

(‥ん?☺️)

小さい頃の私は母親は完璧なものだと思っていた。愚痴や悪口も決して言わない人だった。
優しさのかたまりのような母親は私の憧れだった。いつか私も子供を持ちたいと思っていた。

正直今、子供が欲しいかと聞かれると私はいつもこう答えている。

“子供を育てられるようなできた人間じゃないから無理かな(笑)”

昔は狭い世界しか知らなかった。限られた世界で夢を持っても仕方ないことをこの17年間でよく知った。私が井の中の蛙だったのも、人間が意外とみんな汚らしいのも、もちろん私もその汚い中に入っていることも。

それでも夢を見続ける私は、バカだしマヌケだけど、いつか自分で子供を育てられるくらい良い人間になれたと思ったら、その時は子供が欲しいなと思う。

母親は意外と普通の人間だ、17歳になって、やっとそのことに気がついた。

最後までお読み頂き有難う御座いました。


#コラム #高校生 #17歳 #母親

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

4

女子高生の呟き

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。