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訪問調査 志摩市民病院@三重[Day1]

5/22〜26の5日間、志摩市民病院で訪問調査を行なってきました。
去年の6月末にも1週間体験実習をして貴重な体験をさせていただいた病院だったので、再び行けることをとても楽しみにしていました✨

1日目のスケジュール

前回は、担当の方が5日間のスケジュールを組んでくださったのですが、今回は卒業研究ということもあって全日動きはフリー
自分が求めれば動けば色んな事ができるのが志摩市民病院の特徴🙌

1日中研修室で作業していることもしようと思えば可能だし、外来や救急の現場を見学したり、病院の外に出て訪問診療などについて行かせていただいたり。。
この5日間をどう使うか自分に委ねられていて、すごくワクワクしました!

というわけで、1日目のスケジュールはこんな感じ

1日目のハイライトは夜の院長先生とのサシ飲みかな(飲んでないけど笑)

病院へ

朝は、同じタイミングで実習に来ていた医学生の車に乗せてもらって病院へ。実は、この日車に乗せてくれた彼とは前にも一度会った事があって、かつ、私が1年前に担当していた患者さんを引き継ぐ形で担当していた、という不思議な巡り合わせ。。

今回、患者さんのご家族にお会いしに行くのも
大きな目的のひとつだったので
後日、一緒に行くことに🚗

病院に行く途中は海が見えたりして、ドライブ気分で行き来できるのでこの時間がすごくお気に入り。

病院に到着すると、研修担当をしてくださっているPTの方に説明を受けて研修室へ(前回も来ていたので、めちゃくちゃスムーズだった🤣)

今回の研修室のメンバーは医学生が6年生2人、5年生1人、NPの実習生が1人、医療ボランティア1人
それから、リハ学生が4人。研修室は同じではないけど、宿舎が一緒で、月曜日には一緒にカンファレンスをしたりします。

朝のカンファレンス

週の初めは病院の屋上で
ここから見える太平洋がなかなか良いんですよね…

さすがにこんなに近くはないけど。
写真は別の場所から撮られた志摩の海

研修担当の方が軽く紹介してくださって私も自己紹介
去年もお会いした皆さんに再びご挨拶できたことがすごく嬉しかったな〜…

院長先生もその場で今回の研究の簡単な経緯などを話してくださいました。

私がこの研究をしようと思った理由を辿ると、志摩市民病院に原点があるといえます。院長先生をはじめとした様々な方との出会いの中で、地域医療に興味を持つようになり、次第に自分もその魅力に惹かれ、そこで働く臨床検査技師になれたらいいな、、と思うようになったんですよね。


検査室の見学

回診が終わったあと、検査室へ。
前回体験学習で訪れたときは少しだけ滞在したのみだったので、実質初めて。その時は検体検査の部屋しか見ていなかったので、その隣に生理検査室があることを初めて知りました。

前回訪問した谷田病院の検査室の2倍くらいの広さで、人数は半分以下
ちょうど入院患者さんと外来の患月者さんの血液の検査を行っているところでした。


お昼ごはん

検査室の見学と、教授とのミーティングを終えるとお昼ごはんの時間に。
今回の訪問調査の中で楽しみにしていたものの1つがこのお昼ごはん。

患者さんも病院のスタッフも多くは給食室で作ってくださった給食を食べるのですが、量もしっかりお腹いっぱいになるくらいあって、何より美味しい。
栄養バランスも考えられているので、宿舎での生活で朝や夜は自分で食べることになるんですが(まあお昼ちゃんと食べるから大丈夫か。)と思えるくらい充実してるのです!


外来の見学

お昼ごはんの後、外来で予診をする医学生についていって見学。
外来で来られた患者さんの問診をします。
S(Subject)、O(Object)、A(Assessment)、P(Plan)という項目別にカルテを記入していきます。

この時の患者さんは怪我で痛みを訴えていたのですが、
いつどうやって怪我したのか、どんな痛みか患者さんの話を聞くだけではなくて、実際その部位に触れてどの辺りがどういう動きをした時に痛むのかなど、鑑別をあげるために必要な情報を手に入れていきます。

そして、その診断を確定させるためにどんな検査が必要か判断して、オーダーを入れます。(このオーダーを受け取って検査をするのが臨床検査技師ですね。)

今回見学させてくれた医学生が予診の後、「どう?この検査した方がいいと思う?」と聞いてくれて、知識が乏しいなりに「私が患者さんだったらして安心したいなって思うかもなぁ」とか色々話しながら、外来にこんな感じで技師が居るのもいいなあと。居るのもいいというか、居たいなぁ…笑

研修室で電子カルテを見ながら、1人の患者さんについて
職種の違う学生同士で色々話す機会が何度かあったのですが
そういう時間がすごく楽しかった…!

患者さんの実際の様子が見られるし、医師と相談しながらどんな検査が必要かお互いの視点を合わせることでより最適な検査を行って、適切な診断・治療ができたりするかもなあと感じました。

教授と、院長にご挨拶

外来の後、教授が病院にくる時間に
様々な調整に動いてくださったPTの方と共に、病院をぐるっと見学

院長先生が来られてから、応接室でご挨拶
前回同様、私は大人しく座って教授と院長先生がこれからの日本について話して盛り上がっているのを見て聞いていました😌
訪問させていただく4つの病院の中で、志摩市民病院の院長が一番教授と対角の位置にいるタイプだったので、意気投合していてなんだかホッとしました(いや誰目線なん笑)

帰宅

普段は17:15に研修室に集まって、カンファレンスを行い、その日の感想やできたことできなかったこと、次へのステップをみんなで共有する時間を持つのですが、今日は先生たちが会議があって、そのまま帰ることに。

この日、先生とご飯を食べる予定があったんですが、(何も言われなかったしなあ。残った方がいいんかな。)と思いながら、とりあえず5年生の子の車に乗せてもらって病院を後にしました。

帰ってから、さすがに何も食料がないのはまずいかなあと思ったので近くのスーパーまで歩いてお買い物へ。
プロテインのための牛乳とおやつになりそうなトマトとチーズを買って帰宅すると、院長先生から電話がきて

「有希ちゃん、今どこ?」
「あ。。帰ってきちゃいました。」
「バス乗ってこれる?(バスが出るまで)あと3分後だけど。」
「…3分…😅」
「迎えに行くわ」

ということで、わざわざ先生が迎えにきてくださることに
本当にすいませんでした…🙇‍♂️

院長先生と

迎えにきてくださった先生の車に乗って、お家へ
着くと奥さんがめちゃくちゃ美味しそうなご飯を作ってくださっていて✨
食べようとしていた即席カプレーゼとは比べ物にならないくらいの豪華な夜ご飯をいただきました。

あまりに美味しそうすぎて写真撮るの忘れて食べるのに夢中でした
これはただ引っ張ってきた画像。

先生とこんな感じで1対1で話すのは1年ぶり
1年前も、実習が始まる前日に同じ場所で初めてお会いして、志摩の海を眺めながら自分の夢や葛藤を話したのでした。なんだか感慨深い…

今回は、卒業研究の話や私の進路についてなど
美味しいご飯を食べながらいろんな話をしました。
これ、毎度なんですが、インタビューをしてるとだんだん私の進路相談になっていくんですよね…笑


充実しすぎた1日目

なんて満足感の高い1日。。
また行きたいと思っていた病院に戻って来れて、あの時の感覚を思い出しながら、新しいメンバーと話したり、前回のことを覚えてくださっていた病院の皆さんが声をかけてくれたり
身も心もお腹いっぱいで、この日はぐっすり眠ることができました😴

今回は5日間あるので、どんなに長くなっても1日分を1投稿にまとめようと思います!
ちなみに今は3箇所目の病院に来ていて、なんと、東北にいます!!!👹

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