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体幹・頭頸部への介入〜関わりの重要性と治療のポイント〜まとめ

オーダーメイドリハビリManoの川下です。
2021.5.28 (金)20:30~ 無料オンライン対談
[体幹・頭頸部への介入〜関わりの重要性と治療のポイント〜] 
リハビリセンターReborn 広渡先生


無事に終了しました!

なんと満員御礼の100名!!

本当に広渡先生の偉大さを感じ取ることのできる対談企画になりました!

以前にも発信しましたが、本当にイケメンな外見とは裏腹に心はリハビリに対して情熱のある素敵な先生でした!

今回、定員で開始15分で満員となってしまい、ご参加できなかった先生も多くいらっしゃったみたいで、申し訳ございません!

定期的にオンライン配信をしてますので、次回のご参加お待ちしております。

さて、本題です。

今回は昨年発行された「環境適応 実践実技ノート」

https://a.r10.to/hyTTln

広渡先生が「実践事例〜体幹・頭頸部への介入〜」を執筆されております。

このことについて、お話と解説をいただきましたので、まとめます。

まず片麻痺患者様の患者様には定形パターンが存在します。

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片麻痺の患者様はこの図のように体幹との関係上、麻痺側頭頸部は張りを強めてしまう

非麻痺側へ側屈し麻痺側は首を固定しまう

このような傾向に片麻痺患者様はいらっしゃる

介入方法を実践ノートでは、大きく3種類の介入方法を提示しているが、どのように選択しているか?

頭頸部はとても敏感なところで、接触に対して反応をしやすい反面、過敏にもなっている場所であるので、初回介入ではなかなか選択肢にくい。

介入する際には、本人の受け入れのいい箇所から介入するのがポイント

では、実際にどんな風にアプリーチをしているのか?

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詳細は実践実技ノートで確認してください。

①触れていく際に、相手が接触に対して受け入れているか判断する

②頭頸部はブリッチのような傾向にあるので、掌の部分からブリッチをしている部位(支持面)に対して圧迫を加える➡︎呼吸や皮膚の緩みが出てくる

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頭皮(ボウジョウ腱膜)を動かす時のポイント

①葡萄の皮を動かすイメージ

この時のポイントは安定を作りながら、皮膚を動かす

注意ポイントは、頭がグラグラ動かないようにする

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このスライドにあるように後頭部と視覚はとても深く、筋が緩むことで反応が得られやすい

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麻痺側の肋骨は後方へずれているので、体幹を麻痺側後方へ誘導し左右の対称性を引き出す

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そのあと、非麻痺側臀部に体幹を乗せていく

リアルタイムで、奥様にご協力を頂き解説いただきました!

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このハンドリングでは、後頭部で安定を与え、接触している小指側で坐骨へ安定を与える

頭頸部を動かす際にはこの前後の手で受け手と送り手を常に意識し、ハンドリングを実施する。

本当にお忙しいなか、奥様にもご協力いただき本当に見やすく最高でした!


この後は患者様との関わりを動画を通して学ばせて頂きました。

個人情報の問題で、ここでは乗せれませんが大きな経過などを広渡先生のご好意で情報を頂きましたので、こちらを見てください

摂食も難しくなった方に対して、先ほどのハンドリングを行いながら変化をしていく様を見させて頂きました

ご家族とも協力しながら、食事を作って頂き最後まで関わり続けることの意味を教えて頂きました。

私はすごく勇気をもらいました!

参加された皆様も同じなのではないでしょうか?

こんなに素敵な会になったのもお力添えをしてくださいました広渡先生!ご参加いただきました100名の先生がた本当にありがとうございました!


またの機会にお会いしましょう!


廣渡先生は環境適応講習会・活動分析研究会・を中心として、福島県でリハビリテーションセンターRebornの代表として活躍され地域のセラピストに知識共有の場を設けご活躍されております。
詳しくはこちら!
https://www.reborn-iwaki.com/

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