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いい加減のススメ①

こんにちは。
英語コーチの ながき れいか です。

よく人に、「真面目だね」と言われます。
いい意味と、そんなに良くない意味で。

最近のことで記憶に残ってる
いい意味のパターンは、
軽い約束を守ったとき。

友達が「子供がゲームばかり」と悩んでた時に
我が家にある人生ゲームとか動物将棋とかを
思い出して、

「ボードゲームやってみたら?うちにあるの使ってみる?」

と聞いたら、「試してみたい」とのこと。

その会話の2週間くらい後。
次に会ったタイミングで
ボードゲームを持参したら、

「本当に持って来てくれたの?ほんと真面目だね〜」

と喜んでくれた時。
彼女の笑顔を見て、何気なく言ったことを
真面目にやって良かったな、と思った。


そんなに良くない意味でのパターンは、
起業塾でのもらったSNS発信へのアドバイス

「自分が書いたものを読む人なんていない、くらいの気持ちでやってみて。人の発信だって、イチイチ熟読してたら時間がいくらあっても足りないよ。真面目が成果に繋がるわけじゃないから、もっと軽やかに」

結局、価値観が合わず退塾したけど、
「なんでも真面目にやればいい」ではなく
緩急つける大切さを教えてもらった。

だからといって、すぐに緩急が
つけられるようになった訳じゃないけど、
行き詰まったときに
「真面目にやり過ぎてる?」と
自分を見つめる視点が持てるようになった。

最近、そんな真面目な私が
「少し、いい加減にやってみましょう」と
アドバイスをすることがあります。

今日は、
英語学習におけるいい加減のススメ
について紹介します。

いい加減のススメ: 音読編

自習のときに発音をチェックしたいから、
と録音しながら練習するA氏。

「involved が入ってる英文は何度読んでも、全然ダメです。発音記号を確認して、舌の位置、口の開け具合を練習してみても、文を読み上げると発音できないんです」

自分が苦手とすることが分かっていて、
その苦手を克服しようと
具体的な手立てを打っていて完璧、、、


に見えますが、結局

「できない感」を募らせている。
真面目に苦手に向き合うほど、
辛くなっちゃう。

英文の音読って、剣玉の練習みたいなもの。

剣玉の持ち方、手の角度、
タイミングの取り方などなど
コツを教えてもらって「分かった」って
なっても、やってみると失敗することが多い。

一発入魂で、成功しても再現性がなかったり。

結局ある程度の慣れが必要。
「こんな感じかな」で、ヒョイヒョイと
繰り返すうちに成功率が上がる。

☑️名人から膝の使い方を教えてもらう。
☑️YouTube で上手い人の研究をする。

これは上達を加速させる手立て。
自分なりに理解したコツを、
繰り返しによって身体記憶に落とし込む。

一発入魂じゃなく、
トライアル&エラーの積み重ね

音読をするとき、
モデル音声を参考にはするけど
1回1回をバッチリ正確に
読めなくても大丈夫。

もしくは、「うまく発音できた!」の後に
「アレレ、また出来なくなった」となっても
がっかりしなくて大丈夫。

「大体こんな感じだよね」

くらいの気持ちで何回が読んでいると、
少しずつ小慣れてくる。

いい加減でいいんだ、って思うと
口周りの筋肉の緊張もほぐれるから
involvedだって、力まず言える。

いい加減でいいんだ、って思うから
「今日はこの辺で」って嫌になる前に
切り上げて明日に繋がる。

「いい加減な音読」をやってみませんか?

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