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次男の登校しぶりリバイバル

長い夏休みが終わって、やっと2学期が始まりました。

上記の通り、5月6月と不登校だった次男ですが、先生方のたくさんの配慮とこちらのたくさんの働きかけとで、7月には普通に通えるようになり、そのいいイメージのまま夏休みに入ったので、2学期の夏休み明けもすんなりと登校することができました。
よかった!!

それは突然やってきた

ある日、いつものように学校まで送っていくと、車から降りようとしない。
「ほら、行くよ」といつものように声がけすると、涙をポロポロ流して「行きたくない」と言う。
時間に焦る私は、「は?なんで?」とややイライラしながら聞くも、泣き続ける。

これは何かあるなと思って、「何か嫌なことでもあるの?」と丁寧に聞き直してみる。
「体育が嫌なの」
「体育って、運動会の練習?」
「そう。運動会の練習が嫌なの。」

キターーーーーー。
きたよ。きました。
これはくると思ってた。
思ってたから、先生にも宣言してあった。
運動会の練習が始まると、不安定になるかもしれないです、って。

思い返してみれば、その前日に「運動会の練習が始まった」って言ってた。
楽しそうに話してたから、大丈夫なんだと思ってスルーしちゃったけど、やっぱりか!!

とりあえず、ここでこじらせるのが一番良くない。
なので、まずは学校は休むことに決定。
ただ、その日は外せない打ち合わせがあるので、ばぁば宅にランドセル背負って登校してもらう。

一方、すぐに学校に電話し、担任の先生と対策を相談。
まずは、状況説明をして、向こうの状況も聞き、今日のうちにどうにかしたいということを伝え、改めて放課後に連絡をもらうことに。

運動会の練習の進め方

状況としては、前日に、普通級の2年生に混じってのダンスの練習が、突然始まったとのこと。
何をやるかも、どんな曲かも聞いてなくて、全然動きにもついていけない。(しかも縄跳び!絶対飛べないー!!)
聞けば聞くほど、そりゃあ辛くなるな、と。

なので、まずは不安が強いものからは離れることに。
学年全体での練習の時は、保健室や図書室にいさせてもらったり、支援学級の他の学年に混ぜてもらえないかということをお願いしてみる。
すると、図書室はムリだけど、本を持って保健室にいるのは大丈夫なように、すぐに手配してくれた。支援学級の他の学年もOKと。
どちらでも、次男が希望する過ごし方を選べるようにさせてもらいました。

そして、できないことはできるように。
支援学級内でダンスの練習も、縄跳びは全く飛べないので、工夫してほしいということをお願いしてみる。
すると、これはそもそも難しいと思っていて、どうやってやろうか悩んでいた、とのこと。まずは、片手に持ってうまく回せるようになればいいと思ってます、と。たしかに、それなら次男でもなんとかできそうなライン。

さらには、学年の全体練習に入るタイミングは、ある程度演技にも曲にも慣れてからでいいんじゃないか?と先生側から提案を受ける。
それはとてもありがたいお話で、ぜひにとお願いする。

そして、楽しみながら世界に出会えるように。
曲がアラジンに出てくる曲とのことだったので、まずはアラジンの本や映画を観てみるなど、その世界に触れてみることから始めてみることを、学校でも家庭でも取りくんでみることに。
物語の世界から入るのが、次男には合ってると思うので。

と、これらの対策を急ぎ1日でまとめて、本人としっかりと話し合い。
そしたら「なんとか行けそう」とのこと。
そして、実際に次の日からは普通に学校に行ってくれました。

安心できる環境

大空小学校の木村先生が、「子どもは安心さえすれば、必ず学校に来ます」と言われていて、実際に次男が不登校になった1学期に、それがどうやったら叶うのかを考えて先生方と話し合った経験からも、その大切さを本当に感じていて。
なので、今回は本当にその視点だけで動いていたのだけど、びっくりするくらいあっけなく普通に戻りました。

まだ学年全体の練習には入ていないけれど、学級での練習は楽しく参加しているみたい。
先生方も、アラジンの絵を見たり、曲を聴いたり、次男が入りやすいように配慮をたくさんしてくれていて、たまに嫌がるときはあるけれど、とりあえず学校自体には嫌がらずに行けています。

あぁ、本当に安心できさえすれば、子どもは学校に行くんだなぁ。。。

そして、その安心が脅かされているという子どものヘルプに、周りの人がどれだけ気付いてあげられるのか。そして、その状況に本気で対応していくのか。それでしかないんだなーと、改めて思います。

1学期の反省を生かしての今回の働きかけ。
なんとなくコツをつかんだ気がします!

とはいえ、ここからどうなるかまだまだ未知数。
次男の登校しぶり街道は、まだまだ日々更新中です。

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