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ビジネスバッグについて最近思うこと

みなさんはビジネスバッグは何をお使いでしょうか?

私は社会人になった時、かなり重厚な革製の手持ちカバンをプレゼントされました。そのカバンの印象がとても良かったせいか、それ以来普通に片腕で持つことのできるカバンを使っています。

この社会人初のカバンは、昔のお医者さんが外廻りの回診をする時に使うような大きなものでした。色は私の好きな明るい茶、ガッチリとした錠が付いていて、重量はそれなりにありましたが、パソコンが一般的ではなかった当時、大量に書類が入るため毎日通勤カバンとして重宝していました。

そのためか、私はカバンの重さがそれほど気になりません。ふり返ってみれば、高校のとき同級生がみんなカバンをつぶして薄くして使っている中で、教科書はもちろん辞書も毎日カバンに入れて持ち歩いていました。みんなから「豚カバン」と呼ばれていたのを思い出しました。もともとカバンに何か詰めこむこと自体にロマンを感じていたのかも知れません。

そんな私がこの数年使うようになったカバンは、実は普通のビジネスカバンではありません。最近はバックパックというか、ビジネス用のリュックサックのようなカバンが流行しているようで、街中を行き交うビジネスマンのほとんどが背中にカバンを背負っています。私はこの背中に背負うというのが大嫌いで、それも使っていません。

誤解のないように申しておきますと、バックパックが嫌いなのは完全に私個人の都合です。私の身長は180cmあり、体格も大きいため、バックパックを背負うと他の方の邪魔になるような気がするのです。ただでさえぶ厚い体が邪魔なのにさらに周りの容積を占めるわけにはいきません。また見た目も体が大きな人間がビジネスカバンを背負っているのはあまり格好の良いものではありません。はたから見たら蝉がとまっているように見えるのではないかと気になります。

じゃあ、お前はどんなカバンを使っているのかと言うと、いわゆるトートバッグと言われるものです。トートバッグと言うと買物カゴのようなものを想像される方もいらっしゃると思いますが、最近ではビジネス用のトートバッグも一つのカバンのカテゴリとして確立しているようです。

私が今使っているのはPaul Smithのものとゼロハリバートンのものです。

Paul Smith

Paul Smithは私の大好きなブランドで、ハンドバッグ(ポーチ)やiPhone用のバッグもPaul Smithのを使っています。こちらは専ら日々の通勤に使っています。もう5年以上使っていますが、カバンの本体はほとんど劣化していません。手で持つ部分は流石に革が剥げてきたので、今修理に出しています。こうして修理しながら長く使えるのが革製品の良いところですね。

ゼロハリバートン

ゼロハリバートンはPaul Smithより一回り大きなサイズで、出張用に使っています。私は日帰り出張か、長くても一泊出張が多いのですが、着替えの収納も含めほとんどこれでこと足ります。ゼロハリバートンだけあって造りも頑丈で、床置きはもちろん、少々ぶつけてもびくともしません。見た目より軽いのも気に入っています。

これらのカバンの中に、MacBook Pro、 HHKB、 iPhone 、バッテリ、モバイルWi-Fi、紙の手帳、ケーブル類を標準装備しています。気分によってはiPadも持っていくことがありますが、11.9インチなのでさすがに重く感じます。ただ、このカバンさえ持っていれば、とにかく仕事はできるという状況を作れますので、少々重くても満足しています。

トートバックは手掲げの部分が長くて本体が大きいので身長のある方、身体の大きな方に向いていると思います。体格の大きな方は結構カバンで悩むことが多いと思います。思い切ってトートバッグ型のビジネスカバンを検討してみてはいかがでしょうか。

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