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親友の弟に負けた将棋

中学1年の時に仲の良かった恵子さん。
陸上部だったのかな。運動会で、私が400m走ることになって、放課後残って早く走れるよう指導してくれた。とてもいい子。優しいし、大好きでした。
お家に遊びに行ったこともあった。アパートが沢山入ってる大きなビルのオーナーで、お父さんは車のディーラーやってたみたい。私そういうのあんまりわからん人やけど、今になって、多分そうやったんやと、確信できる。
そのビルの屋上に2つ住まいがあって、リビングらしい所で遊んでた時、ピラニアに金魚を餌としてあげてるのを見て驚いた。水槽 は2つ。ピラニア数匹と、餌の金魚は沢山。ぎぇーって感じ。ピラニアに金魚あげてる恵子さん、信じられへんのやけど。

今うちの家には金魚3匹。一昨年の4月から飼ってて随分大きくなった。丸2年生きてる。ピラニアの餌にならなくてよかったね。(笑)  あ、脱線した。

その時、恵子さんの弟と、たまたま将棋盤とかあったから、やり方知ってるというと対局することになって、やり始めたら、あら、次どうやって行こ、どこに指してもやばい、こっちの駒取られる。長いこと考えてたら、何手先まで考えてるの、って言われたが、それからあっさり負けてしまった。
中1の私が小学生に負けてカッコ悪かったけど、まあ、将棋の指せる女の子がいる方が珍しかったと思う。
ほんま、父にもっと習っておけばよかったと思う。
弟くん、百科事典を毎日読んでるって言ってたのを、すごいなーって思ったので、よく覚えてる。
どんな大人になったんやろ。

恵子さんは大阪府の南の方に嫁いでいったから、その後会うこともなく、いつしか連絡が取れなくなってしまった。どんなおばあちゃんになってるかなー
会いたいです。


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