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仕事しながら、歌を作って歌うこと、絵を描くこと、本を読むこと…などなど、好きなことして…

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仕事しながら、歌を作って歌うこと、絵を描くこと、本を読むこと…などなど、好きなことして生きていきたい。脱サラ就農した農家の長男坊。現在、鋭意修行中。梨・米・野菜と格闘する日々。HP:akamataiki.red

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  • 徒然綴

    日々を徒然に綴っています。

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    WEB動画公開企画「連載小節」3 「猫背」毎日更新

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    WEB音源公開企画「連載小節 増刊号」 「てのひら」毎日更新

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本とTシャツと私。

今回は「増えて困っているもの」について。 まず何より「本」。読書が趣味の一つになってからだいぶ経つこともあって、手に入れた本が気付けばかなり増えていた。図書館も好きだけど、期限が決まっているのと結局返さなきゃいけないことが寂しくて、どうしても「買う」という選択肢が勝つ。とはいえ新刊ばかりではお財布が厳しいので、古本屋さんも大いに使わせてもらっているのだけど、好きな作家さんや好きな作品が増えてくると、安価な古本の手軽さが返ってアダになり、収拾がつかなくなってくる。本棚を増やし

    • 僕のマイグラディエーション。

      今回は「卒業」について。 3月ということで、あちこちから卒業式の話を耳にする機会が増えた。小学校の卒業式でも大学生のような袴を着るだとか、知らない歌が定番になっているとか、自分たちの頃と比べてだいぶ変わっているということは、すでによく聞く話ではあったけど、コロナ禍ではディスタンスだのリモートだの、親は一人までとか、在校生は参加しないとか、状況に合わせていろいろ変わっていってるようだ。当事者からしたら、卒業式どころではなく、学生生活自体が大きな変化を強いられ、今さら動じ

      • 繁栄みたいな現状維持をしたい。

        今回は「現状維持」。 最近、Eテレで放送している朝の短い番組「0655」を、ほぼ毎日見ている。前は、めざましテレビの「紙兎ロペ」とめざまし占いが日課だったのだけど、いつの頃からか、「0655-!」が体に馴染んだ。その番組では、毎週月曜日に「たなくじ」というコーナーがある。爆笑問題の田中さんが巨大な「くじ」を持った画像がコマ送りで切り替わるのを、スマホのカメラで撮影して、撮れた画像に書いてるのがあなたの運勢です、という「テレビ版くじびき」。これを毎週やるのが最近のルーティーン

        • そこのかどでちょっと待ってて。

          今回は「春の訪れ」。 早いものでもう3月。季節の変わり始めをあらゆることで感じる今日この頃だけど、こういう時期に毎回思い出して読み返したくなる物語がある。 それは「そこの かどまで」という僕の好きな絵本の一遍で「アーノルド・ローベル」さんという方の作品。たぶん見たらすぐわかる人が多いとは思うけど、いわゆる「がまくんとかえるくん」シリーズの絵本で、小学校の国語の教科書に載っていた「おちば」という物語で初めてこの「がまくんとかえるくん」に出会った。これは僕らの世代ならみんな覚

        本とTシャツと私。

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        記事

          またグリドる日まで。

          今回は「再会」について。 先日、家族で「朝マック」の話になった。奥さんと子供がポテトフライを買いに、マクドナルドに行ったところ、まだ朝早い時間帯だったので、朝マックしか販売していなくて買えなかったらしい。そう言えば、確かに朝の時間帯は、昼夜とメニューが違うようだ。一般的なポテトフライと言えば、細切りタイプだけど、「朝マック」では「ハッシュポテト」という丸長い形に揚げられたやつになる。別物であると言われたら確かにそうだと思うが、あれはあれで美味いとは思う僕は、どちらかと言えば

          またグリドる日まで。

          雨、時々チャーシュー。

          今回は「晴耕雨読」。 「晴耕雨読」という言葉の意味である「世間のわずらわしさから離れて悠々自適に暮らす」という境地には、いまだ到達できていないけども、就農してからの生活は、字面だけなら近いものがある。 基本的には、晴れた日には働き、雨の日は休むような感じ。厳密にいうと、晴れたからと言って耕していることは少なく(果樹農家なもんで)、雨の日に本も読むけど、年末に買ったミニギターを爪弾いたり、ゲームしたり、ただゴロゴロ寝ているだけのことも多いのだけど。 そんな中、先日も雨が降

          雨、時々チャーシュー。

          ニャーっと生きてきちゃったのよ。

          今回は「猫背」。 僕は「猫背」とよく言われるが、自分でも写真や鏡を見て「猫背だなー」と思う。いつからか正確には把握していないけど、小学生の時に絵や漫画を描くのが好きで、背をまん丸くして机に突っ伏すようにして描いていた気がするから、多分その頃からかもしれない。 そうなるともうだいぶ長いこと「猫背生活」を送っているわけで、そのうちに「猫背だね」と言われるのにもすっかり慣れて「そうなんですよねーえへへ」くらいの感じになっていて、猫を飼ったことはないんだけど犬か猫だったらどちらか

          ニャーっと生きてきちゃったのよ。

          アップデートは突然に。

          今回は「アップデート」。 「更新」「最新のものにする」という意味で、最近パソコンやスマホを使っているとよく出くわすし、それ以外の場面でもよく使われているように思う。 当方、どちらかと言えば面倒くさがりなもので、何もかもその都度新しくすることもないだろうとも思っている。少し前にそれこそスマホのアップデートを、画面に言われるがままに実行したら、LINEが使えなくなって、復旧に苦戦を強いられた経験があり、「アップデート」にはあまりいい印象を抱いていないし、毎回通知が表示されるた

          アップデートは突然に。

          エブリタイム、イッツミースチールデイズ。

          今回は「思い出の曲」。 かねてからの腱鞘炎がだいぶ回復してきたので、最近またよくギターを弾いているのだけど、曲作りもそこそこに、好きな曲を弾きながら歌うのがやっぱりシンプルに楽しい。学生時代に使っていた古いコード譜を引っ張り出してあれこれ遊んでいたら、気が付いたことがあった。それは、「Mr.Children」がずっとそばにあったということ。 言わずと知れた「Mr.Children」について今さら、しかも僕ごときが語れることなんてないのだけど、改めて曲を聞き返していたら、こ

          エブリタイム、イッツミースチールデイズ。

          さすらいもしないで。

          今回は「旅行」。 先日壊れてしまった我が家の給湯器は無事復活したけれど、コロナ絡みで変わってしまった日常の復活は、まだまだ先なんだろうなと感じている今日この頃。発生が確認されてから一年というニュースを見て思ったのは、「旅行に行かなくなって一年かー」だった。昨年の2月にあった遠出の予定を、大事を取ってキャンセルした。今思えばあの時行っておけばよかったとも思うけど、もはや何の意味もない仮定の話はやめておいて、2019年末に行ったのが最後だったから、丸一年以上、どこにも旅行に行け

          さすらいもしないで。

          お手頃なメタル装備で立ち向かえ。

          今年の冬は寒い。とはまだ言い切れないかもしれないけど、ここ最近は特に寒かった。思い起こせば11月なんかは驚異的に気温が高く、そうかと思えば12月からガンガン雪が降り、年が明けても雪は降るし気温は下がるし。例年前もって出される長期の予報では、「今年は暖冬傾向で…」みたいなことを言っていたような気がするけども(毎年暖冬だと言われてる気もする)、暖かかったり寒かったりで、最早ひとくくりには出来ない最近の天候に、振り回されるくらいならまだしも、実害が出たりするとこれはこれで辛いものが

          お手頃なメタル装備で立ち向かえ。

          新春早々年忘れ願望。

          あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年もできるかぎり書いていってみようと思います。 今回は「運勢」ついて。 世間がこんな感じだし、しょうがなくゴロゴロテレビを見ていたお正月。この時期よくある「今年の運勢ランキング」みたいな番組を放送していて、それはよく当たると有名で人気のある占い師(?)の方のもので、ついつい見てしまった。そしたらなんと!僕、最下位! その占いは、生年月日で12種類に分類し、それぞれの運勢の内容をランク付けしたものだったのだけど

          新春早々年忘れ願望。

          憂鬱を超えていけ。

          今回は「検診」について。 今週「胃がん検診」を受けた。というか、先週の「腱鞘炎」に続き、今週は「胃がん検診」って、テーマが完全に“おじさん”なのだけど、もはやそういう年代であるという自覚もあるので、今日がクリスマスイブだろうがなんだろうが気にせず書いてみることに。 とにかく今年の「胃がん検診」は憂鬱で仕方なかった。自分の住む町では30代半ばを過ぎると「胃がん検診」の案内が来るようになる。思うところあって毎年きちんと受けているのだけど、例年は春先に実施されているこの「胃がん

          憂鬱を超えていけ。

          腱鞘炎元年。

          久々のブログ更新です。 前回更新の6月以降、なぜ書かなかったのか。そして、なぜ今また書いたのか。答えはすでにタイトルにあります。「腱鞘炎」なってしまい、そしてそれが約半年かけてようやく良くなってきたからにほかなりません(いや雪が降って仕事に出れないとから暇だったというのもなきにしもあらずか…)。 あれは6月上旬。ふと気づいた右手首の違和感が、徐々に痛みに変わっていきました。2020年の上半期はすでにコロナ禍とはいえ、何とかかんとかやり過しごていたにもかかわらず、それ以降の

          腱鞘炎元年。

          一冊一会。

          今回は「本」。 「本は欲しいと思ったときに手に入れた方が良い」という名言がある。いや、ないか。誰かが言っていたような気もするけど覚えていないし、誰もこんなこと言っていないかもしれない。もっと言えば、本に限らず何だってそうかもしれないし、本だって後からいくらでも手に入れられる時代なのかもしれない。ただ、ここ最近の自分のポリシーのようでもあり、脅迫観念のようでもあるこの言葉が、ことあるごとにリフレインする。 実体験として、これまで何度もあった。テレビやネットなどで紹介されてい

          一冊一会。

          薄皮ってやつを剥くのが面倒なだけなんだ。

          今回は「宿命」について。 農産物を生産して出荷していると、すべてが手塩に掛けたものではあるのだけど、悲しいことに「出荷されるもの」と「されないもの」に分けざるを得ない。その「されないもの」、いわゆる「ハネもの」とか「ハネ」と呼ばれるそれは、もったいないから捨てるわけもなく、やはり「自家消費」が基本。親類や知り合いに配ることもあるが、まずは率先して自らで食べる! 我が家ではその作物の収獲時期になるのと同時に、「ハネもの」たちが朝昼晩の食卓のレギュラーにもなる。それはトマトだ

          薄皮ってやつを剥くのが面倒なだけなんだ。