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不動産投資のオーナーはサラリーマンでも可能?

こんにちは。REIBOX(@reibox_press)です。

今日はサラリーマンでも不動産オーナーになれるのか?について書いてみました。

不動産投資オーナーの実態

不動産投資と聞くと、若い人にはできない、資金的な余裕がある人・お金持ちが始めるもうけ話、などとイメージしがちですが実はサラリーマンや公務員の方がお勤めをされながら実践していることも多い投資方法です。

どんな人が多い?


出典:不動産投資をしているのはどんな人たち?

LIFULL HOME’Sが2007年に行なった「賃貸物件オーナーの経営実態調査」によると、賃貸物件オーナーの43%は会社勤めと並行して不動産投資を行なっています。また、年齢構成も30代:22.8%、40代:35.2%、50代:28.4%、60代:11%となっており、比較的若い20代をはじめ30・40代が中心的に不動産投資を行っている傾向にあります。

出典:不動産投資をしているのはどんな人たち?

裕福な人だけがやっているわけではない

不動産投資は一部のお金持ちの方が行うイメージを持たれがちですが実は一概にそうとは言えません。

株式会社クレアスライフのアンケートによると2,000万円未満の貯蓄額であるオーナーが全体の49%(「1,000万円未満」が27%、「1,000~2,000万円未満」が22%)を占めており、「3,000~4,000万円未満」が9%、逆に1億以上の方は10%にも満たない割合となっております。

出典:不動産投資スクエア

貯蓄額が1,000万円未満の方が25%以上いることを考えると「不動産投資=金銭的に余裕が一部のお金持ちの方が行う」とは言えないことがわかります。

参考:平成30年(2018年) の預貯金の合計残高

二人以上世帯:784万円
単身世帯:503万円

参考:家計の金融行動に関する世論調査|知るぽると:金融広報中央委員会

不動産投資オーナーの例

中古ワンルームをキャッシュで買って
1年間賃貸収入をえて
購入から1年後に70万高値で売却♪
黒字でしたのでぱーっとブランド品を買いまくって終了♪
引用:Yahoo!知恵袋
失敗談、ありますね。
法定地上権物件に手を出して、道のりの遠さに驚き、断念しました。
建物の2割、溝にお金を捨てました。
引用:Yahoo!知恵袋

不動産投資オーナーと一口に言っても様々なタイプがいます。

中でもサラリーマンオーナーさんの場合、下記タイプが参考になりやすいです。

スケジュール

月1回、管理を任せている不動産との連絡。退去・入居者トラブルは随時連絡。

[参考:年間スケジュール]

1月:確定申告準備
2月:不動産会社と相談、入居者募集開始。確定申告
3月:入居者と契約のやり取り
4月:入居者の受け入れ
5月:修繕箇所のチェック
7月:修繕や退去・客付け対策の検討
8月:特になし
9月:修繕や退去・客付け対策の見積もり
10月:特になし
11月:修繕や退去・客付け対策の実施
12月:特になし
※あくまで一例。個々人の進め方により異なります。

取り組み上、意識していること

退去されにくくするための防止策を常に考えている。特に年度切り替え時期で退去を考える人が増えやすいので、退去を検討される前段階から修繕や設備の更新を行い『まだ住み続けた方が良いな』と入居者に思ってもらえるようにアピール。

メリット

本業とは別の収入源を得る事ができる。特にサラリーマン不動産投資家の方は専業と違いサラリーマンという本業があるので、万が一の時にも心の拠り所があるのが大きい。

(専業だと家賃収入減=自分の収入源に直結しすぎるので気持ちが不安定・ストレスにかかりやすいので怖い。)

デメリット

確定申告を自分で行うことに慣れていないため苦労した。退去されにくい環境を整えることはいつも考えている、など。

他にも「健美家」でのコラム・インタビューも参考になりますので、不動産オーナーはどんな人なのか?をイメージしたい方はご参考になさってください。

貯蓄目標額の違い

不動産投資のオーナーの場合、非不動産投資オーナーと比べて貯蓄目標額の違いも見受けられます。

株式会社クレアスライフのアンケートによると、不動産投資オーナーの貯蓄目標額の一番多い割合が「1億円以上」で47%、一方非不動産投資オーナーの1位は「特に決めていない」が33%、次いで「1億円以上」が17%となっております。

いずれの金額が良い・悪いということではなく、不動産投資オーナーの方がよりお金に対して明確な目標を持ち、将来に備えた動きを意識しやすいと考えられます。

出典:不動産投資スクエア

出典:不動産投資スクエア

他の金融商品オーナーと不動産投資オーナーの違い


元本保証ではない(債券を除く)

一番の違いは他の金融商品(株・FX・投資信託、など)には元本保証ではないこと。(債権を除く)

そのため、相場を見き分けながら自己判断のもと売買を繰り返す必要があるので、ハイリターンの可能性がある一方でハイリスクも伴います。一番の違いは他の金融商品(株・FX・投資信託、など)には元本保証ではないこと。(債権を除く)
一番の違いは他の金融商品(株・FX・投資信託、など)には元本保証ではないこと。(債権を除く)

借りたお金を活用できる

不動産投資だけがほかの金融商品と違い「融資」を受けることができます。(株・投信・FXなどは融資を受けることができない。自己資本だけでやる必要がある。)

その為、自己資本が少額でも借りたお金と組み合わせることでパフォーマンスの高い投資ができます。

元手が無くても不動産投資家になれる?

極論を言えば元手が無くても不動産投資家になれる方もいます。ですが、条件として「もともと土地や遊休資産(※)を持っている方」に限ります。

また、厳密には仮に全額融資で始めたととしてもその際の口座開設料や税金などはかかるため、全くの0(ゼロ)からとはなりません。

(※)事業使用目的で取得したが何らかの理由によりその使用・稼働を休止している資産

元手があった方が良い

『絶対にいくら必要』という定義があるわけではないのですが、ある程度(300万円程)は元手があってから不動産投資をスタートさせた方が良いでしょう。

一定のお金をコツコツ貯蓄することができない性格だと、不動産投資のみならず他のビジネスにおいてもはじめるのも難しいでしょうし、元手が多い方が余裕をもってはじめられる事には違いありませんので。

毎月の収入はどれくらい?

計算投資物件により異なりますが、例えばワンルームマンション1室であれば、毎月3~12万円の家賃収入となり、そこからマンション経営に必要な経費・税金を差し引かれた金額が手元に残ります。

経費・税金で支払う内訳

[経費]
管理代行手数料・マンション共有部の管理費・修繕積立金・エアコンや給湯器などの設備の修理・交換費用・退去後のリフォーム工事費・損害保険料・減価償却費・ローンの支払い利息・ローン保証料・不動産取得税・固定資産税・都市計画税、など。

[税金]
所得税・住民税・不動産所得税・固定資産税・都市計画税・事業税、など。

確定申告も忘れずに

不動産投資オーナーは確定申告で税金を納める必要があります。この場合、家賃収入ではなく家賃収入から必要経費を差し引いた『不動産所得』に対して課税されます。

[参考:確定申告の流れ]

▼必要書類を集める
==(確定申告書類の作成)===
▼不動産の趣旨内訳書を作成
▼確定申告書の第1表・第2表を作成
==(確定申告書類の作成)===
▼税務署に提出
▼税金を納める・税金の還付を受ける

不動産投資のオーナーになる方法

自分で物件を見つける、もしくは不動産会社に見つけてもらう、いずれかの流れから実際に物件を所有することで不動産投資オーナーになることができます。

自分でみつける場合

投資用マンションの情報を掲載しているポータルサイトから目当ての物件を探すことができます。

ただし、物件情報の良し悪しを見極める目利きができるよう、自分なりの物件選びの基準を設ける必要があります。

[ポータルサイト参考]

サイト名:楽待
URL:https://www.rakumachi.jp/
掲載物件数:76,124件(2018年11月現在)
国内最大規模!収益物件数No.1の物件情報ポータルサイト。
会員登録することで更に非公開物件の紹介もあります。

サイト名:HOME’S
URL:https://www.rals.co.jp/invest/
掲載物件数:22,347件(2018年11月現在)
物件情報のみならず不動産投資ノウハウ、不動産投資セミナーの紹介なども豊富な情報ポータルサイト。

サイト名:不動産投資連合隊
URL:https://www.rals.co.jp/invest/
掲載物件数:6,424件(2018年11月現在)
人気物件ランキングや勉強になる不動産投資コラムも豊富な情報ポータルサイト。

不動産会社に相談する場合

不動産会社に依頼し、担当に条件を伝え物件を探してもらいます。

時間のない副業・サラリーマン大家さんを目指す方、初めて不動産投資に取り組む方は、信頼できる不動産会社から選んでもらう方が効率的でおすすめ。詳しくは下記の記事もご参考ください。

\多くの方が利用する不動産相談先/

不動産投資会社で評判の3社を厳選!失敗リスクを避ける会社に相談する

著者情報:REIBOX

Twitter:@reibox_press
ブログ:西東京→神奈川へ!マーケと不動産好き社長のブログ
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