身体の癒し、心の癒しを求めてたくさんの人がいました。

ここ何年か夏に催されている癒しフェアをずっと観てみたいと思っていたので、やっと実現したことが嬉しかったです。

数年前だったら、きっとどのブースを見ても興味津々にのめり込み、お金を支払って自分を見てもらおうと、いくつかの占いに手を出していたかもしれません。

ありとあらゆる占い、オーラソーマ、リーディング、タロット、ホロスコープ、算命学、カードカウンセリングなど、ところ狭しと出展されていました。

健康に関することもたくさんあって、そこら中で、リラックスできる施術ができるコーナーがありました。

また、10ぐらいのステージでは、誰かしらが発表していて、会場は熱気盛んでした。

確かにすごかったです。とてもエネルギッシュで、
身体と心の癒やしのヒントを求めてたくさんの人が集まっていました。

みんな、癒しを求めてるのですね。
そして占いの山とそれに居並ぶ人々の列を見て、今の自分へのヒントが誰しも欲しいのだなぁーとすがるような姿を感じました。

そんな中で、私が求めたのは、ヒマラヤ岩塩と素敵な音のするものだけでした。きっと何かにすがるように人へ求めてきた思いが今は自分感覚を大切にすることに向いてきているので、大きくブレなくなってきているのかもしれません。

人の成長段階には、気になる、真似てやってみる、自分なりの感覚を大切にする、その人なりの創造性の開花となっていくような気がしています。きっと私は長年経験という時間を練り上げて体験という失敗からいくつもの気になるをその時々に見つけ、良いと感じたものをまず真似てみたというところですね。「学ぶ」の語源はよく知られているように「真似ぶ」から来ていると言われますものね。

あまりにも時間がかかっているとは思うのですが、心の世界は深く目に見えないもの故に年月もかかり、やっと自分なりの感覚で研ぎ澄ましているような気がしています。この研ぎ澄ましから、自分なりの創造性へ開花させるのがまさに今ここなのかもしれません。

素晴らしい方々の晴れ姿を前に、自分感覚に照らし合わせることができて、実りある時でした。