今日は1日、心の学びのためのワークショップに出かけていました。
ここ１５年ほどカウンセリング関係から始まって、心理学、プロセスワーク、フォーカシング、表現アートセラピーなど、いろいろと勉強してきました。
　２０代の時にも、一度心の学びに取り組んだことがありましたが、まだ時代が早すぎたのか、私が中途半端にしか学べなかったのか、現実とのつながり感がなかったためなのか、途中で終わってしまっていました。
そして今人生という経験を経てきて、もう一度真剣にちゃんと心の学びをしたいと思ったのが１５年ほど前です。
そう、よくある人生の挫折を味わって、やっぱりちゃんと一度学び直したいと正面から取り組むことにしたわけです。

　何年かカウンセリングを学ぶことで一応資格も取得しました。その資格を携えて仕事もさせてもらっています。
でも、自己研鑽は終わりがなくて、もっと深めて学んで行きたいと思っています。それはなぜかと言うと、もっと自分を知りたいし、もっと日常的に自分が豊かな日々を過ごしたいと思っているからです。
豊かと言うと、全て整っていてハッピーと勘違いされがちですが、心の敏感な豊かさとでも言うのでしょうか。良いことも辛いことも感じることでさらに豊かな心になりたい、大きな器になりたいと思っています。

　歳を経て学ぶことが本当に楽しくなってきています。自分でもこんなに学び続けるなどとは思ってもみませんでした。そんなに学校時代の勉強が好きだったわけでも勉強習慣がしっかりあったわけでもないのですが、自分の好きな心の学びを探求することだから、続けられるのだと思います。

　我が子を見ていて、もう２７歳と２４歳の女子ですが、二人とも今学びの道にいます。それぞれ違いますけれどね。上の子は体を動かす方面。下の子は物作りの方面です。私は心の学びに特化したのですが、それぞれの道があって良いと思っているので、何よりも人生学び続けることが面白い。学校の中で上から与えられた学びではなく、学校を卒業しても自分自らが学びたいと思うことを見つけて学ぼうとする力をつけてくれたことが親としては嬉しいです。　

　ここまで私が学び続けられた中に、内容の魅力に惹かれていることは勿論ですが、やっぱり仲間がいて支えられたこと、仲間と共に交流しながら学びを深められたことが財産になっています。
今日も１年以上ぶりに再会した仲間に「なんだか、縦にすっと伸びたね。活動的になったね。」と客観的な言葉をもらって、ちょっと嬉しかったです。以前の自分を振り返って、そうだなあと思い当たる節があったり、今のこの感覚をこう言う言葉で表現してくれるのねと思ったりしました。
人はつながりあって生きていると思っている私です。こうしてネットで人と繋がりたいと思い始めた初めの一歩は、学びの仲間とも繋がっていたのねと思う一日でした。