見出し画像

瑠璃の部屋55

久しぶりにルービックキューブ(1面が4個の比較的簡単なやつ)をやった、朝の日課に加えようと思いついたのだ。なぜ、今まで気づかなかったのけ。
そうか、マスターして簡単になったから、外していたんだ。ある形になれば、あとは手順通り。・・・できない。
サクサク解いていたはずなんだけど、手順書を読んでも分からない。

続けるってことは大切だ。忘れちゃうんだと思いながら髭を剃っていたら。脱毛クリニックに通っていたのを思い出した。期間を空けすぎないよう継続することが大切と言われ、1ヶ月おきに十数回、通った。

「我慢せず、痛かったら言ってくださいねぇ」ジジーバリバリバリ <<
「痛いです」「はーい」 ジジーバリバリバリ <<
(なにか、変わったんだろうか?)ジジーバリバリバリ <<
「痛いです」「はーい」 ジジーバリバリバリ <<
(何のために、訊かれているのだろう?) ジジーバリバリバリ<<

やっと終えると「痛かったですかぁ?」「はい」

確かに、髭剃りの手間は省けた。どういうわけか、口の脇と鼻の下の左側の髭が部分的に伸びる。これでは、普通に髭を剃った方が良いのではないか。

そういう訳で、髭は普通に伸びている。こうしてパソコンを入力していると親指の爪が目立つ。ここは、前回の練習会の時、男性に「親指で弦を弾いた時の、音が篭ってしまうのは、指の肉で弾いているからで爪を伸ばすのが良い」とのアドバイスを守って伸ばしているからで、どうやったら、高音に指が届くのか見せてもらったら、手を軽く握った時に小指が外側へ向いていた。俺のと違う。もしかして、俺の指がおかしいのかと思いながら歩いていたら、八百屋のおばさんがいた。手を軽く握った状態を見せてもらったら、俺と同じく内側に向いていた。「そ、そうですよね。これが普通ですよね。ギター続けてる人は違うんだ」「そうよぉ」と笑ってた。もしかしたら、以前、公民館で演奏会やると言ったのを憶えていて、観にくるかもしれない。いや、それほど、物好きではないか。忘れてそうだな。