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夫のちんぽを100冊買った理由

突然ですが、私は「夫のちんぽが入らない」という本を100冊購入して売り歩くという渋谷のハロウィンで徘徊していた魑魅魍魎よりも奇怪な活動をしています。その理由をなるべくわかりやすくご説明したいのですが、私の人生観や仕事観が入り組んで爆発したものの説明は難しいのと、私自身の文章能力がGoogle翻訳レベルなので、なかなか理解しにくく長くなります。出来ればお時間のある時に、トイレのついでにお読み下さい。

私は、カウンセラーという職業をしています。
主に夫婦の関係をより良くするお仕事が中心です。
こんなやつ
ありがたいことに慎ましくではありますが、好きな仕事だけで食事が出来る状態です。楽しい仲間にも恵まれて、すてきな夫と夫婦になる事も出来ました。私の人生なかなかいいものだと自覚しています。
そんな私は現在31歳で夫は43歳子どもはいません。2人とも子どもが別に欲しくない訳ではありません。嫌いでもありません。というか好きです。
私は幼少期に家庭が崩壊した事もあり、家族に対しての異常な憧れがあるので子どもという存在は欲しくてたまりません。今でも出来たら欲しいです。
女性の機能としても、かなり不順ではありますが、最低限の機能はしています。夫も強い方ではありませんが、機能的に問題はありません。
18歳と30歳でお付き合いをしてから、正しい避妊をした事はありません。
出来てしまえばいいと思っていたからです。それでも無理でした。

「女として生まれたのに子どもを産まないなんてあり得ない」
「子どもを産んでいないと言葉に説得力がないのではないか」
「ひとりっこの夫の親に孫を見せないのはかわいそうだ」
「私のことが大好きな人達が私の子どもを見たがっているのに」
「愛する人のこども1人すら作れないと欠陥商品なのか」
そんな強迫観念や自問自答が定期的に押し寄せる割に不妊治療にそこまで力を入れてはいません。私の体が元から弱いので耐えきれないからです。そうです。言い訳です。どんな事をしても欲しいという程ではないと言われればそうでしょう。誰でも一瞬で解決出来る能力を授けてくれるカウンセリングの悪魔とだったら、どんな副作用があろうが契約するでしょう。優先度で言えば低いのだと思います。だれかが妊娠しても「ムキー!!」となる程ココロが乱された事もありませんから、きっとそうです。

そんな時に出会った本が【夫のちんぽが入らない】でした。
特に癒やしを求めるでもなく、答えを求めるでもなく「話題だから」という理由で購入しただけです。東野圭吾の新刊を買うか少し迷いつつ。
1回目に読み終わった時は「なんじゃこりゃ。モヤモヤする。」でした。共感ではなく同調し過ぎたのでしょう。1回では処理出来なかったのです。
それから、何度も読み返し自身のココロの動きを捉えて深掘りしてやっと「子どもを産み育てる」という概念が入ると途端に、私の中で「夫婦の在り方」が崩れるという法則を理解できたのでした。
「私たちは普通の夫婦ではない」という事は納得出来てたけれど、「普通の家族になれない」という事を納得できていなかった自分に気付けたのです。
「猫のようにひっそりと寄り添って生きる」そんな生き方してもいいよね!と思えたのです。本の中で自分の弱さに苦しみ、弱さに気付き認めて変化するこだまさんを介して暗礁に乗り上げていた私の問題点を見つめ直せて長年の積み重なったヘドロのような「正しさ」が溶け出したのを感じました。
前置きが長過ぎて、大変申し訳無いのですが・・・
この素晴らしい本は既にベストセラーです。マンガ化もされ、来年には実写化もされます。私のようなクソカウンセラーがいくら宣伝しようが、意味などないでしょう。100冊購入しようが何も変わらないでしょう。
「底辺カウンセラーが売名かよw」それでいいのです。罵って下さい。
私の願いは【こだまさんの幸せと延命】です。私のこの熱意で、明日も生きようと思ってくだされば、それだけで幸せなのです。
そして、出来れば「もう1冊書いてみようかな」なんて思ってくだされば、最高に幸せなのです。それだけの企画です。
長々と駄文を書き散らかしましたが、応援していただければ嬉しいです。
もし良ければ、こちらもご一読下さい。

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