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芸能界でのスケジュール管理4選   ~専用用語をわかりやすく解説~

芸能界の世界には専用用語がたくさん存在します。 
新人の頃はどういう意味?となるワードばかりで、現場に慣れていくうちに覚えてくるコトあります。

その中でも重要なスケジュール関連のコトを今回は解説いたします。
スケジュール管理は事務所やマネジャーの仕事と思っている方もいるかもしれませんが、それは売れっ子になってからです。
オーディションやプライベート、アルバイトなど・・・事務所側は全て把握していないので、初めのうちは自分自身で管理していきましょう。


スケジュール管理とは?

事務所から仕事やオーディションなどの案件の連絡がくると思います。
その中で必ずスケジュールの確認をされます。
まずは自分のスケジュールを確認し、別の案件やオーディション、またはアルバイト等が入っていないかを確認しましょう。

その際に別の案件やオーディションが入っているのにエントリーする旨を送るのは絶対にダメです。
たとえ魅力的なお仕事が後からこようが決定したものを優先した方がベターでしょう。

ただ中には次に繋がる大きいお仕事があるかもしれません。
その際は必ず事務所に確認してください。
アルバイトもお休みが取れるか確認してからエントリーしましょう。
ダブルブッキングとなりどちらにも迷惑をかけるとなると今後の信用に関わってきます。


1. 『キープ』とは

この業界にいると「キープしておいてください。」と言われることが多々あります。

キープとは、エントリーした際に開けたスケジュールをクライアントから返答があるまでそのまま開けておいてください。というコトです。
正直この時点ではまだ仕事が決定したかどうかはわかりません。

例えば、書類選考のあとにオーディションなしで仕事が決まる案件にエントリーしたとしましょう。
そこで「キープしておいてください。」と言われたら書類で最終選考に残っていたりします。
返事はいつになるかわからず、前日に結果がわかる。なんてコトも多々ありますが、「キープ」と言われたら勝手に他のスケジュールを入れるのはNGです。

また、ギリギリまで待っていても選考に漏れることもままあります。
その時は落ち込まずになにがダメだったか聞いてみて、次に繋げるようにしましょう。


2. 第1キープ / 第2キープとは

第1キープは、終日スケジュールOKで何があってもこの案件を優先いたします。という意味で使用します。

第2キープは第1キープの案件がバラシ(←後ほど説明)になった際に「こちらの案件を繰り上げます。」という意味です。

また時間に対してもございます。
例えば12~16時キープしてほしい案件がきて、前の現場が13時終わりの予定。の時、その旨を伝えた上でエントリーもOKです。
もしかしたら13時終わりからの現場入りでOKです。となる場合もございます。

自分判断ではなく、相談すれば案外大丈夫な場合もございます。
なので事務所にも一度相談してみましょう。
その時はしっかり時間まで伝えるように。


3. 決定優先とは

決定優先とは現状ではスケジュールが空いているが返答待ちの案件もあり、「先に決まった方を優先します。」という意味です。

クライアントから事務所サイドに「決定優先でいいですよー」や「第1キープでお願いします。」など言われるので事務所から共有されたら、ご自身でしっかり管理しておきましょう。


4. バラシとは

バラシとはキープしていた案件やオーディションがなくなった。という意味です。

なくなる理由は、『案件自体がなんらかの理由でなくなった』『選考に漏れた』等ございます。
『選考に漏れた』が一番多い理由にはなります。


落ちることは普通なので、いちいち落ち込まず次のお仕事に目を向けるのが一番です。

また、書類で落ちるにはコンポジ(下記リンクで解説)を改善や、エキストラでもいいから芸歴を増やす、オーディションで落ちる場合はレッスンで技術力を上げるや、やれることはいっぱいあります。

なのでもう一度いいますが、落ち込んでいるヒマはありません。
次に向けてやれることをやるようにしましょう!!
そこで相談にのってくれるのが所属事務所です。
わからないことはドンドン相談しましょう。


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皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

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