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松野十四松に対する誤解ついて

まず、私がこの記事を書こうと思ったのは3期の十四松に対する反応を見てあまりに十四松に対する誤解が根深いと感じたからである。 

十四松は「狂人」なのか? 

1期の十四松は確かに「狂人」を演じていた(この言い方だと語弊を生みそうだが他に良い言い方が思いつかないので便宜上そういうことにしとく)が2期だと明確に「狂人」といえる場面は存在しない。あえていえば素の天然さでボケている。(強いて言えば「ファイナル屁ラッシュ」は素ではなくウケ狙いのギャグであるが…)えいがのおそ松さんや3期前半を見る限りでは十四松は本来、ツッコミであるといえる。

おそ松くんでの十四松

おそ松くんでの十四松は他兄弟の例に漏れず悪童ではあったが、気弱で泣き虫で比較的には大人しい部類(ピーチクパーチク煩くもあるが…)で兄弟の中では優しく、素直で控えめな性格である。それ故に名前を呼ばれない事を気にしていたり、おそ松などから騙されたりとする。3期での十四松はその性質が露呈しているのだろう。

十四松に対する誤解

十四松は度々「善意の押し付け」をするタイプだと誤解されやすい。また、いまだにキチガイだと扱われる事もある。キャラブックの一松曰く、「誤解されやすいけど、本当にいい奴。」な十四松。恐らく作中キャラにも同じような誤解をされがちなのだろう。しかし、十四松は細かい言動を読み取ると感性はまともであることがわかるし、3期前半での言動を見ると兄弟の中でもツッコミ気質な方で常識的な人間であることがわかる。

松野十四松は兄弟の中でもリアリストでまともで優しい、(身体構造が人外染みてるのは否定しないが…)人間である。