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【R01:編集後記】雷鳴の福音

2019/07/15発行『REASNOT Record.01』の編集後記です。制作の裏話・アーティスト様のオフショット・編集長のポエムなど、盛りだくさんの内容となっております。ぜひ定期購読マガジンへ登録の上、ご覧ください!

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こんにちは、編集長の紅葉です。取材・執筆・デザイン・DTPなど、制作全般を担当しております。今回から新シリーズ『R』がスタートしました!

Sceneシリーズを始めた頃、すなわちREASNOTの第一号を出した時から、「あと一つか二つはシリーズをスタートしよう」と決めていました。

理由は沢山ありますが…一番大きいのは「幅広く、たくさんのアーティストを取材したいから」!

そして新シリーズの第一号で特集させていただいたレイさんは、私が人生で初めてライブハウスに出演した時の対バン相手です。

今も忘れない、私の人生最初の六本木aliveでのライブ。まだオリジナル曲はなく、ピアノさえ弾けず、カラオケを持ち込んでカバーを歌いました。声は出ないし音は外すし、我ながらひどかったです。笑

出演前日、タイムテーブルに載っている対バン相手の方々をインターネットで検索していて、レイさんのブログを見つけていました。当日会場でお会いした時は「あ、ブログの人だ!」と、感動しました。

自分がひどい出来だったので、余計、他の出演者さんがキラキラして見えたんですよね。

その日に連絡先を交換して、私が一度完全に音楽から離れるまでの数年間、ライブやイベントで何度か共演させていただきました。

REASNOTの活動を始めて、Twitterを再開して、昔のフォロワーさんを整理していて、久しぶりにレイさんのアカウントを拝見しました。

「Rayさんが鹿野レイさんになってる?!」

「フォロワー数めっちゃいる。てかライブ数めっちゃある。すごい」

「わあぁ、ブログ昔のままだー!」

……とても懐かしくて嬉しくなって、取材依頼をしてしまいました!

取材時に上記の話をしたら、驚くべきことに、レイさんも当時を覚えていてくださっていました。「はじめて紅葉ちゃんと会った時、『ブログの人ですよね』って声をかけられて、まるで芸能人になった気分だったよ!」と。

合縁奇縁、一期一会。本当にありがたい取材でした。

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