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我慢は続かない

我慢って続かないですよね。我慢強い人はいますが、それでも限界があります。そもそも我慢強いって言葉があること自体が我慢は続かないってことを表していると思います。

みんな普通に我慢できるなら、我慢強いって言葉は存在しないはずです。なのでやっぱり我慢は大変。

何か新しいことを始めようとすると、習慣になるまでは我慢して続けようと思うかもしれませんが、その行動が我慢だと思っているうちは習慣にはなりません。

我慢が有効なのは期間限定のものだと思います。たとえば資格取得の勉強ですね。試験日が決まっているので、我慢して勉強するのはその日までです。

こういう我慢はありだと思います。本当は我慢しないで勉強を楽しめるといいのですが、現実的には我慢の要素は強いです。

他にダイエットでマイナス5キロというのも、期間が決まっているものと思うかもしれませんが、これはちょっと違うと思います。

たしかに今よりマイナス5キロになった時点でゴール達成です。

そこまでで期間が決まっていると思うかもしれませんが、それでダイエットを終了したらどうなるか?

そうです。待っているのはリバウンドです。

ダイエットでマイナス5キロを達成したら、そこからはその体重を維持し続けることが必要になってきます。

それまでのダイエットが我慢だとしたら、その後も我慢し続けるのは無理です。

では我慢しないで行動を続けることはできないのでしょうか?

やはり何かを続けようと思ったら最初は我慢も必要だと思います。

最初の2〜3日はモチベーションが高いので何とかなりますが、少しずつモチベーションが下がってきて面倒くさいという気持ちが強くなってきます。

ここが我慢が必要になるところです。ここで我慢できずに止めてしまうことを三日坊主といいます。

ただ、我慢するというよりは続けたい行動を妨げるものを遠ざける方が良いと思います。

冷蔵庫にケーキが入っていたり、棚にポテトチップが置いてあったりと、その状態でダイエットというのは無理があります。

ダイエットをするなら家の中にケーキやお菓子を置かないことです。そうすればお菓子を食べたくなっても家にないので諦めがつきます。

同じ食べないでも、目の前にポテトチップがあるのを食べないのと、わざわざコンビニに買いに行って食べないのとでは、我慢の強さが違います。

他にも続けたい行動をしやすくする工夫も効果があります。

例えば、読書を続けたいのであれば本を身近に置いておくとか、自宅でヨガを続けたいのであれば、ヨガマットを出しっぱなしにしておくとかです。

我慢は続きません。

考えるべきは「我慢強く続けるにはどうしたらいいか?」ではなくて、「我慢しないで続けるにはどうしたらいいか?」の方が良さそうです。

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