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世界初!ついにブラックホールの撮影に成功。何が凄いのか解説します。

世界初!ついにブラックホールの撮影に成功。何が凄いのか解説します。

2019年4月10日に、国立天文台など世界約80の研究機関による国際チームは、ブラックホールの撮影に初めて成功したと発表

 撮影したのは、地球から約5500万光年(1光年は約9兆4600億キロ・メートル)離れた、おとめ座の「M87」という銀河の中心部にある巨大ブラックホール。

南米チリの「ALMA(アルマ)」など世界8か所の電波望遠鏡で一斉に観測したデータから、極めて高い解像度の画像を合成した。その結果、ブラックホールの周囲で輝くガスの中に、黒い「穴」が浮かび上がった。

穴の中心に、太陽の65億倍の質量を持つブラックホールの本体があるという。

との事です。

何が凄いのか?を解説します。

基本的に我々は重力の影響を受けます。例えば丸い物体の地球に立ってられるのも重力のお陰ですね。

もう一つが光と視覚の関係です。

我々人類が物を見えている現象は、光が存在し、その光が物質に反射する反射光を網膜(眼)が情報処理して、脳が物体を視覚的に判別しています。

例えば、ガラスやペットボトルなどは透明に見えますよね。あれは光の反射率が低いから、要するに光がガラスと言う物体を透過してしまうから

透明に見えるのです。

他にも黒い物体は光の反射率が高いので、より鮮明に見えます。

鏡とかは、光の反射率が99.8%程度と極めて高いので、光が反射して写った物質をほとんど正確に写し出す事が出来ます。

我々視覚動物は

・光が存在する

・光が反射する

の二つの条件をクリアしないと物体とか物質を視覚で捉える事が出来ません。

さて、ここでブラックホールの登場です。

ブラックホールは死んだ惑星(星)が固まってとても小さくなった物質の事を指します。

滅茶苦茶、破茶滅茶重いピンポン球

みたいなものだと思ってください。

沢山の地球をぎゅっと縮めて、ビー玉程度の大きさにした様なものだと思ってください。

例えば地球の重力、今我々が感じている重力が1Gだとすると

地球が1000個固まれば、1000Gということになりますよね。

これの滅茶苦茶重い塊がブラックホールです。

当然こんな重い物質なので引力(重力だと思ってください)は滅茶苦茶強いです。

そして、光にも実は質量(重さ)が存在します。

ただし光はとても軽い物質なので、重力の影響を受けにくいです。

そんなとっても軽い光ですら引き寄せる引力が重力なのです。

なのでブラックホールの近くを通った光はブラックホールに引き寄せられるので当然戻ってこれません。

戻ってこれないという事は、反射しないので我々は視覚的にブラックホールを観察する事が出来ないのです。

以前はブラックホールの近くの衛星や惑星の挙動を観察する事でブラックホールがあるとされる場所を予測したり、

ブラックホールの質量(重さ)を間接的に測定していたのですが今回の発表では

8カ所の電波望遠鏡を繋ぎ、地球サイズの仮想望遠鏡「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」

を使う事で撮影に成功しました。

以前だったら間接的に予測するしか出来なかったブラックホールを初めて視覚的に観測できる様になったのです。

これが今回のブラックホール撮影に成功が何故凄いのかです。


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