暖房機器はセラムヒートが最高。

もうすぐ2月も終わり。冬の終わりがそろそろやってくる時期。タイミングが悪いけど、自分がずっと愛用している暖房器具を紹介する。

それはダイキンのセラムヒートだ。

私が使っているのは2009年製モデル。当時のカタログは「ここ」から見られる。この当時のモデルはおおきなツマミが2つあって、レトロ感が良き。もうかれこれ12~13年はこれを使っている。

現行モデルはこれよりもおしゃれな外観で、出力がデジタル表示になっていたり、スマートな印象がある。

いいところ(1)燃焼がない

セラムヒートは輻射式の遠赤外線暖房機(セラミックコーティングシーズヒーター)。燃焼のない機構なので一酸化炭素中毒の不安が無い。それをいいことに、寝るときもずっと点けてる。休日は家に引きこもっていることも多いので、そういうときはマジで一日中ずっと稼働させてる。そうすると冬場は月の電気代が+1~2万円くらい増えてしまう…

最近のモデルは人感センサーとかリズムモードとか、節電に役立つ機能が増えているみたい。

いいところ(2)静か

動作中の音が気になったことはない。かなり静か。送風機構もないからファンの音もない。小さく「ぶーん」という音がするくらいだ。こいつよりも静かな暖房器具ってコタツとかホットカーペットくらいでは?

いいところ(3)送風しない

風が身体に当たって乾燥することがない。送風はないけど、出力を上げれば1メートル半くらいは熱が届く。エアコンやファンヒーターの風が嫌な人には超オススメ。ドライアイが気になる人にも案外よいかもしれない。

いいところ(4)まぶしくない

ばあちゃんちのハロゲンヒーターはくっそまぶしい。セラムヒートはぼんやりと赤く光るだけ。デスクサイドに置いてても気にならない。なお、出力を上げるとだんだん明るくなっていくけど、それでもハロゲンヒーターよりはずっとマシ。

いいところ(5)たぶん長持ち

個体差はあるかもしれないけど、俺は12~13年ほど使っていて、その間は故障なし。ひきこもりゲーマーなので、冬場の3連休は冗談抜きで72時間連続稼働とかもある。割とハードに使っているほうだと思うけど、ふつうに動いてくれてる。そもそもシーズヒーターの機構がシンプルで長持ちしやすいのかも?

わるいところ(1)電気代やばい

たぶん俺の使い方の問題(長時間連続稼働)かもしれないけど、冬場は毎月の電気代が1~2万円くらい増えるのは覚悟したほうがいいかも。これは一人暮らしの話なので、家族住まいで複数台設置するならもっと電気代がかかると思う。後述するけど温かさを享受できる人数に対してランニングコストが悪いことも注意すべきか。

わるいところ(2)実質ひとり用

遠赤外線の輻射をさえぎったら、その向こう側にいる人はまったく暖かくない。送風もないからおこぼれさえ貰えない。セラムヒートの正面にいる1人だけが暖かい。扇風機以上に場所争いが激しくなるかも。ちなみに六畳くらいの広さなら、そこそこの出力で半日くらい動かしていると部屋全体は暖かくなっていく。しかし電気代がやばい。部屋全体を暖かくするならエアコンのほうがずっとマシ。

わるいところ(3)たぶん高い

暖房器具にはいろんな種類があって値段もピンキリだと思うけど、実質ひとり用ってことを思えば高い買い物になるかも。ただ、ひとり用暖房器具としては最高だと思っている俺は、今使っているこれが壊れた場合、絶対にまたセラムヒートを買いなおす。

おわりに

受験勉強の時、セラムヒートを買ってくれた親にはマジで感謝してる。何よりの応援って感じだった。一人暮らしを始めるときにも持って行って、ずっと愛用している。ダイキンさんには悪いけど、全然壊れないから買い替えできなくて、売り上げに貢献できないわ。というわけで推しの暖房器具紹介ってことで世の中に少しでも還元しておく。以上。


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