昨日、新卒の新入社員と面談しました。私は、コーポレート部門を見ていて、新入社員は、他部署に配属された、唯一の新卒の新入社員です。

リモート化になり、特に、新入社員のことは、気になっていましたが、周りから「新入社員が困っている」との連絡があり、急遽、オンラインで面談をしました。

事前には、「上司が忙しくて、新入社員のフォローができていない」「相談している人がいなくて、困っているよう」「仕事がなく暇をしている」と聞いていました。

実際に、話をしてみると、聞いていたよりは深刻ではなく、色々と前向きな発言も聞けました。

ただ、注意しなければならないのは、他部署の上の人に、愚痴っぽいことは言いづらいという点はあるので、割り引いて聞いた方が良いなということです。「意外と前向きだし、このままで大丈夫でしょう！」っとなってしまうと危険だなと感じました。なので、引き続きフォローをしていきたいと思います。

反省も含めて、今後、どんなフォローが必要か整理をしてみました。

①定期的な1on1
　特に上司に当たる方は、週に15分でも、話を聞く機会が必要だと思います。曜日と時間を決めてミーティングをすることで、新入社員も「そこで相談しよう、報告しよう」となります。リモートワーク下においては、細かい相談なども新入社員は、気を使ってしまい気軽に聞けないので、定期的な場を作ることは、大切です。

②メンターのアサイン
　あまり上の人には、相談しずらいことも、ちょっと上の先輩には、聞きやすかったりします。会社として、チームは違っても良いので、何でも相談できるメンターをアサインするのは重要だと思います。

③横でコミュニケーションする仕組み
　以前は、同僚で飲みに行くということもありましたが、コロナ禍では、なかなか難しいですし、リモートワーク下では、組織外のコミュニケーションも取りづらいです。メンターのように、横で繋がれる仕組みもあると、新入社員の視野も広がり、悩みの相談の場にもなります。ランダムに、いろんな部署の人を選んでオンライン飲み会、ランチの場を設定する、支援するなど、サポートできると良いかと思います。

リモートワークでかつ、1人暮らしだったりすると「1日誰とも会話しなかった」ということも起こりがちです。新入社員は、会社では弱い立場なので、相手の気持ちになり、少しでもサポートできればと考えています。