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古代メキシコ展

小学校の卒業文集に「僕は大人になったらペルーの特派員になる!」と書いて周囲を驚かせた少年はその後、マヤとアステカとインカをごちゃ混ぜで覚えて成長し、56歳にてようやくそのいい加減な記憶を正されることになる。

そもそも、ティオティワカンを有名なピラミッドが立ち並ぶ地名だと思い込んでいて、まさかそれが文明の名称だとは思っても見なかった事に端を発し、長い歴史から見ればアステカ文明なんてチョー最近の話だったりマヤ文明が弥生時代から日本の江戸幕府誕生ぐらいまで続いていた事実に急に親近感を覚えたりモンゴロイドは中米どころか南米にまで南下しアンデス文明を築いた歴史を誇らしく感じたり何から何まで興奮しっぱなし。

夏休み後半戦ということもあってか列に並ばないとしっかり鑑賞できない展示物が何ヶ所かあったのはとてもストレスフルではあったが、キュレーションが的を得ているので流されるように進んでいっても十分楽しめる内容。

それでも大人気なくグイグイ割り込んで撮らせてもらった数枚の写真をご紹介。

トップバッターはオルメカ文明のこの子。
幼児とジャガーの合体と聞かされてもピンと来なかったが、以前何かで見たことがある頭部だけで3メートルある巨石像と酷似した表情に懐かしさが込み上げる。
愛くるしいモチーフが多いティオティワカン文明の出土品の中でもこの貝殻が埋め込まれた鳥の像はお気に入り。
パッと見「激しいなんでやねん!」とあだ名を付けたこちらはマヤ文明にて流行した球技の選手らしい。
この2枚はどちらもマヤの女性像。
青の発色にうっとり。
カカオ飲料のためのコップ。
StarbucksさんかTULLY'Sさん、新しいタンブラーのデザインにいかがですか?
アステカ文明の火鉢。
とうもろこし持った人がニョキッと出てる火鉢なんて楽しすぎる。
初耳サポテカ文明。
しかも骨壷。衝撃が過ぎる。
最後にティオティワカンの子泣き爺。
顔だけリアルで体はアニメ。
たまらない。

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