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ミュージカル『ゴースト&レディ』

先日発表されました、
劇団四季にて『ゴースト&レディ』がミュージカル化されるとの事。
演出には2016年に『ノートルダムの鐘』の演出を手掛けた
スコット・シュワルツ氏が担当。
『ノートルダムの鐘』も劇場へ見に行って、
感動した記憶が強く残っているので、今回も楽しみです。
鐘の演出など、すごかったなぁ…

こちらの作品、普段漫画を読まない方からは
あまり馴染みがないかもしれませんが、
原作があり、藤田和日郎氏が手掛ける漫画が原作となっています。
代表作は『うしおととら』『からくりサーカス』『月光条例』などですね。
週刊少年サンデーで長年作品を掲載されているベテラン漫画家です。
本作品は中編漫画、『黒博物館』シリーズの2番目に連載されていた、
『黒博物館 ゴースト&レディ』が元になっています。

イギリス、ロンドンで最も歴史のある劇場のひとつ、
ドルーリー・レーン王立劇場に現れる<灰色の服の男>。
幽霊である彼が過去にあった出来事を「黒博物館」の学芸員に語る形で、
物語は進んでいきます。
劇場に現れて以来、何万回も劇を見て退屈していた所、
とある女性と出会います。
彼女は幽霊が見えており、自分を殺してほしいと願ってきます。
殺してくれと幽霊に懇願する女性を見て、
まるで芝居の一幕ではないかと気づく幽霊。
自身の大好きな劇を見るだけでなく、
まるで劇のような舞台に役者として演じられると気づき、
それが何よりの快感ではないかと考えます。
しかし彼女を殺すのは今ではない、
悲劇のヒロインとして、最高潮に盛り上がった時に殺してやると言い、
彼女に取り憑いてともに行動するようになります。

ーその女性の名はフロレンス・ナイチンゲール。
後に「クリミアの天使」と呼ばれ、
「近代看護教育の母」と呼ばれる女性だったのです。

まだ詳しい事は分かっていませんし、
原作どおり物語が進むのか、
それともオリジナルの結末になるのかわかりません。
2024年5月開幕という情報くらいです。
ですが、今から来年開幕の劇を楽しみに待っていようと思います!


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