フリーライターともださん流、異業種からの転職を叶えるマインドセット
「好きを仕事にしているあの人の物語」をテーマにインタビュー記事を投稿する「one's story」。
初回はフリーランス広報・ライターの平理沙子さんにお話を伺いました。ご覧いただけましたか?
第2回目の今回は、看護業界からライターへとキャリアチェンジした、ともださんにオンラインインタビュー🎙
看護学校・販売職を経てライターへ転職したきっかけや、ライターを選んだ理由などをお伺いしました!
看護師にとらわれていた過去。やりたいことをやろう!と前を向いてライターに
ともだと申します(笑)ともだはライターネームで、本名は別にあるのですが。ライターを始めてから3年目に入るところです。
もともと看護師を目指して看護学校に通っていたのですが、中退してしまって。中退後は宝飾品店で1年間契約社員として働きながら、副業でライターを始めました。その後、ライターとして開業し、フリーランスになってからは現在2年目になります。
高校生の頃から両親に「看護師が向いている」と言われ続けていて。私自身人と話すことが好きで、社会の役に立つこと・誰かのためになることがとても好きでした。なので「私には看護師が向いているんだ」と思い込んでいたんです。
看護学校に入ったものの、完璧主義や責任感の強い性格から、「みんなを引っ張らないと」「患者さんを第一に考えないと」と自分をないがしろにしてしまうようになりました。頑張りすぎた結果、4年生の秋に体調を崩してしまって。4年制の学校だったので、残すは国家試験だけという状況でした。もう少し頑張ろうかなと悩んでいたのですが、一度休学をすることに。
それまで「自分には看護師しかない」と思って生きてきたけど、休学を機に環境をガラリと変えてみたら「看護師だけにとらわれていたけど、他のこともやってみたいかも!」という気持ちが湧いてきたんですね。看護学校で体調を崩したこともあったので、看護の道を続けることは難しいかもと思い、退学を決意しました。
そこからは「自分にできること・興味あることをやってみよう!」という前向きな気持ちで、好きだったアクセサリー販売のお仕事をはじめました。契約社員だったので残業もなく、しかもコロナ禍で時短勤務だったので、仕事が終わってからの時間が結構あって。「空いている時間に副業をやってみよう」と調べていたときにライターを見つけたのが今のキャリアのきっかけです。
ライター・編集・ディレクション、三足のわらじで活躍
ライティングに関しては、取材ライティングがメインです。現在は約3社から取材や執筆の依頼を受けています。
ライターを始めたころはSEOライティングをたくさん行っていたのですが、今はあまりやっていなくて。最近は取材ライティング一本でやっていきたいと思っているところです。
あとは編集やディレクションも行っています。
ディレクションが5〜6割、編集とライターが2割ずつくらいですかね。
わぁ〜、難しいですね(笑)
ディレクションはライターとはまた違う楽しさがあると思っています。ライターさんと編集部の橋渡しをしたり、スケジュールを管理したりするんですが、「メディアってこういう風に回っていたんだ」と分かる瞬間が楽しいですね。コミュニケーションを取ることも好きなので、楽しくやっています。
でも書くのも嫌いじゃないので、取材ライティングも結構好きで。本当はもうちょっとライティングの割合を増やしたいんですけど、ディレクションのほうが忙しくてなかなか増やせない状況です。
取材を始めたのは昨年からなのですが、それまではコラムやSEO記事ばかり書いていたので、それがライターの仕事だと思い込んでいたんです。
でも取材を始めてから世界が変わりました。SEO記事とは全然違うことを考えて、全然違う記事を書くので、本当に楽しいなと思います。
心の休息を求めてフリーランスに
フリーランスに憧れていたから、ライターを選んだといった感じですかね。
看護学生時代、人に気を遣いすぎたり、人の目を気にしすぎたりして、体調を崩したことがあって。人とのコミュニケーションから離れたいなって思った時期があったんです。フリーランスや在宅ワークで、自分のメンタルを休めながら働きたいという想いから、フリーランスに憧れていました。
webデザインにも挑戦してみたんですが、全然ダメで(笑)ライターなら文章を書くのも本を読むのも好きだし、他の専門職に比べると入りやすいなと思い、一歩踏み出してみました。
いや、難しかったです!
ライターを始めたころは、1文字0.5円といった単価の低いSEOライティングをメインで書いていました。単価が低いと書く量を増やさなきゃいけないし、はじめは副業だったのでできる量にもかぎりがあるし。「これで生活できるようになるのって無理じゃない?」という想いでいっぱいでした。
でも本を買って勉強したり、やっていくうちにコツを掴んだりしてたら、少しずつ仕事を依頼してもらえる数が増えてきたんです。最初はクラウドソーシング経由でのお仕事がほとんどだったんですけど、だんだん直接の契約も増えてきて。ちょうどその頃、アクセサリー販売の契約が終わるタイミングだったので、思い切ってフリーランスになってみようと決めました。
そうですね。一度もスクールとか通ったことはなくて、ずっと独学でやっています。
SEO記事に関しては、SEOライティングにすごく厳しいクライアントさんとお仕事をさせてもらっていたときがあって、そのときにいただいたフィードバックで学んだところが大きいです。
楽しいから本気でやってみたい!飛び込んだフリーランスの世界
徐々にライティングの依頼が増え、本業のかたわらでこなせなくなってきて。「楽しいから本気でやってみたい!」と思い、どうせだったら後ろ盾のないところで、逃げ場のない状況を作ってやってみようという想いでフリーランスになったのが大きいですね。
ライティングにもさまざまなジャンルがあると思うのですが、知識のある人に書いてほしいというクライアントさんも多くて。ライターを始めたころは介護・看護・ジュエリーの記事を多く書いていました。現在もジュエリーのメディアのディレクションを行っています。なので、知識は活かせているかなと思います。
あとは、看護学校時代にたくさんのレポートを書いてきて、いかに分かりやすくまとめるかが大切だったので、そこで培われた文章力は活かせていると思っています。
難しい〜!(笑)
その人の想いが伝わって読者の人の人生をより良くしてくれたらいいなというマインドでやっています。誰かに何かを伝えたい、取材相手の方の想いも伝えたい、そんな気持ちですね。
私にとってのライティングは、誰かの人生を変えるもの・より良くするものというイメージです。
自分のメディアを作りたいと思っています!
いろんなお仕事をしている方が集まって、そこからお仕事がうまれるような、価値のあるコミュニティを作りたくて。そのコミュニティを作るために自分のメディアを運営したいと考えているところです。なのでディレクションのお仕事をしながら勉強させてもらっています。
私自身、信念を持って、誰かの人生を豊かにできる記事をどんどん発信していきたいと思っています。同じように信念をもった人たちが集まるメディアを作って、コミュニティを作って、生産性の高い・価値の高い人達が切磋琢磨し合えるような環境を作りたいなというのが大きい目標です。
編集後記
もともと看護師志望だったともださんですが、体調を崩したことをきっかけにライターの道へ。今ではディレクション・編集・ライター、三足のわらじのフリーランサーとして活躍されています。
この記事の読者の中にも、
といった願望を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、まずはともださんのように副業から始めてみてはいかがですか?本を読んで勉強したり、クラウドソーシング※で依頼を受けたりすることからスタートしてみましょう!
「なにから始めたらいいか分からない」という方にはオンラインスクールもおすすめです。
※クラウドソーシング:仕事を発注したい企業や個人が、インターネットを通じて不特定多数の人々に仕事を依頼したりアイディアやデザインを募集したりするためのWEBサービスの名称
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