とにかく党の戦いの比例代表制:参院選2019

国分寺の池上彰を目指してます。ちょっと本当です。
選挙をとっつきやすいものにするべく、がんばってます。

今回の参院選、選挙区についてはこちらにまとめています。

今日は残りの比例代表について!
さー、いってみよー!!

選挙制度のメリットデメリット

例えば、真剣に考えて選んだ候補者が、ギリギリのところで落選してしまったりすると、とても悔しい気持ちになりますよね。
地域の中で決められた数だけ代表を選ぶ選挙区という制度は、基本的に多数決の一騎討ちなので、当選しなかった候補者へ投じられた悔しい一票、つまり死票がたくさん出ます。

それでも、地域ごとに多数決をさせるのは、
・対立が明確になるので、現政権へのYesNoを示しやすい(民意を示しやすい)
・結果として、政権交代が起こりやすい
といったメリットがあるからです。

一方で、先ほど書いたように、
・死票が多い
・少数派の意見が反映されにくい
・政権が安定しない
というデメリットもあり、そこを補う形で存在するのが、比例代表制度です。

比例代表制度は、投票者の支持政党のパーセンテージを大体そのまま議員数に反映するため、死票が少なく、少数派の意見も反映されやすいというメリットがあります。

その代わり、小さい政党が乱立してしまい、政策が進みにくくなるという面や、結果として政治がマンネリしやすいというデメリットがあります。

また、これはメリットでもデメリットでもありますが、政党の代表として出ることで、その人個人として選ばれるような立派な経験がなくても、議員になることができてしまいます。
それは、経験のない優秀な方を送り出す機会になるとも言えますが、◯◯チルドレンのように誰も選んだ覚えのないような人が議員になったりすることもあるということです。

今の日本では、衆院選でも参院選でも、この2つの選挙制度を組み合わせて、議員を選んでいます。
それぞれの良さを活かして、できるだけ民意を反映できるような選挙のあり方として、常にこの2つが存在しているのです。

比例代表

というわけで、比例代表は、つまりは政党を選ぶ選挙です。
各党の得票数のバランスで議席数が決まるので、自分の信条に近い党が、何議席取るのか、というのが、一番の注目ポイントです。
今回、比例代表で選ぶのは、全部で50議席になるので、選挙前との増減もチェックポイントです。

<選挙前の比例代表議員数(括弧内が今回選び直す人の分)>
・自民党...38(19)
・公明党...14(7)
・立憲民主党...10(4)
・共産党...10(5)
・国民民主党...9(4)
・日本維新の会...7(4)
・社民党…2(1)
・希望の党…1(1)
・無所属...3(1)
・欠員...2(2)
合計96議席(48議席)
今回の選挙から議席数が追加されて、選ぶのは50議席になります。

さてさて。これがどう変わるでしょう?
楽しみですね~!!

そして、この状況の中、超個人的な今回の一番の見所は、
・立憲民主党がどこまで伸ばすか
・れいわ新選組は議席を確保できるか

です。

立憲民主党がどこまで伸ばすか

今回、立憲民主党はガチで比例を取りに来ています。それもあって、議席数も10を超えてくるのではとも言われてます。
そうすると、いよいよ第一野党としての存在感も強くなってきます。

候補者を見れば、普通に知ってる(有名な)人がたくさん。
・ボイパ保育士のおっくん、奥村まさよしさん 41歳
最年少気象予報士として有名になり、その後ハモネプで有名になり、RAG FAIRでデビューし紅白出場。現在は、保育士として活動しているおっくん。
保育士目線から子どもたちを守る活動が期待される。
・元モー娘。市井紗耶香さん 35歳
モー娘。2期生ながら、シンガーソングライターになりたいと脱退し、個人で活動しながら、バイト生活も経験。2度の結婚で子どもは4人。子育て目線での活躍が期待される。
・もはやプロ興行師の須藤元気さん 41歳
総合格闘技で活躍した後、WORLD ORDERというパフォーマンスグループを立ち上げて再度活躍。変幻自在なトリッキーな活動スタイルが、政治の世界でどう発揮されるのでしょうか。食の安全や海洋プラゴミ、多様性などがテーマになるようです。

あとは、国分寺目線で外せないのはこの方。(比例代表だから本当は関係ないんだけど)
・薬害エイズ訴訟原告議員、川田龍平さん 43歳
19歳で薬害エイズ被害者として実名公表。実質勝訴となった後は、人権擁護の活動を展開し、国会議員へ。お隣の小平出身で、この前国分寺のイベントでお会いしたときは、秘書はいかつい感じだったけど、本人はとても柔らかい物腰でとても素敵な方でした。

うまいこと私たちの世代を刺激してくる方々。彼らの知名度が党の得票数を上げてくれるのではないでしょうか。もちろんまだまだ経験は足りないけれど、ここからどう化けていくのかわからないなりに、可能性を持ってる方々だと思います。
ただ、誰がどれだけ得票するのか、このあたりはちょっとまだ見えない感じなので、そこも注目ポイントです。

あ、ちなみに、お気づきかもしれませんが、私は今回の選挙においては、やや立憲民主党推しです。ご了承くださいね。
詳しくは前回のnoteをご覧下さい。めざせ与野党均衡!
https://note.mu/reiko_222/n/nfc9f98b7ec98

れいわ新選組は議席を確保できるか

そして、次に注目するのはれいわ新選組。現参議院議員の山本太郎率いる政党です。
自民党が自分達の都合のためにつくった特定枠という仕組みを、うまく本来の目的の通りに使って、難病(ALS)の方と脳性麻痺の方とを優先的に当選させようとしています。
どんなに「山本太郎」の票が集まってもれいわ新選組で3枠取らないと、山本太郎氏は議員にはなれません。

これまで色物として扱われ続けてきた山本太郎氏ですが、乱戦極まる政治の世界で、愚直に訴え続けてきて、少しずつ存在感を出してきつつあります。今回、本人が当選するにはかなり厳しい条件ですが、逆にその覚悟が話題を呼んでいます。
ただ、れいわ新選組が議席を取れるかとれないか。ここの票数だけは、まっっったく読めません。

山本太郎氏が当選した6年前の参院選では、緑の党という党があり、脱原発・自然保護を訴える党として、福島原発事故後の時流に乗って存在感を示していました。
山本太郎氏は、その緑の党の支援を受けて東京選挙区から立候補し当選。その同じ時、比例代表で緑の党から三宅洋平さんという方が出馬していました。

当時、三宅さんは「選挙フェス」という若者を巻き込んだ新しい選挙スタイルで注目を集め、比例の中で176,970票という票数を得たものの、党として緑の党が議席を持つだけの得票数には満たずに落選しました。党全体で、おおよそ100万票取れてないと議席にはならないからです。
三宅さんの得た17万票というのは、落選した候補者の中で最多の個人得票数であり、同じ参院選で当選した公明党の議員さんの個人得票数が26,044票だったのを考えると、比例代表制度はあくまでも党の戦いであるということを思い出されます。

そんな中、れいわ新選組はどうなるのでしょうか。
前回、山本太郎氏は東京選挙区で67万票取っています。それは個人戦だったからという部分もあるかもしれませんが、全国に知名度のある山本太郎氏なので、100万票を得ることができるのかもしれません。むしろ300万票以上取って山本太郎氏が議員であり続けることができるのかもしれません。
でも、もしかしたら100万票得ることも、まったくできないのかもしれません。
支持層の動きが読めない分、個人的にはすごく気になっています。

何よりおもしろい選挙特番!

あとは、自民がどこまで議席を減らすのか減らさないのか。国民民主がどこまで耐えるのか。社民党は存続するのか。というのも細かく気にはなりますが、やはり目玉は立憲がどこまで伸びるかと、れいわの動きです。

といった視点で見る選挙特番、特にテレ東の池上彰の特番は、本当におもしろい。
自分が投票した票レースの結果を待ちながら、じっくり味わう。その面白さは、なかなか他に味わえるものではありません。
もちろん、変革を起こしたいという視点からすると、一喜一憂するものでもありますが、何よりもまずおもしろい!と思って楽しむのが一番です。

投票いってみよー♪

というわけで、比例代表は党の選挙です。
なので、人の名前を書いてもその人が属する党への得票になります。ここは何気にとても大事なポイントです。
(なので、ただ有名なだけの候補者、例えば芸能人などの立候補は、党への票集めだと批判されます)

ただ、参院選では、その党の中で誰を当選させるかは、その一人一人の得票数に応じて決まります。
なので、まずはどの党に投票するかを決めて、その中で、誰に当選してほしいかを決めて、その人に投票するのがオススメです。
でも、誰に当選してほしいかが決まらなかったら、党の名前を書いても大丈夫です。

どの党に投票していいかわからない時は、いろんなマッチングサイトがあるので、ぜひ活用してみてくださいね。

投票いってみよー♪

マッチングサイト

個人的にオススメなサイトを紹介します。

◆えらぼーと(毎日新聞)

◆政党との相性診断(Yahoo!ニュース)

◆ボートマッチ2019

◆政党のアレコレ比べてみました
これは、マッチングサイトではなく、政策比較の情報。ちょっと偏ってる感があるけど、視覚的にわかりやすい感じ。
こういうのを、自分でつくっちゃうのっていいよね♪


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すわれいこ

「おせっかい」を生業とするべく、日々奮闘中。自由奔放な夫、優しい繊細な長男(9歳)、マイペースチャーミングな次男(7歳)、末っ子サラブレットの愛され三男坊(2歳)と、多摩地域で暮らしています。

市政/政治ウォッチャー

改めて市政や政治について調べていくとおもしろいことがたくさん! その記録を、ウォッチャーとしてまとめています。 ヘッダー写真は、写真ACからのきぬさらさんによる写真です。 https://www.photo-ac.com/profile/458700
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