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実は中身が全く違う!

 先日、巷の評判に惹かれて「ゴジラ -1.0」という映画を観てきました。
昭和35年生まれの私には、ゴジラといえば高浜神社裏にあった東宝映画館(記憶がやや曖昧)で観たゴジラです。その頃は吹田にも映画館が多くて、今の勤労会館の向かい辺りに吹田大映(ガメラ)、その斜め向かいに吹田東映(東映まんが祭り)があり、天道町には日活と豊津駅前にも映画館があったような、、、。
 
 話は逸れましたが、ゴジラといえば宇宙怪獣のキングギドラと戦う正義の味方的な存在で、ミニラなんていう愛くるしい子どもまでいました。ところが Godzilla と英語表記されるようになった近年のゴジラは街を破壊し人間を大量虐殺する人類の敵となって描かれています。ゴジラが人類の敵であろうが味方であろうが、それは描き方の表裏なので同一のモチーフといえます。
 また、ゴジラはもともと人間が生み出した最悪の発明である”核兵器”を起源とすることは、昭和のゴジラの背景にも子どもながらに感じていたことであり、 Godzilla にも痛烈な反核メッセージが詰まった作品だと感じました。

 本題の「中身が全く違う」というのは、Godzilla が 怪獣映画ではなく Godzilla を生み出した時代のそして人間のヒューマンドラマとして描かれている点で、主人公はゴジラという怪獣ではなく、そこに息づき 悲惨な戦争を乗り越えてきた人間なのです。ですから同じ「ゴジラ映画」であっても、実は中身が全く違う別物です。

 さて、私たちリハビリ本舗はデイサービス事業を行っていますが、同じデイサービスでも中身が全く違います。デイサービスといえば、おしゃべり?カラオケ?ゲーム?食事?入浴? そんな昭和のゴジラを思い浮かべる方が多いと思いますが、リハビリ本舗の展開するデイサービスは「運動機能への適切なアプローチにてご利用様の生活の自立支援を行う」自立支援型のデイサービスで、余暇を過ごす場ではありません。
 Godzilla にも社会的背景があったように、ご利用者様にも各々の社会的・家庭的・歴史的背景があり、ニーズや目標も様々です。
だから、あくまで主人公は利用者様なのが、リハビリ本舗のデイサービスです。主人公が引き立つように専門家(理学療法士、看護師、介護福祉士)がチームとなって、作戦(計画)を立てて戦略的にリハビリサービスを提供しています。
 他のデイサービスでもリハビリやってます的なところもありますが、正しくはリハビリ「も」少しやってますが実態です。リハビリ本舗は名前通りのリハビリだけしかやってません、実は中身の全く違うのです。

「ゴジラ -1.0」のキャッチコピーは「生きて抗え!」でした。リハビリ本舗のデイサービスをご活用いただき、皆さまも楽しく笑顔で生きるために、老いによる衰えや事故や疾病による障がいに抗いましょう。


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