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リフォレスターと七宝珠 その2

そこまでアクティブだとは思わなかった

毎年恒例になった多肉たちの夏枯れのショック。
多肉植物は水も肥料もほとんどいらないとわかっていても
それでも何とか多肉たちの生存率を上げたくて
ついに常識外れとは思いながら
ミニトマトの栽培で成功していたリフォレスターの方法と
その土を利用して多肉植物用の箱庭をこしらえました。

なんとなく階段型にしたくて
1/3は3cmほど高台にして
生き残った多肉たちを植え替えました。

多肉の箱庭

七宝珠の植え替え方法はわからなかったけれど、
他の多肉植物の植え替えの際に
根をつけたままで植え変えたものより
根を切り落としたものを土に挿したり、置いたりしたほうが
生育の状態が良かったことを考えると
七宝珠も同じかもしれないと考えて
根は切り落とし、一節だけ土に挿す方法で植え替えてみました。

3ヶ月後の箱庭

植え替えてしばらくして、
根がついたかどうか確かめたくて
先端をグイグイ押したときに
ポロリとひと節折ってしまい
だめかもなと思いつつ、一節だけのものは
半分ほど土に埋めた状態にしておいたのですが....。

3ヶ月後箱庭の様子は想像以上に見違えます。

植え替えた七宝珠は、折れたものまで1本残らず定着しましたが
これまでにないほどの成長と、
これまでに見たこともないほどたくさんの葉を茂らせました。
それだけではなく
恐ろしく可愛いフォルムの小さな子株まで生えてきています。

子株発生


ボディのフォルムと緑の筋が美しい
光が透ける葉もステキ!

2年間変化のなかった七宝珠が
枯れずにいてくれただけでも嬉しいけれど、
まさかここまで茂ってくれるなんて思ってもみない!

そうして、3度目の夏。
これまで経験したことがないほどの酷暑だった2023年。
箱庭の多肉は生き残りはしたものの大部分が葉を落とし、
無傷とは言えない状態の中
七宝珠だけは毎年恒例の葉を落としての休眠状態で
子株も含めてすべてが生き残るという奇跡を起こします。

株分けする

秋になり、すぐに半分を株分けしますが
七宝珠はよほどリフォレスターの土がお気に入りのようで
ふた月後には葉を茂らせて、新芽も子株までも生えてきました。

現在の箱庭

そして現在。
いくつかの多肉は入れ替えて
なるべく手を入れないようにしているので、雑然としてはいますが
七宝珠は更に勢力拡大中。

そればかりか購入時から植え替えなしで病気にかかってしまった
ルビーネックレスから大きめの葉だけを挿していたものも
葉の大きさも以前より一回り大きく、
花まで咲くという復活ぶり。

今年も順調に茂る
今年生まれは丸っこい

あれ?
ちび七宝珠の横に見慣れないものが生えている。
これは何の新芽だろう?

思ったんだけど、
多肉植物は肥料も水もほとんど必要ないと言われているけど
毎日適度な水も養分も必要なのかもしれない。
休眠期以外はね。

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