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言葉一つ、想い一つと積み重ねていく中で整えられていく❤️居心地のよい人に巡り逢い、良い時間を過ごせることに感謝❤️


髪を切りに行きました。

 私一人だけをwelcomeしてくれる特別な空間です。

 今まで、美容院にはなぜかなかなか馴染めませんでした。
子供の頃、母が髪を結うことが大好きで、20歳まで髪を切ることがありませんでした。母が整えてくれるぐらいで、ほとんど腰まで伸ばしている状態でした。今から思えば母のお人形さんだったのです。
成人式に「桃割れ」を結って欲しいという母の願いを聞いた後にバッサリと切りました。母には「散切り頭」とひどく言われましたが、私の反抗の一歩だったのかもしれません。

 美容院へも母の行きつけについていくような感じで行ったのが最初でした。母にとってはよい美容師さんなのでしょうが、私は子供で母のおまけなので、とても大切にされてる感じはなくて、適当に子供扱いされているのがよく伝わってきました。ですから、私にとっての美容院のスタートは決して居心地の良いところではなかったわけです。

 それから大人になる中でいろいろな美容院へ行きました。美容院の人と仲良くなってはいくのですが、カウンセリングの続きのようにだんだんなってしまい、「どっちがお金を払っているのだろう?」状態になってしまって、少しもくつろげる感じがなくなると、また別のところを探していたみたいな感じでした。

 今はネットでどこでも探せて、値段もわかりやすくてオーダーもしやすくていいことだらけな感じもしますが、本当に自分の髪に触れて欲しいと思える美容師さんに出会えることは稀です。カリスマ美容師というところへ行ったこともあります。テクニックはすごいのでしょうが、なんだか疲れてしまうことが多かったです。そして、何人もの人が入れ替わり立ち代わり入ってくるので、私には合わずクタクタでした。人には合っていても自分には合わないということもありますよね。

 娘たちはとても上手に自分の好みのお店をネットから見つけて、今の自分を一番美しく整えてくれるところを価格を照らし合わせて、ちゃんと探します。後から気に入らない時はアフターホローサービスまで使って、自分の好みをきちんと最後まで貫き通しています。さすがだなあと関心させられます。

 美容師さんもきっと出逢いの一つなのだと思うのです。今の自分にぴったりの人と出逢っていける。小さなことだけれど、それを大切にしていくことで、居心地のあまりよくない関係性の渦の中にだんだん入らなくなってきました。居心地の良い人と巡り逢いよい時間を過ごせることに感謝しています。
 これは、言葉一つ、想い一つと積み重ねていく中でだんだんと整えられていくのかもしれません。ちょっと心地よい今です。

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