人生は車のように例えられることがあります。自分で好きなところにドライブするような感じでしょうか。

自分で運転していれば、自由に行きたいところに行けます。もちろん途中で道に迷うこともあるし、道を間違うこともあります。そういう周り道というのも、人生の楽しみのひとつです。

とはいえ、自分の人生の運転席に、自分で座っていないという人もいます。運転席に座っていないので、自分で行きたいところを決められません。

では一体誰が座っているのでしょうか。例えば親です。就職先にあれこれ口出しをされたり、恋人を連れて行ったら交際に反対されたり、実際にどれだけいるのかはわかりませんが、こういう人は親に運転席を譲っています。

未成年の頃ならまだしも、大人になってからもこのままというのは、あまり望ましくないです。誰かに座られていると、自分の好きなことがわからなくなってしまいます。自分で決めることをしていないからです。

人生の先輩でもある親に運転してもらえば、無難な人生を生きられるかもしれません。ただ、それで本当に幸せかというと、それはあなたにしかわかりません。

ある意味で、自分の人生の責任は自分でしか取れません。人のせいにしたくなることも多々ありますが、人のせいにしても結局は自分に返ってきます。

今の世の中は価値観が多様化しています。いろんな生き方があります。終身雇用なんて言葉はすっかり聞かなくなりました。転職だって副業だって普通です。結婚しない人も、離婚する人も珍しくないです。

一昔前は、良い会社に入って、結婚して、家を建てて、定年まで勤め上げる。こういう生き方が幸せのカタチだったかもしれないけど、今はそうじゃないです。人生の道路は一昔前よりも複雑になっているかもしれません。

あなたの人生の運転席には誰が座っていますか？

まずは自分で運転席に座りましょう。そして、直感という名のカーナビに目的地をセットしましょう。あとは、直感に従って進むだけです。実際のカーナビと違うのは、最短距離ではたどり着かないところです（笑）。

ただ、想像以上に楽しい道のりを案内してくれます。
それは間違いない。

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