txt版Report of RedsElrla #1(あなたへの手紙)

 こんにちわ。これはあなたへの手紙です。
 ーーあまり「小説」と身構えて読書して頂かなくても大丈夫ですよ。わたし自身が、小説が苦手なものでして(苦笑)。あなた。そう、そこな貴方。レッズ・エララ神話体系に興味を示してくださったあなた。
 あなた独りに読んでいただければ、それでよいのです。
 
 正直、まさかこの神話群に興味を示して頂けるとは思っていませんでした。わたしの脳内に巣くう物語と神々が、万人に価値をもたらすとは考えていませんでしたから。何せ、わたしだけが知っていて、あなたは知らない。この非対称性はいかんともしがたく。
 けれど、あなたはこうしてわたしの物語に興味を示していただいた。それは、とても嬉しく、狂うほどに歓喜であります。わたしは知っていて、あなたは知らない。この断絶があるものの。しかしわたしは伝えたく、あなたには「知りたい」があります。この喜ばしい非対称性にして究極の対称性は、おそらく全ての障壁を乗り越えるのでしょう。わたしはそこに希望を見ます。
 
 ですが、そのためには、なるべくわかりやすくtxt.を紡がねばなりません。わからないものを紹介するという営為。ですから、わたしはわたしが1番わかりやすく説明出来るようなフォーマットで説明します。それが物語として、小説として逸脱しているかどうかは、今は問題としません。というか問題とも思っていません。それは、自分の文章が文学的に実験をしようだとか、既存の小説体型を打破しようとかっていうふーには考えていないのです。
 
 わたしは、あなたに伝えたい。それだけを考えています。「あなた」の範囲ですが、先ほど独り、とは申しましたが、もうちょっと…3人くらいは居るのではないのか、と思います。でも、関係性としては一対一です。それは確かです。あまり八方美人はしたくありません。既存のコミュではわたしは八方美人をしてしまいがちな人間ではありますが、ことこの神話においては、八方美人はやめることにしているのです。
 信頼を得ようとも思っていません。わたしの自然なる語りのtxtでもって、着いて下さるかたはいらっしゃるでしょうし、離れる方々は離れるでしょう。それは致し方ないことで、わたしは始めにも申しているとおり、あなたがたまたまわたしのtxtに興味を抱いてくださったという幸運によってのみ、あなたとの関係性を確保出来ているわけですから。

 このtxtはいちおうこのnoteにアップしてますし、もしかしたら小説投稿サイト「カクヨム」に投下することもありますかもですが、それはこういう物語性を持ったtxt群がリーチしうるには、物語(小説)をメインとして読みに来るサイトに置いた方がよかろう、と認識したからです。このtxtは二次創作ではありません。あくまでわたしの妄想です。直近の時代のネタも使っていません。というかルール上、直近の時代の人たちは出てこれないのです、RE神話には。いわゆるパブリック・ドメインとなった芸術存在となって、はじめて出てこれるフィルターがあって……
 おっと、かなり話が先に進んでしまいました。桃太郎でいえば、語りの最初から、鬼ヶ島に行くための舟の話をしてるようなものです。
 
 もし、わたしがあなたにお願いをするとしたら。
「わからないことがあったら、いつでも質問をしてくださいね」
ということです。この神話の投下ページのコメント欄でも、近況報告欄でも結構です。うちのHPでも大丈夫ですよ。
 その場で答えることもありますが、なるべくこのRE神話テキストのなかでも語っていきたいと、説明していきたいと思っています。
 なにしろ、わたしはあなたに伝えられることが、嬉しくてしょうがないのです。わたしの中でしか価値がないと思っていたことですからね。ですから、他でもないあなたの望みです。「知りたい」を示してくださったあなたのことです。その質問に答えることは、わたしの望みです。

 プラトンの昔から、哲学は対話によって発展を遂げてきました。それだけこの対話篇という形式はパワフルです。また、わたしがこうしてあなたと手紙めいたこのtxtを紡いでいるのは……そう、手紙(LETTER)というのが、1番自分にとっては心地よい響きです。わたしはこの形式を好みます。
 論文でも、ブログでもどっちでもよいのですが、より親密な意識を抱けるのは、手紙です。わたしからあなたへ、RE神話体系というこの一連の物語神話群をお伝えするtxt。わたしはあなたのポストにこのtxt/手紙を入れます。しばらくして、あなたの手元に届きます。あなたは手紙を読んで、何かしらを考えてくださるでしょうか。わたしとあなたの仲ですから、ちょっとは期待してもよろしいかとも思うのですがw 

 そしてあなたは手紙を書きます。何かしらの手紙を書きます。レッズ・エララ神話体系のこと、あるいはご自身のちょっとした近況報告である、とか。悩みを打ち明けられるほど、わたしに度量があるかはわかりません。ただ、この神話は、あなたの悩みを、幻想の彼方へと連れて行ってくれるもの、と信じて……いや、
わたし自身が信仰しています。

 はじめの問いに戻ります。
 Q、レッズ・エララ神話体系とは、なんでありますか?
 A、それは、わたしのオリジナルの神話体系でありまして、ある複数の世界に生きるひとたちの群像劇……そんな世界のはじまりから、終わりまでを描写したものです。

 ずいぶん長い間、あなたにはお世話になりました。あるときは、期待を裏切ってしまったかもしれません。それでもわたしは、REを諦めきれないのです。
 それでは、レッズエララのお手紙を始めましょう。あなたの知っている通り、わたしの手紙は長いですよw

8TR戦線行進曲 残田響一 @modernclothes24

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