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結婚してリモートワークで生きようと決めてWeb転身から2年半で変わったこと

美容師を18年、映像、写真メインの演出業を並行して3年やってきました。

結婚して双子を授かり子ども5人になるのが決まった月にWeb転身することを決めました。結果としては後悔のない選択でよかったです。

そこで、2年半でどんな変化があったのかを以下の内容で書き残しておこうと思います。

*写真素材はぱくたそさんです

・孤独・時間との戦い方
・イレギュラーの対応がハードゲーム
・子育て=ディレクションとして仕事につなげてみる
・まとめ:本当の意味で妻と子どもが1番になるために
・解決策:自分でサービス開発できるようになろう

孤独・時間との戦い方

美容師も演出も人と関わる接客要素が多かったので気にしたことなんかありませんでした。

ところがWebをリモートでやるとなると孤独なのがスタンダードです。

最初は自分のペースでできるからと喜んで取り組んでいたんですよ。マイペースなB型なので。

うまくいってるときはいいんです。怖いのは思い通りにいかなくなったとき。

仕事の相談できる人が近くにいない孤独は思っているよりしんどくて、そういう時に限って時間はあっとゆうまに過ぎ去るんです。

今日1日何してたんだろう

そんなことを考える日も2年目からは増えた気がしています。

これじゃいけないと営業回りとかクラウドソーシングを増やしたのですが、スクール講師だけと比べると多くの経験と即金が入るのはありがたかったです。

孤独や時間との戦いで困ったら、外回りする努力が大事。クラウドソーシングは初級者にはハードル高くなってきたかも。

もともと接客業なので営業にも苦手意識がなかったのがよかったかもしれません。リモートワークするなら営業力は意識的に鍛えた方がいいです。

イレギュラー対応がハードゲーム

これは男性脳なのかわからないのですが、家事育児と仕事を両立しはじめてから気づけたことです。

思ったよりマルチタスクが鬼すぎる

変化が好きなタイプですので全部できるだろう!とたかを決めてかかりました。続いたのは結局2年が限界でした。

Web転身してプログラミングを学習しながら受注していましたから頭の中が言語のこととか割と当たり前になっていました。

でも育児も家事も予定通りとはいきません。子ども5人いると誰かが病気になると1ヶ月間は誰かが家にいるのがスタンダード。

仕事しないといけないと思いつつ、完全に仕事をする決断が自分にはできませんでした。そのままずるずるいっちゃうと何もできなくなります。

人生経験の密度として男性は女性より家事育児に接する機会がどう考えても少ないのです。これをカバーするんだったら片手間でやろうとしてもダメですね。

仕事は仕事、育児は育児で割り切って真摯に向き合うのが家事平均値までいくための最速かもしれなくて仕事にも集中力が増す

イレギュラーとの付き合い方が家庭を制するといってもいいでしょう。

その上で仕事も家事育児も大事にするための方法を次で書いていきます。

子育て=ディレクションとして仕事につなげてみる

RPGゲームが大好きな自分のとった方法になるのですが、仕事と家事育児と向き合うときはそれぞれで割り切っていきます。考え方として仕事に置き換えてみることにしました。

・子育て=仲間・パーティー
・年齢=レベルアップ

たったこれだけのことなんですけど、大きく取り掛かり方が変わってきました。

自宅事務所なので、デスクも一部屋にまとまっていて長女と長男が小学生で宿題も目の前でいつもやっています。

宿題チェックもするようにしているのですが、特性は各々ちがうので教え方もわけています。できれば褒めるだけで伸ばしてあげたいのですが、叱るときもあります。

大家族特有で一人が好き勝手にやりすぎると家が大変になるので、チームワークを意識して洗濯物の分担やお風呂掃除を任せたりもします。

その姿を見ている双子1歳半が最近は真似するようになり、食べ終わったお茶碗を台所まで持ってきてくれたりします。最高の癒しです。

最初から完璧を求めない=仕事にも通じること。任せる、チェックする習慣が身体に叩き込まれることで仕事の進め方にもダイレクトに反映される。

自分もWeb歴は2年半です。中級にようやく進めようとできる段階なのでスキルもまだまだ成長途中です。家庭とともに育つというスタンスがリモートワークには必要なのかもしれません。

まとめ:本当の意味で妻と子どもが1番になるために

結婚してWeb転身したのは妻と子どもを幸せにするためです。

ごくごく当然のことなのですが、リモートワークだと事情が少し変わることがわかりました。

家にいながら仕事をするということは目的実現の手段のひとつであるということです。しっかり稼ぎ、家族との時間を確保することが目的です。そこで解決策の提案なのですが

自分でサービス開発できるようになろう

未経験からリモートワークエンジニアへ!

そういうキャッチコピーが飛び交うようになりましたが、スクール講師としてWordPressを2年弱教えていた経験をもとにお話しさせていただくと

エンジニアとして自立するにはWordPressでは足りない。Ruby on RailsやPHPなどでシステムが組めるようになるのが第一関門

ということです。クラウドソーシングでは仕事がたくさんあるように見えるのですが、現実は学習コストが非常に高まります。各テーマごとに精査しなければなりませんし、アップデートの早さもある。

この状況で安定供給を目指すのはハードルが高すぎるので、早いタイミングで自走するサービスを開発できるようにならなければなりません。

ここで問題なのは、学ぶ環境はあれど実戦経験が充実している機関が圧倒的に少ないことです。

それも企業就職を目指すのが前提となるスクールが多く、いつかは需要と供給を超えてしまします。いざ仕事が取れなくなる前に、開発できて自分でサービス運営するスキルを磨ける場が必要と感じました。

RemoCAはポートフォリオを作るための場所として様々なクリエイターが集まるように開発中です。途中経過はリモートワーカーの育つ場所【RemoCA】ローンチまでのストーリーで書き足していってます。

興味のある方は事前交流の場としてSlackグループも作ってあります。

ぜひお気軽にご参加ください。

他に開発している企画

Pret A Porte


在宅でサービス開発をメインに仕事をしています。サポート額は子どもたちに還元していきます。