見出し画像

【令和の働き方】フリーライダーのススメ【逆ビジネス】


フリーライダーという言葉を知っていますか?
簡単に説明すると、給料泥棒です。
なぜ給料泥棒になるのを勧めるかというと、そこには仕事の様々な工夫が詰まっていると思うからです。
ただ仕事ができないのは、ただ仕事ができない人です。
フリーライダーには、仕事術がたくさん詰まっています。
自分の見せ方や、仕事の効率化、いかにして仕事中に仕事をしないか。
仕事をしないために仕事を効率的に終わらせるかが詰まっています。
フリーライダーになるのも努力が必要です。
フリーライダーができる会社にいる人、転職を考えているが、転職が面倒な人、人間関係や承認欲を捨ててフリーライダーになりませんか?

理想のフリーライダーになるために


理想のフリーライダーは、仕事量<評価の差が大きい状態です。
もっと詳しく言えば、しなくていい仕事をしているふりをし、しなければいけない仕事は最短で終わらせるだけで、評価されている状態です。
もちろん、そんなことは普通の会社なら許されませんが、フリーライダーが生まれるような会社では許されます。
というより、許されるギリギリを責めます。これ以上仕事をしていないと評価に影響するギリギリで仕事をします。
繊細な技術と、相手を読み切る洞察力とリスクヘッジが必要です。
相手を見てどんどん仕事をしてください。忖度してください。必要のないことはどんどんやめていきましょう。
そうすればいいフリーライダーになれるでしょう。


頼まれごとはする
言われてない事はしない
調べる事を増やす
自分にしか出来ない仕事を作る
会議には参加するが聞かない
考えている振りをする。
仕事ができる人を演じる
情報収集は最短距離で
雑談はしない

頼まれごとはする


流石に頼まれごとはしないといけません。自分の場合は数字関係の頼まれごとが多いのでそれはするようにしています。
頼まれごとにも種類があります。
速攻しないといけない頼まれ事、時間をかけていい頼まれ事、しなくてもいい頼まれ事
だいたいこの3つに分かれます。
どのように分けているかというと、決定までのステップ数です。
速攻しないといけない仕事は、すでにプロジェクトが進んでおり、8割方決まっている事が多く、すぐにしないと自分の責任になることが多いです。
時間をかけていい仕事は、調べ事など、まだ準備段階の物が多く、上司も進んだらラッキーくらいにしか思っていませんので置いていてもだいたい進みませんので大丈夫です。
しなくてもいいことは、個人間でのやり取りや、感情的な仕事などが多いです。
やらなくても基本は大丈夫です。
上司が頼んできたときの話し方や顔をきちんと見極める必要があります。
フリーライダーを生むような会社はそもそも何も進んでいきませんので、安心してやらなくていいことは放っておきましょう。

言われてない事はしない


やりがちなのが言われてない事をする事です。
言われてないことはやらない方が精神衛生的にもいいです。
私も経験したのですが、会社のためにと思いいろいろな資料を作って来ましたが、上司は「そんなこと頼んでもないのになぁ」と言う顔をします。
挙句の果てには、「わからない。」「自分で考えて」など責任を押し付ける形になります。
そうすることで、しなくてもいい仕事をしなくてはいけない仕事に変化してしまいます。
責任を持ったり、仕事をしたりする事を極力減らすことが目的なので、フリーライダーとしてやってはいけない事です。
文句を言われても、堂々と上司のせいにしましょう。
気になることは調べておきますと言うのも手です。

調べる事を増やす


フリーライダーの理想の状態は、仕事をしている振りだけで実際は何もしていない時間が多くある状態のことです。
何もしていない時間が多ければ多いほど良いフリーライダーですので、調べごとは貴重な時間になります。
私がよくするのは、すぐに調べて、答えが出ていつ声をかけられてもいいように準備してから、調べる振りをすることです。
調べる振りは、簡単です。適当なExcelファイルを作りそれっぽいデータと数値入力をし、難しい専門用語を書いてあとは、入力した数値を関数を使って遊ぶだけです。
調べる事を増やすのはいいフリーライダーには必要な時間なので、できるだけその数を増やせる行動をしましょう。
ただ注意が必要なことは、上司が本気のプロジェクトに関しては、きちんと調べなければいけません。
ここをさぼると評価が下がります。
余計な調べ事を進んですることがいいフリーライダーになるコツとも言えます。

自分にしか出来ない仕事を作る


これもいいフリーライダーになるためには必要な事です。
自分にしか出来ない仕事を持つことで上司はその領域には入って来たがりません。
入って来なくなれば責任は伴いますが、一個くらいは責任を持つ方がより仕事をしている振りが出来ますのでより仕事をしなくてもいいようになります。
私の場合は、数字が得意なので、シェア表や物品管理などがありました。
時間を作ってはその表を改善している振りをしてます。
言われた時には表を使って説明するだけでいいので非常におすすめです。

会議には参加するが、発言はしない


会議には参加しましょう。
それだけで、上司は会社には必要な存在と錯覚するからです。
発言は基本的には辞めましょう。
会議にも種類があります。
同意が欲しいだけの会議と、0→1をする会議です。
前者は特に発言しなくていいです。
上司が決めればいいことですので、適当に返事だけして過ごしましょう。
発言は責任がついてくるので絶対にやめましょう。
同意が欲しいだけの場合、意見をしてしまうとあとで言った言わないの問題に発展します。
本当にできる上司は同意など求めずに責任を持って進めます。
同意を欲しがるだけの会議は適当に返事することが一番いいです。
0→1をする会議は発言に注意が必要です。
上司もアイデアがでてこなくて困っている場合がほとんどなので、責任の所在がまだはっきりしていません。
ここで発言をしてしまうと責任を押し付けられる事になる場合があります。
ですので、最低限の意見を言いましょう。
一番いいのは、誰かに便乗することです。そうすると、仕事ができないとは見られにくいです。
適当に「私も、そう思います。」と言うのではなく、便乗する話を違う方向から考えていて、たまたま行きつくところが同じだから同じ意見ですのような意見だとなお考えている様に見られます。
どう考えても、しなくていい仕事を会議に持ち込んで来る上司がたまにいます。
そういった仕事は進んで、調べて置きますの仕事にして、持ち帰り考えている振りの素材にしましょう。

考えている振りをする


これは何度も同じことを言うようですが改めて説明します。
いいフリーライダーは相手にフリーライダーだと気付かれずにフリーライダーをしている状態でもあります。
上司からの評価は高く、仕事をしていないことがいいフリーライダーなのです。
如何に仕事をせずに、手っ取り早く評価をもらうのかを極める必要があります。
それが考えている振りなのです。
あくまで、手は動かしていないといけませんので、手を動かす素材を集めることと、最低限しないといけない仕事は見極める事と、後にも書きますが、情報収集は最短距離で集めることが求められます。
考えている振りにも色んな種類があります。
物でかんがえてる様に見られ方もあります。
私が使っているのは、鉛筆です。会社でボールペンの支給がありますが、あえて鉛筆を使っています。書く事にこだわっている感を出すためです。
あと表情を使う事です。
「考えてます。」の顔をよくしています。関係ない資料を広げ、椅子にもたれたり立ったり、キーボードに何か打ち込んでいる振りをしたりしています。
そういった行動一つ一つを上司は評価してきます。
上司も簡単に評価できるほうが、楽なので、簡単に評価しようと意識レベルでしています。
なのでその意識を利用して、評価できるポイントをこちらから作って評価させてあげましょう。

仕事ができる人を演じる


演じるのはタダなので演じましょう。
何を考えているのか分からない人ほど、仕事が出来そうにみえてしまいます。
一度仕事ができる人として見てもらえればあとは仕事ができる人を演じるだけでいいです。
なるべく、無駄話はやめ、口数を減らし、何かに向かっている人を演じるのです。
上司はそういった人の成長を楽しみにしています。
楽しみな人材になればあとはできるだけ0に近いスピードで成長するだけです。

情報収集は最短距離でする


これはフリーライダーには必要不可欠な能力です。
仕事はしないが、しないといけない仕事の時にできるだけ最短距離で終わらせる事が必要になります。
普通に時間が掛かっているようでは、普通に働いているだけです。
調べごとをする時に、さまざまな記事を見ます。
そこで、あらかじめ分野ごとに信頼できる人を見つけておきます。
その人が書いているブログや記事などから情報収集すると最短距離で終わります。
ブログを書いたり記事を書いたりしている人は、自分なりの解釈を伝えたい人ばかりなので、最新の情報が載っていることが多いです。
あとは、その協会や論文などもお勧めです。
人が時間かけて作った物には価値がありますので、どんどん利用していきましょう。
予め様々なパターンに備えておくことがフリーライダーには必要です。

雑談はしない


雑談をすることで、フリーライダーとしての価値を下げることになります。
自分の意見や傾向や趣味などは見せないようにしましょう。
何を考えているのか分からない方がいいフリーライダーなので、なるべく自分の情報は相手に与えるべきではありません。
雑談は趣味のあう人や、気軽に話せる友達とする方がよっぽど有意義です。
仕事をしに来ている場では必要のないことですので、雑談はやめましょう。
よくいる上司で、コミュニケーションをもっとしていきましょうと、必要以上に話しかけてくる上司がいますが、適当に同意してください。
だいたいそういう上司はコミュニケーションの意味を間違えています。
コミュニケーションとは明確な目的があり、その目的を達成するための手段でしかありません。雑談とコミュニケーションを一緒にしてしまっている上司が多いのです。
雑談していても売上は上がりません。
売上を上げる為に行われる会話がコミュニケーションです。
売上に結びついていない会話は全部雑談になりますので、適当に返事していればいいのです。
承認欲求で話している上司がほとんどなのでそれで大丈夫です。
そもそも、雑談とコミュニケーションの違いを知っている上司は雑談をしてきません。

最後に


半分本気で半分遊びで書きました。
もちろんこの記事もフリーライダーの賜物です。
何故私がフリーライダーになったかは、みなさんの会社の転職していった人たちと同じですのであえては書きません。
この記事を読んで少しでも共感してくれた方は、ぜひとも一緒にフリーライダーになりましょう。


この記事が参加している募集

仕事のコツ

with 日本経済新聞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?