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アルゼンチン共和国杯穴馬情報

【サンレイポケット】
父ジャングルポケット。母アドマイヤパンチ。母の父ワイルドラッシュ。
3走前のジューンS(3勝クラス・東京芝2400m)を13番手追走から差し切って勝利、オープン入りしました。続く新潟記念(G3・新潟芝2000m)は、32秒4の末脚で追い込み3着、前走の毎日王冠(G2・東京芝1800m)は優勝馬サリオスとは差がありましたが、2着馬ダイワキャグニーとはハナ差の3着に好走して実力を示しました。母の父ワイルドラッシュの父WildAgainは、ジャスタウェイの母の父と同じです。父ジャングルポケットで断然東京コース向きの血統です。サンレイポケットの東京コース実績は2戦1勝・3着1回で複勝率は100%です。ジューンS(東京芝2400m)を勝利した実績から2500mの距離に懸念はありません。むしろアルゼンチン共和国杯の距離延長でパフォーマンスを上げてくることが推測されます。
【トーセンカンビーナ】
父ディープインパクト。母カンビーナ。母の父HawkWing。
2019年の3歳以上1勝クラス(阪神芝1800m)から阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)まで5戦連続でメンバー中最速上がりの末脚を使っています。これは騎手の指示通りゴールまで全力で走る精神力の強さと、操縦性が高いことを示しています。阪神大賞典(G2・阪神芝3000m)はスタートで遅れ後方を落ち着いて追走。脚をためて、直線は外を回って内の馬を交わして2着に好走しました。3走前の天皇賞(春)(G1・京都芝3200m)もスタートで遅れ、後方14番手を追走から、勝負所で外から上がっていき5着に入線して実力を示しました。前走休み明けのオクトーバーS(L・東京芝2000m)12着を使われての上積みが見込めます。今回アルゼンチン共和国杯は、M.デムーロ騎手へ乗り替わり、新たな潜在能力を引き出してくれることに期待できそうです。
【サンアップルトン】
父ゼンノロブロイ。母シナル。母の父キングカメハメハ。
3走前のサンシャインS(3勝クラス・中山芝2500m)を4コーナー7番手からメンバー中最速上がり35秒3のしぶとい末脚で差し切って勝利して、オープン入りしました。6走前の岩船特別(1勝クラス・新潟芝2200m)から、2走前の日経賞(G2・中山芝2500m)まで5選連続メンバー中最速上がりの末脚を使っている強靭な精神力の持ち主です。通算成績12戦4勝、内訳は芝2200mで2勝、芝2500m1勝、芝2600m1勝していることは、長距離レースへの適性が高くアルゼンチン共和国杯芝2500mへの距離適性の高さはメンバー中トップクラスであることが推測されます。
【ラストドラフト】
父ノヴェリスト。母マルセリーナ。母の父ディープインパクト。
デビュー2連勝で京成杯(G3・中山芝2000m)を優勝した資質馬です。その後は中日新聞杯(G3・中京芝2000m)2着、アメリカジョッキーC C(G2・中山芝2200m)3着して、重賞で勝ち負けできる実力がついてきたことを示しました。父ノヴェリストは芝2400mのG1を4勝しているスタミナ馬です。母マルセリーナは桜花賞馬です。父ノヴェリストからスタミナ、母マルセリーナから瞬発力を受け継ぎ、アルゼンチン共和国杯東京芝2500mに適性が高い血統配合です。
【タイセイトレイル】
父ハーツクライ。母マザーウェル。母の父シンボリクリスエス。
芝2500mは、3戦2着1回、連対率66%。芝2400mは、7戦1勝・2着1回・3着3回、複勝率は57%。芝2600mは5選2勝・3着3回で複勝率は100%です。特に芝2500m、芝2600mでの好走率が高く、長距離レースのスタミナ勝負で高いポテンシャルを発揮してきます。直近18レースは一貫して芝2200m以上のレースを使われ、1戦ごとに心肺機能が強化されています。アルゼンチン共和国杯を勝ち負けするには若干実力が不足していますが、2着、3着で穴をあける可能性は十分にあると思われます。https://bit.ly/3kRLR6r

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