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そうは言っても思いは簡単に伝わらないのですよ

ここ最近ベテランの外注さん(アラ還)と一緒に仕事をすることが多い。

一緒に仕事をしていく過程で相手の性格みたいのがお互いに判って来て、相性が良い(とこちらは勝手に思っている)のもあるせいか仕事も少しずつスムーズに、効率良く進むようになってきているんじゃなかろうか、なんて思っている。
これ、あれ、それ、みたいな言葉で会話が成り立つことが増えている。

他のチームよりも明らかに雰囲気が良いなぁなんて思える。実際表情も明るいし。
もちろんそれはベテランの方の経験を元にした配慮、心配りが大きなウエイトを占めており、やり取りの中で彼から発せられる言葉は核心を突くものが多いが誰かの心を意図的に傷付けるような棘のある言葉は無くて。

物事を客観的に見たことによる指摘として「強い言葉」が遣われることはあまり無い。
強い言葉が全く遣われないかとそういうワケではなくガッツリと強い言葉が遣われることはある。

ただ、そうした言葉があったとしてもそれは話のネタ(たまにボケ)として相手のツボを突く為の狙いがある言葉なのでそれを言われた相手や聞いている第三者も笑ってしまう。
ケラケラと。


本当に必要な時、例えばここは重要なところだからしっかりやらないといけない、というような時は声のトーンも変わり緊張感が増す。


ちゃんと仕事をする為のメリハリがある。


だから仕事中の会話や声掛けも良い意味で遠慮や無理がなく、それによって生産性も上がり、ミスを事前に防止する要因にもなっている。


仕事をしていて感じるのは「やりやすさ」。


ほんの少しの声掛け、言葉選びが大きな差を産む。



それと声を掛けるタイミングも。
これも重要で集中しているタイミングで声を掛けられると調子が狂う。
ほんの少し待つことが出来るだけで良いリズムが保たれる。


気遣い、心配り、配慮とか言われるもの。


これが積み重なっていくと心地よい関係性が育まれて意思疎通がし易くなると思う。


ただ周りを見ていると(自分の周りだけかも知れないけど)意外に出来ている人は少ないように感じる。
と言うか、出来ない人は全然出来ない。
周りが驚く、引く程に。

勿論、当たり前のように丁寧な、相手を尊重した上での声掛けや立ち居振る舞いをされている方もいるのだけれど。


なんかね、自分のしたいこと、言いたいことは相手が判っているって思い込んでいるっていうのかな、自分が出来ること、知っていることは相手も出来る、知っているって都合よく勘違いしている人が一定数いる。
もっと言うと「言えば何でもやってくれるよね」みたいな。
ある意味羨ましい、自由で。

だから、いきなりあーだこーだ言われてこちらが「???」ってなると一方的に機嫌が悪くなったり、口調が強く、キツくなったり。

いやいや、待て待て。

あなたの言葉足らず、説明不足、時には段取り不足を棚に上げておいて何を相手に文句を言う?
何故そんなに不機嫌になる?

ずーっとあなたの事を気にしているワケではありません。
こちらにも都合と言うものがあります。
感情と言うものもあるのですが…。


あなたの考えている事なんてこちらはぜーんぜん解りません、よっ。


本当は直接言ってやりたい。

でも言わない。
だって大人だから。
(オイオイそんなに人間出来てるか?笑)


でも言わないから変わらず繰り返されるのかも。

色々な人がいるよね。
お互い様の部分もあるのかもだけど。

言えばキリがないのでこの辺でおしまいにしようっと。


この人良いな、って感じる方の真似をしたり、その良い処を自分に取り入れて穏やかに過ごしたい。

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