リハビリを終えて自分の病室に戻ると看護師さんが「リハビリ父さんにお届けものですよ」と荷物を持ってきてくれた。ものすごく業務用なプロっぽいお届けものだった。

AXELショップのダンボール箱だった。お研究用の科学機器、消耗品から工場MRO、病院・介護用品のすべてが揃う、アズワンの総合検索サイト・WEBショップの段ボールだった。
https://axel.as-1.co.jp/

何が入っているのだろうと思いながら開けて見たら、同じ年の和太鼓仲間、水踊歩さんからのお見舞いでした。仕事がお忙しく、少し遠い場所に勤務されているため、なかなか太鼓に参加ができないのですが、本当に太鼓が好きな方で一緒に叩いていると幸せな気持ちになります。

「しらすせんべい」と「桜えびせんの里」をいただきました。 カルシウム補給のため1日少しずつ頂いています。来ていただいたことに、おすすめすると「やめられないとまらない状態」になる人がいます。太鼓でもお菓子でも幸せな気持ちを運んでくださる水踊歩さんありがとうございます。

また共演させてください。
早い回復、勝手に願っています。
水踊

というメッセージが丁寧にA5サイズ程度のダンボールに貼られた ポストイットに書かれていました。【ペトリフィルム　２４時間】 検索 と印刷されているポストイットは、プロ仕様のポストイットでした。　

【ペトリフィルム　２４時間】 検索　
https://multimedia.3m.com/mws/media/1034223O/mic-012.pdf

本当にご対応の中、ご心配をいただき、私の回復を願って頂いているということに心から感謝を申し上げます。また同じステージで、和太鼓を演奏できる日を夢見て、リハビリに励んで参ります。

＊登場人物は全て仮名です。プライバシーに配慮しつつ、リアルな体験を表現するために仮名でご紹介しています。脳出血のリハビリテーションに取り組む45歳の父親のノートです。