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ブルネイ 2020.1.24-27 ~旅行編3~

ここまで好天に恵まれていた充実の2日間。意外と2日間で行こうと思っていたところは観光できてしまった...ということでこの日はもうひとつのモスクの内覧と博物館・霊廟に行くことに。
これだけ余裕があれば事前に準備して、7つ星のエンパイアホテルとか、ウル トゥンブロン国立公園あたりにも足を延ばしてみればよかったかな...と若干の後悔。行き当たりばったりに旅してるツケが回ってきてしまった。笑
ちなみにGoogleで「ブルネイ 観光」と入力するとサジェストの2番目に「つまらない」が....笑。(2020年4月時点)

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◇日曜市

そんなわけでホテルで朝食をとりチェックアウト。ホテルに荷物を預かっていただきました。
早速街に出ると、日曜日だからかホテル近くの大通りでは道路を歩行者専用にして日曜市のようなものをやっていました。
このあたり↓

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それなりに賑わっていました。多くの方が観光客ではなく地元の方という感じでした。(しかしほんまに観光客少なかった。笑)
これでもこのバンダルスリブガワンがブルネイの首都なのです。
首都の日曜朝の賑わい...のどかでいいですね!!

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色々なお店が出ていました。野菜を売る店。

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飲食店もあります。ナイトマーケットでも紹介した通り、焼き物が多いです!

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こんな民芸品を売っているお店もありました。

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他にも衣服や日用品を売るお店もありました。
DJのような方が盛り上げようとしていました!

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◇路線バスに乗車!

ニューモスクに向かうことにしました。1日目に夜景を撮影しに行きましたが、内観ができるのでこの日改めて向かうことにしました。
1日目の移動はDartを活用しましたが、せっかくなので路線バスに乗ることにしました!海外旅行に行ってバスに乗るのは初めて!!???と思ってうきうきしていました。
※帰国後に冷静に思い返すと2015年の韓国・水原で水原駅からスタジアムの往復は路線バスでした(笑)
そんなわけでバスターミナル。鉄道インフラがないのでバスが市民の足になっています。かなり頻繁に運行されています。

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路線が表示されていました。系統も多く主要路線はかなり本数がありました。路線図愛好家の皆さん!ブルネイの路線図は貴重ですか!!?

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そんなわけで20番系統のバスに乗車。バスに番号が書いてあるので絶対に載るバスを間違わないですね。(これ使用するバスを変えるたびにペイントしなおしているのかしら!?)

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割と満席で後方に座りました。

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バスの車内で乗車賃を払いますが、一応乗る際にドライバーと車掌みたいな人に「I want to go to New mosque」と告げました。でしたが...。
バスが発車するときに車掌が来たので1BND(約80円)。むっちゃ安いですね!こんな感じの紙のチケットをもらいます。

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車窓からの看板。日系企業もありますね。

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このバスは日本の路線バスと同じで停留所があり、乗降場所が決まっています。
降りる場所を間違えないようにgoogle mapを見ていました。
が、あ?あれ??
だんだん離れていく目的地...そして止まらないバス...(;´・ω・) 知らない土地で不安になってきます。私はどこに行くの!?みなさんどこに行くの!?
そんなわけでなぜかバスは途中のモールによって、ガドンのマーケットの前に到着。仕方なく降りることにしました。
20番系統の路線図。ニューモスク行くはずなんだけどなぁ...。
と、これを見て思った。なんと!なんと!!なんと!!!ガドンのマーケットの後にニューモスクを行くはずだったみたい(笑)
それでも途中バスに抜かれなかったけどなぁ(;´・ω・)

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これまで2日間は晴れ渡っていましたが、この日は雨模様。日曜市の時は降っていませんでしたが、バスの移動中に雨が降ってきました。
雨。そして離れた場所。仕方なく歩くことに。
遠くにニューモスクが見えます。それにしてもでかい。

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しかし歩くんじゃなくて潔くDartでドライバーを呼べばよかった。車社会なのでびゅんびゅん車が通りすぎていきます(笑)
この交差点を渡るのに難儀しました。

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◇ニューモスク

やっと近くに来ました。せっかく歩いているので野生の鳥さんたちを。

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やっと近くまで歩いてきました。

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▶ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク
 Jame' Asr Hassanil Bolkiah Mosque
8年かけて建設されて1994年に完成した新しいモスク約5000人が収容できるブルネイ国内最大のモスクです。モスクには珍しい女性専用の礼拝室があります。

15分程歩いてようやく到着しました。雨もすっかり上がって晴れてきた。
むちゃくちゃ駐車場が広かったのですが、約5000人がお祈りに来ることを想定しているのですかね。

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モスクに入るのは無料ですが、時間が限定されています。

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エントランスも豪華です。この入り口からは上に上がれず回り込みます。

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靴は脱いで、女性は黒い上着を着ます。
女性専用の礼拝室の近くは立ち入り禁止、メインの礼拝室の中に入れますが写真撮影はできませんでした。入口がものすごく豪華です。

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中は絨毯が敷いてあり、ものすごい広さでした。観光客は入口のほんのわずかな制限エリアの立ち入りができます。写真撮影は不可。
外観もとても美しいです。

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◇キアンゲマーケット

▶Kianggeh Market
市内に戻ってきたのでマーケットに。ガドンのマーケットに比べると規模は小さいものの現地の方々で賑わっていました。

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魚も売って(?)いましたが、これ大丈夫なんですかね?
焼くからOK??

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ここで昼飯を買いました。ナシカト。ドリンクとあわせて2BND(約160円)。少々からかったけどおいしくいただきました!

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◇バスで移動(博物館に)

2度目のバスターミナル。
時間があったのでバスターミナルの上階に行ってみた。壊れているエスカレーターを徒歩であがる。閑散としている。ここは首都のバスターミナル。

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博物館方面に向かう。39番のバスに乗車。

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すっかり写真を撮り忘れたけど、このバスは乗降するところが決まっていないらしく、日本の路線バスみたいにボタンを押して知らせる感じだった。Google mapを見てたからか、外国人がこのバスに乗るのが珍しかったからか、隣の方も隣の隣の方も僕に注目している(笑)
「PUSH!!」と言われたので言われるがままにボタンを押す。止まるバス。
今度は正しい場所で降りれた!でも、なんで僕がここで降りると思ったのだろうか....。

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▶Kampong Pelambayan Mosque
 歩いているとモスクがあった。ちょうどお祈りの時間が近かったのか人がまばらに歩いてた。

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こんな道を歩いてゆく。

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◇マレー技術博物館

▶Malay Technology Museum
1988年に開館したらしい。wikiだと日曜閉館って書いてあるけど普通にやってた。

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wikiだと日曜閉館とか書いてあるけど普通にやってた。入場無料。入口で記帳してロッカーの鍵をもらう。中の写真はOK。荷物を預ける。
なんと日本の武道を展示中だった!!!

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展示も剣道・柔道・弓道・合気道・相撲・少林寺拳法などと多岐に渡っていました。しかしブルネイに来て日本の伝統文化に触れるとは。ブルネイで日本の武道を見た珍しい日本人かも(笑)
数少なかったですが、ブルネイの方々もなかなか興味深くご覧になっていました。3人くらいしか見学者はいなかったですが(笑)

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上階には伝統文化などの展示がありました。

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中は吹き抜けになっていました。

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◇海洋博物館

マレー技術博物館からほんのちょっと歩いて隣の海洋博物館に。
▶Brunei Darussalam Maritime Museum

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こちらも入場無料。受付をしてロッカーの鍵をもらい荷物を預けます。
一部は改装中?で展示スペースは限られていました。

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この海洋博物館のすぐ隣にブルネイ川が流れています。こちらは市内中心部に比べて船の行き来がほとんどなく数隻の船で釣りをしていました。

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◇スルタン・シャリフ・アリ廟

▶Mausoleum of Sultan Sharif Ali
ぐるっと回って廟に。地図を見ると海洋博物館から林を抜ければすぐたどり着きそうだったけど、とてもひとりで行くには勇気のいく感じだったので断念。歩いて回ることにしました。
さすがにここを通ってゆく勇気はなかった。。。

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距離的にはすぐみたいだけど。。。

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途中でブルネイ博物館。立派な建物だけど閉館中。

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歩いていたら地元の人に「乗ってくか?」と声をかけていただきました。風貌からしておそらく近くのモスクでのお祈りを終えて帰る途中という感じでした。目的地はすぐそこということもあって丁重にお断りさせていただきましたが。
そんなわけで廟。第3代ブルネイ国王のシャリフ・アリの廟です。

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◇スルタン・ボルキア廟
▶Mausoleum of Sultan Bolkiah
こちらは第5代ブルネイ国王のスルタン・ボルキアの廟

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そんなわけでバス停で待機、市街地に戻ります。

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と待つこと数十分、全くバスが来ないので仕方なくDartでドライバーを呼ぼうとしたところ1台の車が目の前に止まりました。見ると親子。お子さんは中学生くらい??でした。
「こんなところでどうしたんだ?のせていこうか?」と声をかけていただきました。風貌見ても平気そうだし(多分こういう感覚が危ないんだと帰国してから思ったが....)、これまでもブルネイの方々は優しい方ばかりだったので平気かなと直感したので、ありがたく乗せていただくことにしました。
買い物帰りだったそうで、車中で「どうしてブルネイに?」とか「日本の車は最高だよ!!」とか話をしました。もっと英語ができればなぁ。。。

◇ブルネイの夕暮れ

ブルネイ川の夕暮れを数枚

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◇タマン・マコタ・ジュブリ・エマス
▶Taman Mahkota Jubli Emas
ボルキア国王の即位50周年を記念して2017年に開所しました。
夕暮れ時は美しくオールドモスクの姿を臨むことができます。
額縁があるのでフォトジェニックですね。

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2日目に寄ったすぐ近くのヤヤサンコンプレックスで食事。Jollibee。フィリピンのチェーン店らしいのですが気になっていたので。

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◇空港

ホテルで荷物をピックアップして空港に向かいます。バスの時間は終わっているのでDartでドライバーを呼ぶことに。10BNDくらいだったかな。行きはタクシーで25BNDだったことを考えると安い。半額以下じゃないか。
夜のモスクはライトアップされていて美しかった!

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時間も遅かったからか空港は閑散としていました。

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1階の到着ロビーには人がいませんでした。

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特にやることもないので出国!

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せっかくなのでカードラウンジで休憩することにしました。この階段を上ったところにあります。搭乗口も限られた数しかない空港なので迷うことはないと思います。

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お食事。海外でたまに見かけるこのコカ・コーラのバニラ味結構好きなのですが、日本では発売されないのですかねぇ!?
コカ・コーラさんご検討をお願いします!!!!!!!!!!!

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そんなわけで搭乗

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機内食

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◇おわりに

そんなわけで充実のブルネイ旅行は終わり。
ご覧いただきありがとうございました。
きっかけはほんっとskyscannerで検索して新年のセール価格を見つけたことだけど、こうして観光客が決して多いとは言えない、しかも日本ではなじみの少ないと思われる国でも海外旅行は楽しい!!
文化が違う世界に行ってみるのは面白い。海外旅行がやめられなくなってしまう!
いま('20/4月)になって思い返してみると、この直後から新型コロナウイルスの影響で急速に人の移動が制限されてしまったので、タイミングとしては絶妙だったかなと。
<雑多な感想>
▶とにかく暑かった。むっちゃ日焼けした。
▶ブルネイの方々はとても優しかった!
▶英語がもっと聞けて話せるようになりたい!!
 ☞ずっと同じことを言ってるけどやっぱ英語って大切だなぁ。。。
▶サウジと異なり「石油後の未来」がなかなか見えてこなかった。これからなのかなぁ。

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ブルネイの方々に感謝です。楽しかった~!!

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