東 れい

教育現場で”心”を中心に人を育ててきたことを、我が子に対しても実践してきました。 ボデ…

東 れい

教育現場で”心”を中心に人を育ててきたことを、我が子に対しても実践してきました。 ボディ・スピリット・マインドを大切に、私も、皆さんも、より成長して幸せになれることを願っています。 これまで経験してきたことを書いていきたいと思います。将来は学校をつくることが目標です。

マガジン

最近の記事

いたたまれなさ

 サクサクとどうでもいいことは山ほど動けるのに、自分が本当にしたいことを目の前にした時に、頭ではわかっていてもどうしても動けない事があります。そう、どうしようもないいたたまれなさを感じます。  それは、小さい頃のトラウマだったり、もしかしたら過去生の出来事の心の傷だったり、何がどうしてそうなるのか自分でもわからない時があります。  しかし、とても不思議なのですが、ちゃんと信頼できる人に自分を感じながら安心・安全の場で語る事ができたなら、自分の中からこれだ!と思い当たる何か

    • それぞれの人生

       自分の人生が小さく見える時、人の人生が大きく見えます。自分が持っていないものを人が持っている時、自分の人生の小ささを感じます。でも、本当は、今目の前にある自分の人生に、魂が学ぶべき大切なことは全て整えられていると言います。  今日、主婦の友人とお茶タイムをしました。絵に描いてような安定した主婦です。一流企業だろうご主人、成人したお子さんが3人、どの子も立派で、親の介護には今は煩わされず、家庭人として今を楽しんでいます。  その方の思い残しは、パートで少し働いたことはある

      • 行き詰まった時にどうする?

         何もかも順調でルンルンという時が続くと、やっぱり波のようにアップした分ダウンの時も必ず訪れます。人生いくらか長く生きてくると、生命の流れのようなものを感じるようになります。それは理屈を超えていて、人生という道が真っ直ぐにはなっていないよ!と告げているかのようでもあります。  人は良い時を願います。誰でも幸せでありたいと思うし、自分にとってラッキーな事が起きたらいいなあと思っていると思います。でも、波は来るのですね。それも人によって千差万別で読み解くのは本当に難しいです。

        • 話すこと・手放すこと

           今日セッション中に「こうして言葉に出して話すことは、手放すことになるのですよね。」という言葉を聞きました。  話すことは大したことではないと思い、大人になると社交辞令的な会話や仕事の話はするけれど、肝心な感情的なことや、些細な思いを話すことがなかなかないなあと感じています。特に理屈詰で事が流れてしまっているタイプの人は感情⁈みたいな反応をされる時があります。あまりに長い間、感情を出すことをしていなかった為に、その感覚すらを底の底に押しとどめてしまっている感じです。  こ

        いたたまれなさ

        マガジン

        • スピリチャルに生きる
          8本
        • 気づき
          34本
        • 生きるヒント
          5本

        記事

          自分の感覚に聞く

           堂々巡りで自分の本当の声がわからない時があるものです。そんな時、どうしているのでしょうか?  私のしているのは、気になることを全てすること。一つしてみて、またそこからヒントを得たらそれに繋がることをしてみます。  そうしていると自分の感覚が少しずつわかってきます。居心地がいいかよくないか。その居心地がよい感覚をまた少しずつ辿っていくのです。  本当に小さな感覚だけれど、それを自分にすることで、表面的にはこうした方がいいと思えていることでも、自分の中の感覚ではNOが出て

          自分の感覚に聞く

          助け合える仲間

           心の学びを続ける中で、勉強会に参加しています。メインの勉強会は海外の先生について高いお金を払っての学習です。通訳付きでなんとか理解できるところを必死になって、今よりももっと学びを深めていきたいと思っているところです。  そんな勉強会仲間が集っての学習会を定期的にクローズで開いています。ちゃんと自己投資にお金をしっかりと支払っての意識の高い方が集まるので、とても学びになります。  今日もそんな学習会の時間でした。いろいろな話が進む中で、私が自分でハードルを上げてしまってい

          助け合える仲間

          寄り添って癒される

           人が自立して元気に過ごしているときは、一人で立派になんでも出来ます。輝かしく勇敢でとても素敵です。   でも、ちょっと心がダウンしたり、ちょっと身体がダウンした時には、たくさんのもっともらしい理屈よりも、ただ寄り添ってくれる温かみの方が断然良いのです。  頑張らなくっちゃ!!と元気な時は良いけれど、相手の心を察して、相手の身体を察して寄り添えるゆとりがあると、人と人との関係性ってうまくいくのになあとつくづく思うのです。  年齢を重ねると自分の体験の幅と深さが全てだと思

          寄り添って癒される

          野菜のスペシャル

           娘と久しぶりにゆっくりな二人でのディナー。有機野菜をふんだんに使ってのスペシャルなフルコース。ほとんど野菜で満足するまでエンドレスで出てくる感じ。最後にメインデッシュの時には、もう無理という感じにまで・・・。  野菜の旨味を本当に引き出している料理でした。素材の味を出すということなのでしょう。私たちの持っているそれぞれの能力の素材の味を本当に引き出しているのだろうか?とふと気になりました。  一昔前までは野菜は安いもの。いくらでもあるものだったものに、価値を見つけ出し、

          野菜のスペシャル

          自然なあゆみ

           何かをやりたいとずっとずっとむきになっていました。どうしてそんなにむきになっていたのか今では自分でも不思議なほどです。  今日、新しい扉を開けました。それは、ずっと念願だった一歩です。でも、そこに特別な強い気持ちがあるわけではなく、とても自然で、流れの中で今その扉を開けるときだという感覚に突き動かされてした行動でした。開けてみればずっとイメージしていたよりもとても簡単で、こんなに簡単なことをずっとどうしようかと悩んでいたのだと自分でも笑えるぐらいでした。  自然な流れに

          自然なあゆみ

          開眼

           今日は物作りを教える日で、お面作り。張り子の土台になるものを新聞紙で作り、後から剥がしやすいようにビニール袋に入れたものの上に幾重にも紙を貼ってそのまた上に色のついた紙を貼って。貼って乾かして貼って乾かしての繰り返し。何週間にもかけて作り上げたものの、目をくり抜く日。  少し危ない作業なので、私が一手に引き受けることになったのだけれど、今日1日で幾つの目を開けたのだろう。もう右肩の痛みの感覚すらなくなるほど必死になって開け続けました。  開けているときはともかく目を開け

          ジャストなタイミング

           久しぶりに美味しい食材たちと巡り会えました。秋なので、何か美味しいものを作りたくなってきていた私に、食材が呼んでくれたような気がします。それも普段では到底買えないような格安で手に入ってはなまるな気分です。  美味しいホタテは、たくさん牛乳があったので、シチュウにしました。海の恵のジュシーさがスープに滲み出て美味しさ格別です。生しらすは大葉を求めてシンプルにそのまま頂き、残りはお弁当のおかずにしようと卵とキッシュを作る予定です。骨つき肉は、今日は盛りだくさんで無理なので、下

          ジャストなタイミング

          胸の内を話せる

           学生の頃は純粋でなんでも話せる友達がいることが多いです。でも、大人になると社会という枠組みができ始めて、環境がそれぞれ変わったり、利害関係ができたりでなかなか本音で話せる場面が少なくなってくるのを感じます。  そのことに気付いた時、大人になるってどういうこと?成長するってこういうこと?なんだか騙されたような、いたたまれないような気持ちになりました。大人になるってもっと可能性が開かれ、人としてももっと素敵になり、ますます本音で素晴らしくなると思っていたからです。  純粋に

          胸の内を話せる

          急には変わらないを受け入れる

           学びの中で、同じような課題がぐるぐると堂々巡りをしているように感じることがあります。学生の頃の勉強のように、覚えてことを定期的にペーパーに書き表して点数をつけるようだったら、そこで一区切りのような感じもするのですが、事心の変容に取り組み出すと、それは即座にとか急にとかがとても難しい事です。  ボディ、マインド、スピリットと3つを考えたら、もしかしたら、この順番で簡単なのかも知れません。ボディは食事と運動で一番成果が目に見えやすく、やればやっただけ短期間で目に見えて変化がわ

          急には変わらないを受け入れる

          秋の実り

           知人におすそ分けと大きな梨を二ついただきました。しっかりと熟していてそれはそれはジューシーで美味しかったです。今夜は満月。早くからウキウキして夜空を見上げると、東の空に赤い月が出てきました。  最近ススキを友人にいただいてしばらく飾ってありました。ススキを知らない子供達も最近ではいて、なにこれ?という感じです。そんな中、十五夜の今日に「お団子は?」ともう成人過ぎている娘にほだされました。  子供の頃から日本の行事をなんとなく行ってきたな残りこうした会話に出てくるのだと思

          秋の実り

          気の合う人合わない人

           昔から井戸端会議が嫌いでした。何人か集まるとそこにいない人の噂話に花が咲き、また人が変わると今までいた人の噂話。そんなにヒソヒソ思っているのなら直接言えばいいのに・・・と思っていました。  自分なりの信念も力もある人が、自分の正しさで人を裁くことで、関係性がうまくいかない状況を目の当たりにしました。気が合わないのです。正しさを正論に求めていくので、気が合わないことをさて置き、自分の我を通し続けるので、周りはその空気を読み取って困惑してしまいます。少しピリピリとした空気感に

          気の合う人合わない人

          素朴な味の喜び

           子供の頃、母はいつも辛いことが多く、ほとんど怒りながら料理をしていました。作らなくてはいけない義務から作ってくれるご飯は、申し訳ないけれど少しも美味しくなくて・・・。子供心に、あんなに一生懸命に時間とエネルギーを注いでいるのに美味しくないものができることがとても不思議でした。  たまに外で食事をすると、あまりの美味しさにびっくりしました。「そうか、お金を受け取れるほどのプロだから、やっぱり美味しいのだ。」と納得してました。  しかし、自分が大人になって一人ぐらいしを始め

          素朴な味の喜び