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瑠璃の部屋15

雪が降っている。寝ぼけて誤操作したのかエアコンが冷房になっていた。何ゆえに冷房?ってのは置いといて、それよりも洗濯物が乾かないなぁというのが気になった。洗濯はこまめにしてる、特に下着。理由を教えよう、風邪で寝込んだ時、下着が洗えないので、使い尽くして、しまいには裏表にしてずっと寝てた。良くなってから、近くの内科に行った。そこは、一軒家を改装したような、こじんまりとした医院で、小さなカウンターで看護婦が対応して、待合室は6人程でいっぱい。よろよろと診察室に入り、「他に気になることはありますか?」と、マニュアル通りの質問をされて。ふと
「あのー、あれに出来物ができて」「あれって?」
「あのー、股のところについてる」「股?」
「ぶら下がってる」「はぁ?」
年配とはいえ女医である。それでも拉致が開かないので「ちんこ」「あー、おちんちんね」

ズボンを下ろす。
「ここの横のところ」「あー、なんかできてるね、風俗店とか行った?」
「いいえ」「○○とかの覚えは?」
「いいえ、ずっとないです」

そんなやりとりをしてると、奥から、こんなにいたの?ってくらい看護婦が出てきた。皆んなで囲むように覗き込む。確かに診せには来たよ、でも、お披露目に来たのではない。しかし、そこで恥ずかしがると、なお、恥ずかしいので、単に診察受けてますという能面になってた。「清潔にしてる?」「風邪で寝込んでたので、パンツが無くなって、裏返しして履いてました」「それね、不潔にしたからよ、ほっとけば治るわ。それから、ここ内科だからね」
以降、その医院に行くと受付に出た看護婦が、ニヤっと笑って奥へ引っ込んだかと思うと「来たわよー」と声がするようになったのは、空耳か。😤頑張る。