時間の流れおよび家族というものについて

会社に行くのは25日で終わりだったので明日含めて9連休だったのに、衝撃的にあっという間だった。いつもの連休よりも短く感じたのはなんだったんだろうとぼんやり考えている。

とりあえず11月半ばから仕事が忙しかったせいで忘年会など人に会う予定を全然入れられず、そのしわ寄せがこの連休に来たというのが一つ。会いたい人の何人かに会えたのは良かったけど時間のゆとりはなくなった。

これも仕事が忙しかったのと関係しているけど、書き物系の作業が今回の休みに寄ってしまったのも大きかった。専業の方と違って「会社の仕事が空いている時間をやりくりして作業する」スタイルなので、会社がハードでかつその後に長期の休みがあったりするとそこに集中しちゃうのも無理もない。リアルサウンドの記事は完全にこの休み中に書き上げたものなので良かったら読んでください。

あと子どもが産まれて初めて一緒に過ごす年末年始の休みというのもかなり関係しているはず。今までは妻の仕事柄年末年始休みは一人になることが多く、去年も産まれたばかりだったので実質一人で過ごしていて、昼間病院に行ったら夜は自分の時間とかそういうスタイルだったのでそれまでとほぼ変わらなかった。今年は「子どもと遊ぶ時間」が差し込まれたので可処分時間はかなり減少したわけで、それであっという間感が強まったのもある。

3つ目の話はこれからしばらくの間この状況が続くわけで、今後休みは「あっという間」がデフォルトになるんだろう。

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今日は実家に帰ったけど、自分が大学生くらいまでは一面田んぼだったエリアが様々な工事などを経て一軒家が立ち並ぶようになっていた。電車の影響で再開発が進んでおり、若い家族などが移り住んできていて子どもの数も増えているとのことだった。

一方で自分の実家は基本的には「自分と同じ世代の子ども」が多いマンションだったので、今はかなり高齢化が進んでいる。で、正月はその当時の子どもがその子どもを連れて帰ってくるので一時的ににぎやかになる。今日は昼過ぎに行って18時ごろに帰ろうとしたら、そういうスケジュールの人たちが多かったようでマンションの周りがかなりざわざわしていた。

「若い家族が住むマンション」が時代の流れとともに「かつて若い家族が住んでいたマンション」になり、その近くに「若い家族が住む一軒家エリア」が登場し、正月には「かつて若い家族が住んでいたマンション」に「昔そのマンションに住んでいた子どもが別の場所で作った若い家族」が遊びに来る。ベッドタウンの循環、2010年代の日本の景色。

「家族の風景」聴きたくなりますね。


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