週刊 『よみゃに生きる』 vol.3

羊宮さん可愛すぎてびっくりしてる。
いつもか。


1.先週のよみゃ(2024/1/15~2024/1/21)

今週もなんだかんだ羊宮さん充してた1週間な気がします。
超久々にダンス見れたりインタビュー公開されたりASMR発売されたり。

①.よみゃツイ

羊宮さんのツイートを振り返るやつ。
先週はツイートに5ツイートに3リツイート、今年に入って初めてリツイートよりツイートの方が多い週でした。まだ3週だけど。
というか今年に入って毎週5ツイートしてる、7割、ほへー。
それだけ告知することがあるってことだから素晴らしいですね。

羊宮さんのASMR2作目のお知らせ。
正直な話色々と何とかならんかったのかって感じの設定っすね(オブラート)。
羊宮さん曰く自分の事を名前で呼ばないからむしろ別人として演じやすかったそうですが、聴いてる私としてはめちゃくちゃ邪魔な要素でしかなかったんですよね。
声優目指してたり演技のために実際に体験したいとか、偶然だと思いますけど無駄に本人を想起させる要素があって単純にキモイ。
そういうのいらねぇんだよ作品に集中させろって感じ。
まあそんなこんなで思うとこありまくりでしたが、羊宮さんがしっかり演じてくれていることは疑いようもないので、私もしっかり向き合って視聴するしかないなというところ。
どうしたらうまく魅力が伝わるか色々試行錯誤して、曰く初めて手を使って音を出してみたり、色々なことに挑戦した作品だと言っていました。
そこは非常に楽しみ、聴いてみた感想は後程。

モンストの最高難易度である黎絶の最新ボスのCV担当ツイート。
初降臨前だったかに使ってみた動画が上がっていて、そこのSSボイスで羊宮さんだなぁとなりました。
フィーアで使っていたのでCV羊宮さんがCV羊宮さんをボコす図になってておもろかった、絶対狙ったでしょ。
ピムスも最近引いたから新しく出るなら欲しかったんですが、フォーサーでの阿鼻叫喚を目にしていたので勝てないだろうなと思いつつ挑戦したら1ステすら抜けられませんでした。適正居ないのよ。
戦闘時のボイスを聞きたいんですけど当分無理かな……といったところ。

「優しさと狂気」とある通り、慈悲深さのある優しい声の中に、背筋にゾクッとくるような恐ろしさをはらんだ声で、狂気と呼ぶにふさわしいお芝居でした。

ボイスコミックの告知ツイート。
なんだかこの手のお仕事いっぱいあって嬉しいですね。
モアちゃんのお芝居めっちゃ良かった。
誤魔化そうとしている時の声の裏返り加減が絶妙で、勢いで誤魔化そうとする雰囲気がよく出ていましたし、台詞自体は冷たく鋭いようでもそこに温かみのある感情が含んでいることが伝わるいいお芝居でした。
この手のお話けっこう好きなので読んでみようかなと思っとります。

アニメリアタイツイ。毎週遅くまでありがとうございます。
来週は翌日リスアニ!ライブあるから無理せずしっかり寝てくれると嬉しいですが……羊宮さん自身がリアタイを楽しみにしているようなので、寝て欲しいってのも言いにくいっすね。
当日はもちろん、以降のパフォーマンスに響かないカタチで楽しくやってくれたら嬉しいです。

バレンタインのチョコ作り回という事で山田家と山田友達グループが勢ぞろい。
機転が利くものの楽しんで調子乗っちゃう萌子、行動は不器用だけどしっかり周り見てて友達想いの吉田、いつも通り何も察せておらず無邪気なばやしこの3人ホント良い。

そして根性はひん曲がってたりしますけど根は真っすぐで誠実な市川の男らしいところが出ていて素敵でした。
嘘は付きたくないと行動して、最後には自分の山田への想いを声に出して受け入れて「やめたら?」と山田に伝えるシーンはホントカッコいい。
そこで山田は山田で嬉しそうにするしEDがチャイムから入ってくる演出良すぎ、てかズルすぎ。

山田の「楽しい?」の冷たさがホント良かったですね。
あそこまで氷のような冷たさ出せるんだ……ってなった。
楽しそうなときはすっごく楽しそうな声出すし、両親に市川の話聞こうとするとことか年相応感あって良いです。
チョコを味見してもらって好みを把握しようとしてるところも、そこの意図に市川が気付いてなさそうなのも良い、ってか良いシーンしかないわ。
あと山田って嬉しくなってからかう時に体当たりかますの良いですよね。

ところでまだ僕ヤバ2期は3話しかやってないのに毎回クライマックスすぎてやーっばいね。
羊宮さんのお芝居の空気感も跳ね上がってるし毎週楽しみすぎる。

バンドリのホロコラボでの歌唱の宣伝ツイ、そういえばまだだった枠(?)。
作詞作編曲かめりあ氏という事で、かつて音ゲーマーやってた身としてはここにも提供してたんかーとなった。
合作だけどCleopatrysmめっちゃスコア詰めてたなと思ったら10年くらい前の曲だった、嘘だろ???

燈ちゃんの澄んだ芯のある声との相性めっちゃいいですね。
より力強さが加わって孤高な雰囲気が伝わってきてこういうのも良いなって思いました。
「爪を研ぐ」「誇り」のとこの高音が綺麗でめっちゃ好きです。

②.HOOOOPE!#41

あたらよさんゲスト回。
貴重なお話を聞けて面白かった……のですが出演時間は20分ほど。
もっと時間使ってお話を聞きたかった感がすごいです。
やらないといけないコーナーとかは仕方ないと思うんですが、いつものテーマメールもやってたんでそこは削れただろって感じ。
時間もあんま無くてほとんど紹介出来てなかったし、全体的に中途半端な印象が否めない。

前から思ってたけどこの番組の構成微妙にヘタクソっつーか、つまんないんですよね。
羊宮さんのトークの面白さ、強みみたいなのって彼女の独自の感性から来ているところが大きいと感じていて、物事に対してよく考えているからこその視点だったり感想が興味深い面白さがあるんです。
そんな中で所々抜けてたり天然な可愛らしさが出てきて、よく笑う子なので癒されたりもします。
そこら辺のいい面を上手くコントロールする方向に舵を取れてないと感じます。
毎週常設コーナー1つとテーマメールやってますが基本カツカツで回してるのでノルマ感が否めません。
羊宮さん自体結構喋れる人ですし、面白くトークもできるのでわりとメール一枚あたりに時間使う方です。言葉を選んだり気を使って喋るのでペースがゆっくりというのもありますが。
なのでその日の調子によってはテーマメールをあまり読めなかったり、ギアがかかってきたあたりで終了したりとなんか惜しい。
羊宮さん自身の誠実さと面白さと可愛さがうまい事かみ合った、なんか絶妙なバランスで成立してるだけの楽しさと感じてます。
まあ、初期のどう考えても羊宮さんのキャラに合ってない舵取りしてたクソバカ期に比べればだいぶマシですけどね。

冒頭では出演についての話がありました。
小市民シリーズの主人公に決定したことに「えへへ」って言いながら嬉しそうな顔してて可愛かったですね。私も嬉しい。
これから放送に向けてだったりアニメ放送中にも色んなお話を聞ける機会があるはずなので、そこも楽しみです。

だるま落としチャレンジでは何度も崩れて落っこちるだるまさんが可哀そうだと発言する羊宮さん、やさしいね。
アフトでおしゃべりしながらだるま落としに再チャレンジしている姿は最高でした。
前にやった水平思考ゲームの話など色々おしゃべりしてて楽しそうで本当に良かった。
最後と言われたのにもう一回やったり、それでもうまくいかなくて嫌だー!と何度も続けたいそぶりを見せる羊宮さんが可愛すぎて可愛いです。
負けず嫌いというか、ちゃんとできるまでやろうとする羊宮さんらしくてほっこりしました。

あたらよさんが登場してからは羊宮さんが進行を担当。
本人はうまく進行できなかったと反省モードでしたが、見ていた感じでは普通にしっかりできていたと感じます。
3人にそれぞれ話題振れていましたし、話を膨らませて会話を展開しつつ突っ込んだ話も引き出せていましたし。
でも机に突っ伏した時すごい髪綺麗だなってなりました(関係ない話)。

音作りでの工夫やこだわり、歌詞をどう作ったかの話が聞けてすごくおもしろかったですね。
僕ヤバの好きなシーンでは3人とも名シーンを挙げていらしてめちゃくちゃ共感しました。
そこから好きな人から貰ったものを取っておくかの話題で盛り上がっていて、もっとたくさん色んな話を聞きたかったですね。
あとベースのたけおさんが可愛かった。

昔やっていた歌やお芝居の練習の音源がいつか公開したいくらい初々しかったそうで、公開してくれるのならぜひ聞かせていただきたいです。

③.僕ヤバOPダンス踊ってみた動画

えんぐい可愛い。え???可愛すぎん??????
皆(クソデカ主語)が待ち望んでいたキャストによる踊ってみた動画。
羊宮さんのダンス綺麗すぎてヤバイ。
軸がブレずに動作が滑らかで無駄のない上品な美しさがあって、撮られ方もめちゃ上手くて表情の作り方とか顔のちょっとした角度の付け方で魅力マシマシでまさに天衣無縫です(?)
普段チックタックロック(隠語)見てるらしいので、どう映れば映えるのか把握してて、そのうえで研究してたんだろうなってくらい綺麗。
ひとつひとつの振りが独立してなくて、水が流れるかの如く自然で、静と動が滑らかで柔らかに繋がっていく様がホントに美しい。
ダンスが上手い人はそれぞれの振りに必然性を感じるくらい、そう動くのが自然だと感じさせる説得力が出るんですよね。
しっかり指先まで意識して動かせているからこそ、見ていて心地よさを感じるんだろうなって思います。
ホント素晴らしすぎて感謝の極みですこれは。
最後の指合わせるポーズ忘れちゃってたっぽいの萌。
あと、お口きゅっとしてるとこめっちゃキュート。

④.僕ヤバ インタビュー(アニメイトタイムズ)

めっちゃくちゃ良いインタビューでした。

漫画を読んだときの感情と、アニメを見たときの感情が一致していないのがすごいっておっしゃっていますが、僕ヤバは特にそうだなって感じます。
劇伴や撮影が仕事しすぎてて盛り上げポイントの盛り上がり方が尋常じゃないんですよね。
どこかのインタビューで、僕ヤバはリアルな空気感を大事にしているって話がありましたが、それが本当に効いているんだろうなと。漫画の折り重なっていく日常と、アニメの時間と共に流れていく日常の違いというか。
どちらも2次元ですけど、音によって空間的な魅力が広がるアニメだからこその魅力が素晴らしいです。
堀江さんや羊宮さんのお芝居も絶妙に嚙み合って成り立っている魅力だと思います。

オーディションでもあったという、山田が自分の気持ちを打ち明けるシーンはすごく苦戦していたこともあって思い出に残っているそう。
先週のリアタイツイで言っていた「思い出のあるシーン」はこれだったんですね。
ここのシーンは本当に心を掴まれる繊細なお芝居で、演出もさることながら感情が決壊する瞬間が声に乗って脳に響いてくるようでした。
色々な調整を重ねつつ生み出されたシーンであるというのも納得の演技の厚みだったと思います。

そして羊宮さんが『声優の道を歩みたい』と思った出発点の話がありました。

羊宮:自分として生きるのではなく、その人として生きられることが、私の人生でいちばんの喜びだなって。死んでもいいからなってやる、って思ってきました。別の誰かとして日常を歩めるなら、私自身の特徴を失くしてでもその人になりたいですし、そこまで向き合える事に出会えた事もとても幸せだなって思っています。

冬アニメ『僕ヤバ』第2期:堀江 瞬×羊宮妃那インタビュー【連載第2回】

本当に、どこまでも「お芝居」に生きる人なのだなと。
普段の羊宮さんは強めな言葉を使わないように気を付けていますが、お芝居をするという事の話になると途端に強い言葉が出てきます。
それ程までに心の底の底から溢れ出る、揺らぐことなどない覚悟なのでしょう。
その羊宮さんのどこまでもアツく美しき在り方にどうしようもなく惹かれてしまいます。

ただ、どうしてそこまで「自分じゃないものになれる」お芝居に惹かれたのかについて考えているのですが、自分の中でストンと来ないんですよね。
羊宮さんがお芝居を好きになっていった話は他でも少し聞いたことがありますが、うまく解釈を作ることが出来ないのです。
解釈といっても合っている合ってないとかではなく、私が「わからない」と自覚してしまったからこそ、現時点で納得できる答えを出したいんです。
違ったら違ったでまた考えればいいし、とにかくずっと考え続けて汲み取っていくためにも解釈を探しています。
またどっかで与太話すると思う。

羊宮さんだからこそできる表現を出せるようになりたいと日々模索し続けてもいるそうで、どこまでも探求し続けるこの姿勢があるからこその羊宮妃那なんだろうなと、改めて感じることの出来たインタビューでした。

⑤.ギャル恋☆ASMR ヒナと一緒にボイトレしよ!

3.8時間もの大ボリュームのASMR、しっかり視聴したのでそのレビューみたいなのと羊宮さんのお芝居について書いていこうと思います。
先に断っておきますが、内容が内容なのもあってキモイこと書いてしまうと思います。
他意があるわけではないのでそこだけは勘違いしないで欲しいけど、しっかり書けば書くほどキモさが出てしまうシーンがあるのでそこは本当に勘弁していただきたいというか。
こちらも羊宮さんのお芝居に向き合ったからの話だという事を理解してもらえると嬉しいです。
でもまあ先に謝っておきます、ごめんなさい。

まずは作品全体の感想から。
羊宮さんのお芝居大好き人間としてはすごく良かったです。
色んなことにチャレンジしたと語っていた通り羊宮さんの色んなお芝居を堪能出来て、改めて羊宮さんの表現力の高さを感じることが出来た作品でした。
満足度としては高いし、買ってよかったと思ってます。
ただ、物語としての完成度で言うとそこまで高くなかったです。完成度だけでいえば1作目の方が高いかなと思います。
別に悪いわけでは全然ないんですが、所々気になってしまう部分が多くて入り込めなかったかなーという感じ。
そのせいで物語自体の説得力もちょっとイマイチな印象が否めない。
羊宮さんのツイートに書いてある通り「ボイスドラマ」の側面が強いので、ヒナちゃんがシショーに惚れていく過程を描いているのは良かったです。
そんな質がいいもんでもないけど、過程が有るのと無いのとじゃ全然違うからね。
ただ、ASMRというジャンルの都合でどうしてもそういう距離感のシチュエーションになってしまうので、物深まる関係性をお芝居を通して読み取るみたいなのには向かないですね。
まとめると、物語としてはイマイチな面が目立ってしまっていたけれど、羊宮さんのお芝居の魅力は存分に発揮されている、というところでしょうか。

ここからは細かく書いてこうと思います。
先に褒めておきたいので羊宮さんのお芝居の話から。
かなり良いお芝居だったと感じていて、今まで言ってきた通り羊宮さんを想起させる要素があって気が散りそうだったものの、すぐにヒナちゃんの認識に塗り替えられて頭から羊宮さんが無くなっていました。
それくらい没入感のある演技だったのかなと感じています。
羊宮さんはキャラクターの感情やそのシーンの空気感の生の感触を上手い事表現できる声優さんで、お芝居で作品の世界に惹き込む力が強いと思っているのですが、それを感じさせてくれる演技でした。
息遣いにも魅力がある声優さんでもあるのでASMRという媒体との相性が良く、そこにヒナちゃんが生きていることを実感させてくれるような説得力がありました。
真剣に話している時の落ち着いたトーンも、デートしている時楽しそうな話し声も、日常感のある自然な雰囲気が出ていてヒナちゃんの魅力がめっちゃ伝わってきます。
からかっている時のニヤニヤが溢れんばかりの声とか、本当に楽しそうに笑ってる声は特に可愛くて好きです。
微妙なニュアンスが上手いんですよね、良い感じに距離感を詰めたお芝居をしてくるのでキュンときます。この距離感の掴み方が最近特に上手くなってると思う。

台詞に文字として現れないような部分の表現もホントいいお芝居してます。
喋っている言葉に対する情報量が格段に多くなっていて、ヒナちゃんがどんな表情をしていてどんな仕草をしているのかが目に浮かんでくるようでした。
作中で声にならない声も何回もありましたが、それぞれでのヒナちゃんの感情の違いがハッキリと表れているので、心情がスッと伝わってくるのです。
ヒナちゃんが想いを伝えるシーンでの声の震え加減や間の取り方、安定しない呼吸音と抑揚の付け方は本当に素晴らしかったと思います。
心を奪われてしまうくらい、リアルな空気感に圧倒されるお芝居でした。

ここからはキモさ全開話になるので注意。まじで。
あとネタバレ凄いするよ。

告白後になんやかんやでキスをするんですが……
えっちなやつじゃんこれ!!!!!
いや純愛なんですけど!!羊宮さんの息遣いとか表現力が高いが故になんかすごくムードが出まくってます。いきなり対象年齢あがった気がする。
いや本当キモイこと言ってる自覚あって申し訳ないんですけど、吐息の漏れ具合とか興奮と緊張から来る息のあがり方とか、微かに喉からこぼれる音だったりがあまりに雰囲気出過ぎてます。
キスして高ぶりが抑えられなくなり大胆にもっともっとと貪るように唇を求める積極さ、触れ合ってお互いを確かめ合いたいヒナちゃんの気持ち、幸せすぎてトロトロになった甘い声と吐息、休む間もなく何度も唇を重ね合わせる中で漏れ出る切ない声、かすかに聞こえる唾液による湿り気。
いやいやいやいやちょっと待ってくれと。
初めてでこれってどんだけよ。羊宮さんの持ち味である、キャラクターの感情がダイレクトに伝わってくる生の感触が光るお芝居が光りすぎてる。
リップ音に関してはこんなんだったかなぁと記憶を辿ってましたが、声と息が作り出す音の生々しさに緊張感すら漂ってました。
「もういっかい」の言い方のとろけ具合と惚け具合がとんでもなくて流石にびっくりしましたし、「まだ……っ、もっと、いいよね?」で途中で唾を飲み込んでるとことか、ヒナちゃんの興奮具合とその場の高まり切った緊張感に聴いてるこっちまで雰囲気に呑まれる程の生々しさでした。
息のきれ具合とかもなんかもうほんと色っぽさが漂いまくってました。
初めて手を使って音を出したって言ってましたけど、かなり研究して雰囲気作り頑張ったんだろうなぁと熱意を感じる素敵なお芝居だったと思います。

でも、1作目の宮ノ坂まりか先輩の例のセリフの方がいけません感は強かったと思ってる、異論は理解するけど認めない。

という事でここからは冷静に設定の話なんですが、「ギャル」を前面に押し出している割にはヒナちゃんがギャル感が薄い。
正確には記号としてのギャル感がなくて、陰寄りの陽キャってくらいですね。
ギャルとは何かみたいな話はあるというか、ギャルはコミュ力って誰かが言ってた気がするのでそういう意味ではギャルと言ってもいいんだけど、わざわざギャルって押し出す程の要素はなかったかな……みたいな。
とはいえ売り出すときの説明も困るんでギャルって言うのが早いんだろうなとも感じるし、ここは何とも言えないところかもしれない。

ヒナちゃんは本気で声優を目指している……らしいですが、ホントか????となる描写が所々に。
なんか詳しそうってだけで、"あなた"であるシショーにどうやったら声優になれるか聞くというよくわからん事をしてくる。
声優になりたいって思ったならそこは自分で調べるだろ……シマエナガをスマホですぐ調べられるんだから自主勉くらい出来るはずだし、それをシショーに聞いて何がしたいんだと。
シショーは学校でラノベとか読むオタクだけど声優のオタクとは限らんやろ。アニメ好きはみんな声優好きとでも思ってんのかなって。
最後の方でシショーがヒナのために声優について調べてくれてたってのがあったんで、脚本の意図的にはその演出をやりたかったんでしょうけど、おかげで中途半端な子みたくなっちゃってる。
典型的なやりたい事が先行するあまり、キャラ行動の心理とかめちゃくちゃになるやつですね。
そもそもシショーって呼んでるの自体がちょっと違和感ある。
夢を告白しても笑ったりしなかったってこともあるしオタクとして慕ってるって理解ならわかるけど、声優になりたいとは全く別の話なので。
客観的な意見が知りたくて第三者に聞いて欲しくて、シショーに演技してるところを見てもらうって流れは変じゃないけど、声優に関してのシショーじゃないので微妙にかみ合ってない感じがしてしまいます。

一番気になったのは、そういう設定まわりも話の展開も全部イチャイチャを描きたいが為の舞台装置感が出てしまっているところですね。
ホンモノの演技ができるようにとエチュードと称してラブラブカップルしようって流れのわざとらしさとか、真剣に声優目指してるってキャラ付けしてるわりに焦点ズレてるし、その設定だからこその魅力を出し切れていないんです。
その後の告白もイチャイチャも声優目指してるとかオタクとかの要素関係ないからね。
恋に関係ないのはそりゃそうですけど、結局話のダシにしか使われてないから声優目指してるのがお遊びっぽくなっちゃってる。
やりたいことは分かるけど、物語としてもASMRとしても中途半端になってしまっている感じです。

これは完全に個人の好みですけど、シショーの行動がそこでそんなムーブするの?みたいなとこがちょこちょこあって気が散っちゃいました。
そのせいでなんかダレちゃったし、マッサージはお前どんだけ背中長いねんとツッコみたくなる効果音で面白くなっちゃった。

とまあちょっとイマイチなとこはあれど、羊宮さんの今まで聞いたことなかったような方向の熱量高いお芝居も聴けますし、これが1,200円(割引込み)は安い。

2.今週のよみゃ(2024/1/22~2024/1/28)

初MyGO!!!!!のライブがありますね。(アコステはあったけど)
あとついに『紡ぐ~1%の初恋~』が今週で終わり。寂しい。
毎週「凛……?」って呟いてた気がする。

  • 羊宮妃那のHOOOOPE!(1月23日(火)20:00~)

  • 僕の心のヤバイやつ(1月27日(土)25:30~)

  • リスアニ!LIVE 2024(1月28日(日)15:00~)

  • レコメン!ラジオドラマ『紡ぐ~1%の初恋~』(毎週月〜木曜日22時30分~)

3.あとがき的な

マズいね。
何がマズいって時間が足りない。
意外といろいろ書き残しておきたい事がありまくってて想定の5倍くらいは書いてるし時間食ってる。
文章書くのヘタすぎるってことでもあるし、上手いこと表現できるように精進したいっすね。

でもまあほんと年明けてから毎週話題がいっぱいで嬉しいね。
羊宮さんも一生懸命宣伝するようにしてるっぽいし。

とりあえず書き直し中のnote仕上げないとな……。

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