【ボクの殺意が恋をした】人を助けることは最高のギフト

【#8】20210708

人生は物語。
どうも横山黎です。


このチャンネルでは、本、音楽、ドラマ、映画など、あらゆるものを題材に思ったこと、考えたことを物語っていきます。是非、最後まで読んでいってください。


ということで今回は、日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』から考える「人を助けることは最高のギフト」というテーマで話していこうと思います。


『ボクの殺意が恋をした』

毎週日曜22:30から放送されていますドラマ『ボクの殺意が恋をした』。
中川大志さん演じる主人公の殺し屋が新木優子さん演じるターゲットの女性に恋をしてしまうというラブコメディです。


僕はですね、上司からの命令でターゲットを殺害することになるけど、主人公がターゲットに恋心を抱いちゃって、殺意と好意のジレンマに葛藤して、殺すに殺せなくなるみたいな感じの話かなと思っていたんですよ。


そしたら、ちょっと違ってですね。


主人公自身、ターゲットに対する殺意がメラメラ燃えているんですよ。


というのもですね、第一話の前半、主人公の育て親が何者かに撃たれて殺されちゃったんですよ。
子どもの頃から本当に可愛がってもらった人が突然殺害されたので、主人公は嘆き悲しみ、犯人に対する憎しみが生まれました。


で、その育て親を殺害したと思われるのが、ターゲットの女性なんですよ。


そんな風に、主人公にはターゲットを殺害する動機が一応あるんですよね。
で、いざ、殺し屋として、ターゲットに接近して殺そうと思うんですけど、人の良さが出ちゃって、助けてしまうんですよ。

パーティ会場でシャンデリアが落ちてきて、身体を張ってターゲットを助けちゃったんですよ。


そのあとも、別の殺し屋が登場して、ターゲットの女性の命が危険にさらされるんですけれども、その脅威から救っていくっていうストーリーでした。


第一話の最後の最後には、「私のボディーガードになって」っていう依頼までされちゃうんですよ。


ターゲットを殺せない殺し屋


「何やってんの?」って感じですよね。
育て親が殺されたっていう確かな動機があるのに、助けちゃった。
まあ、

そこには、是が非でも自分の手で殺したいんだっていう欲があるのかもしれませんが、


やっぱりね、主人公真面目なんですよ。

ついこの前まで誠実に働く一般人だったわけですから。
そのうえ、困っている子どもを助けてあげたりする、とびっきり優しい人なんですよ。

根本的に、殺し屋としてのマインドが育ってないっていう致命的な欠陥があると思うんですけども、身体を張って守ってくれるその誠実な人柄っていうのが、今後の展開、つまりラブストーリーに繋がってくると思います。



次回予告では、一緒に花火大会行きますからね。
もう恋の予感しかありません。

今後ポイントになってくるのは、主人公の感情だと思います。
育て親を殺された憎しみと、愛情とが混ざり合った心とどう向き合っていくか。

アンビバレントな感情を抱えているわけですけれども、僕個人的に予想するならば、育て親を殺したのは本当はターゲットの女性じゃなかったという展開になるのかなって思います。


彼女が犯人だっていう根拠は現場に残されていた防犯カメラの映像だけなんですよね。そのうえ、殺害の瞬間が映っているわけでもない。
真犯人は別にいて、それが分かったとき、育て親を殺された憎しみを向ける対象が彼女ではなくなるわけですから、そんな風にして恋物語が加速していくのかなって思いました。


命を助けることは最高のギフト


最後に「人を助けることは最高のギフト」だよねって話をします。


ターゲットの女性は、第一話の時点で、既に二回も主人公のおかげで命を救われているんですよね。


で、二回目に救われた後で、ボディーガードの依頼をしている。

今後はもっとその信頼っていうのは深まっていき、やがては好きって感情に行き着くと思うんですけども、やっぱり、命を助けられたってことがターニングポイントだなって思います。


「好きの返報性」っていう言葉があって、好意をもらったら、返さないといけないっていう心理が働くんですよ。
与えられたら、与えたくなっちゃう。
つまり、与えたら、与えてくれるってことです。


それを踏まえると、人を助けるってことは相手のためになるだけじゃなくて、巡り巡ってそれは自分のためにもなるよねっていう考え方ができると思います。


これからもできる限り人を助けていきたいなと思いました。


ということで、最後まで読んで下さりありがとうございました。
横山黎でした。


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