2019年5月26日日本ダービー199060円3連単馬券証明書

中京記念コース特性について(中京芝1600m)

中京記念コース特性について(中京芝1600m)

1~2コーナー間の引き込み線からのスタートで東京芝1800mのコース形態に似ている。ホームストレッチの長さは412.5m、直線に向いてすぐの地点に勾配2%の急坂がある。2コーナーまでの距離が短く、逃げ、先行馬が外枠に入ると馬群が密集した状態で激しい先行争いが展開される。向正面半ばから直線の入り口にかけて高低差約約3mの緩やかな下り坂。直線に向くとすぐに高低差約2mの急坂が待ち構えている。中京直線勾配2%の急坂は、中山の2.24%の勾配に次ぐ急坂でタフなコース形態になっている。この急坂を駆け上がってからゴールまで約200mある。3~4コーナーの下り勾配で加速して直線に向くが、馬の姿が隠れてしまうほどの急坂を駆け上がってなお、もうひと踏ん張りを要求され、中山、阪神コースとも異なる馬にとっては非常にタフな設定。スピードの持続力と馬力が求められる。鋭い切れ味よりも息の長い末脚を持つ馬が速い時計勝負に苦戦して勝ちきれなかった馬が、時計のかかるタフなコース設定の中京に変わり一変激走する場合があるのでコース適性の高い馬には注意しておきたい。

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