カメラを止めるな

「カメラを止めるな!」を観てきました。

こんにちは、松下です。
皆さんは「カメラを止めるな!」を観ましたか?
僕は観てきました。

公開と同時に有名人が続々とSNSに「面白かった」と呟いたことによって、一躍有名になった同映画。いまやSNSをやっている人でこのタイトルを知らない人は少ないのではないでしょうか。
僕はこの「カメラを止めるな!」に興味を持ったきっかけはブロガーのヨッピーさんでした。

その後も僕がリスペクトしてやまないAruFaさんが面白いと明言していたので、「あ、これは本当のやつだ」と思い、すぐに友達に声をかけて川崎のチネチッタで座席を予約しました。

前情報は一切遮断してほしい。

この「カメラを止めるな!」という映画、タイトルとサムネイルだけでは正直、ストーリーも面白どころも一切分かりません。
しかし、この映画を観て人たちが口を揃えて言うセリフは、「前情報は一切遮断してほしい。」という一言のみでした。

ただ、僕含め日本人はほとんどの人がある程度の前評判を好みます。前情報の遮断はリスクでもありました。

僕の場合は、僕が観る前にすでに「カメラを止めるな!」を観てきた人から「信じて行ってきてほしい」と心強すぎる後押しメッセージをいただいたので、すんなり行くことができました。

ハン・ソロ1本の制作費で「カメラを止めるな!」が14000本撮影できる。

すみません、前情報は遮断してほしいと言った直後に前情報の件がありました。

「カメラを止めるな!」の制作費は殆どがクラウドファンディングによって賄われています。
気になる制作費ですがなんと190万円。そのうち1,569,000円をクラウドファンディングで集めることができています。

ちなみに同じ「映画」である「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」の制作費は約274億円だそうです。
桁が4つ違います。1円と1万円の違い。

ちなみに「カメラを止めるな!」の来客数は8月5日までで11万人を超えているらしく単純計算でもすでに興行収入が1億6500万円を超えています。

この大ヒットの要因は、やはり口コミによる拡散と、作風柄ですがリピーターが多いことが挙げられます。

まあ、僕は別に映画の分析をしたいわけではないのでデータの羅列はここまでにします。
ここで言いたいのは190万円の予算で作られた映画が1億円以上の興行収入を生み出したこと。
俗に言うミーハーの僕はこの情報でも少し心がくすぐられていました。

僕の感想(前情報です)

すみません、前情報を遮断してほしいといった後に気づいたのですが、このブログ、「前情報のブログ」といっても過言ではありませんでした。

もちろん僕は「カメラを止めるな!」を観てきたので、感想が言えます。言います。
僕自身、映画はあまり観ないタイプなのですが、「カメラを止めるな!」を観て感じたことは「映画の好きな部分と嫌いな部分が最大限に一緒にきた」です。

僕の映画の嫌いな部分はシリアスパートです。映画もとい映像作品はシリアスパートがないと成立しないのが殆どですよね。それはとても分かります。
でもあの暗い感じが嫌なんです。
僕なんかただでさえ暗い性格なのに暗い映像を観る意味がわからない。

一方で好きな部分は伏線回収です。だからコナンくんとか好きです。

その両方が最大限にきたんですけど、つまり、「ストーリーが進むにつれて面白さが0から100になった」わけではなく、
「ストーリーが進むにつれて面白さが1度−100になったけど、さらに進んだら100になった」という感じです。

結論を言うと、「カメラを止めるな!」は、嫌いな部分で-100にされたのちに、好きな部分で200の面白さを得られる映画です。

前半から後半にかけての伸びしろをぜひ楽しんでください。


信じて行ってきてほしい。

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