本記事は、2024年2月26日に出題されたProject:;COLD 2.0 ALTÆR CARNIVAL内の謎解きについての解説です。

◆イオリ・ハートフィールドからの『依頼』
2月26日、みやまんチャンネルにて未来人探偵のイオリ・ハートフィールドが配信を行いました。
内容は、デスゲーム「アルター・カーニバル」の開催を抹消するため、視聴者（融解班）に力を貸してほしいというもの。

◆Youtubeでの捜索
そのために、まずはデスゲームの主催者を突き止める必要があり、アルター・カーニバルのYouTube周辺にいる怪しい人物を突き止める必要がありました。
融解班は、さっそく視聴者参加型デスゲーム「アルター・カーニバル」2nd GAMEの配信動画のコメント欄に、怪しい人物がいるのを発見。

当初は、リアタイ視聴を逃したユーザーと思われていたコメントに、デスゲームの関係者と思わしき返信が追加されていました。
【所要時間：１分未満】

◆怪しげなサイトを発見
怪しい人物たちの会話から「ハイ」「コン」「ラボ」「ＨＣＬ」「高い意識→HIGH conscious」などのキーワードをヒントに、あるホームページが発見されます。

そこは「一流の成功者」のみが悩みを持ち寄り、互いに高め合ういわゆる”意識高い系”のオンラインサロンでした。
【所要時間：３分】

◆LINEで出題される100問の謎
サロンには、入会資格の無い一般人でも一流の世界が覗けるよう『閲覧専用パス』の入力フォームが設けられていました。
パスを入手するためには、サロンの公式LINEを友だち登録する必要があるそうです。

ところが、パスの獲得には100問の謎を解く必要があり、しかも一人一回限りとあります。

融解班は互いに取得した謎を共有し、サロンに答えを入力していきます。
公式アカウントからの返信で得られる謎にはレアリティが設定されており、レア度の基準は『取得時刻の数字に含まれる◯の数』でした。（23:59ならレア度１、00:08ならレア度５）

そして、まもなく100問すべてが解かれました。
（本来、翌朝の8:08に最高レアリティ６の問題が取得できるはずが、解答欄に総当たり入力する力技で突破）
すべての問題と解答はこちらから閲覧できます。
【所要時間：３時間】

◆100文字の謎の文字列
謎の記されたカードには、それぞれ最下部に「解答の◯文字目」という記載があり、すべての謎の答えから指定された文字を抜き出すと、下記の文字列が出来上がります。

この文字列は『Base64』というエンコード方式で記述されており、ツールを使いデコードすることで、本来の文字列へと変換できます。

◆浮かび上がるドラゴン
漆黒の闇とは各カードの黒い背景を表しており、画像の明度等を調整することで隠された模様が浮かび上がるようになっていました。

加工した100枚のカードをパズルのように並べ替えると、2頭の大きな龍のシルエットが完成します。

Base64をデコードしたメッセージには「その瞳を見つめよ」とあるので、2頭の龍の瞳の部分に注目すると、「+９」と書かれています。

◆まさかのモールス信号
「＋９」の意味を考える前に、先ほどの完成した龍のイラストをよく見ると、ところどころパネルに網掛けがしてあることに気付きます。
この網掛け部分を１マスが「・」、２マスが「ー」と読み替え、上から抜き出すと、下記のようになります。

これはモールス信号を表しており、アルファベットへ変換すると下記のようになります。

ここで、先ほどの「＋９」を『文字をずらす（シーザー暗号）』と理解し、各文字を９個ずつずらしていきます。

こうして得られた『CREATIVITY（入力時は小文字）』という単語が、ハイコンシャスラボのオンラインサロンを閲覧するために必要なパスワードでした。
下記リンクが、閲覧専用パスワードを入力した先にあるページです。
【所要時間：３０分】

オンラインサロンには３０を超えるスレッドがあり、ハイコンシャスラボの会員が無数の書き込みを行っています。（書き込みはリアルタイムで追加されている）
その中には、デスゲームの主催者と思われる人物、ゲームへ投資した人物、参加者の少女との関係が疑われる人物など、数多くの手がかりが含まれていました。
今後、これらの情報が物語を進める上で謎を解くヒントになると予想されます。

イオリ・ハートフィールドの配信から、わずか３時間半で突破されてしまった今回の謎解き。
公式アカウントでは、その速さに思わず本音が。

融解班とProject:;COLD運営の戦いは、始まったばかりです。