見出し画像

好きなことがわからないときは、嫌いなことの逆を考えよう

何かに夢中になっている人って魅力的です。その対象は、何でもいいと思います。スポーツでも本を書くでも音楽でもダンスでも推し活でも、どんなことでも本人が楽しそうにやっていれば、それでいいと思います。

好きなことをやって自由に生きたい。そう思う人は多いと思います。ただ、ここで問題なのは好きなことがわからないということです。自分のことって、実は意外とわからないものです。

そんなときは、嫌いなことから考えるといいと思います。好きなことが出てこない人でも、嫌いなことならいくらでも出てくるものです。嫌いなことだけでなく、苦手なことややりたくないことでもいいと思います。

たとえば、自分勝手な人は嫌い。お金がなくなるのは嫌。馴れ馴れしい人は苦手。病気になりたくない。人の役に立てないのは嫌。人を騙すのは嫌い。食べ物を粗末にするのは嫌い。自分を犠牲にするのは嫌。時間に追われて生きるのは嫌。こんな感じでしょうか。

そうしたら、今度はその逆を考えてみます。自分に向けて「じゃあ、どうなったらいいの?」と問いかけてみるといいでしょう。質問は思考の方向性を変えてくれるとても便利なものです。

自分勝手な人は嫌い。じゃあ、どうなったらいいのかというと、人に優しくしたいという答えが出てきます。自分を犠牲にするのは嫌。というのもあるので、人に優しくしてばかりではなく、自分にも優しくしたいということになると思います。

他にも、お金がなくなるのは嫌。じゃあ、どうなったらいいのかというと、お金を稼げるようになりたいとか、お金の不安を解消したいといった答えが出てきます。

時間に追われて生きるのが嫌だということは、ゆとりのある生き方をしたいのかもしれません。

こうやって嫌いなことを起点に考えていくと、不思議と気づきがあるものです。人にも自分にも優しくしたい、お金の不安を解消したい、ゆとりのある生き方をしたいとか、好きなこととはちょっと違うかもしれませんが、なんとなく生き方の方向性というのは見えてくるのではないでしょうか。

あなたの嫌いなことは何ですか?
じゃあ、どうなったらいいと思いますか?

ぜひ、自分に問いかけてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?