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ピップは私のためにやってきた

私の愛猫ピップです。

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一時預かりをする里親のボランティアをしていた時に至急預かってほしいとRSPCA (The Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals (動物保護センター))から連絡がきたのが2014年の10月のことでした。

迎えに行くとびっくりするような怖がりの猫でした。スタッフさんも捕まえられないほど逃げ足が速く大型ケージの上の方によじ登り策にしがみついて離れない。ようやくキャリーバッグに入れることができ、一緒に帰宅。

過去に何匹も猫を飼った経験がありましたが、こんなに怖がりの猫は初めて。さてこの子とどう向き合おう。当時推定で5歳のオス。名前はピップとすでに名づけられていました。外を放浪していたところ保護されたとのこと。血統種ロシアンブルー。一体この子に何があったのか。

まず一部屋をピップのために使い、そこで好きにさせてあげることにしました。とにかくここが静かで穏やかで安心できる場所だということを感じてもらいたかった。幸い食欲はあり、トイレも上手に使えていました。

毎日ソファの陰に隠れて出てこない、毛繕いもしない、全く鳴かないピップに I love you と You are a good boy を言い続けました。一日も欠かさず、言い続けました。すると少しずつ鋭かった目つきが優しくなり、徐々にリラックスしている姿が見られるようになりました。

クリスマス前、動物保護センターから連絡があり、ピップの新しい飼い主を見つけるのが難しいのでこのまま引き取りませんかと連絡があり、あんなに飼うのは反対だった夫がピップを引き取ろうと言い出したのです。それはそれは最高のクリスマスプレゼントでした。🎉

ピップに、今日からうちの子だよ~と報告すると表情が緩んだのがわかりました。その後1年半近く、徐々に距離は近づけるようになったものの、毛を撫でさせてくれることはありませんでした。

家に来て7年。ビビりな性格は変わりませんが、今では私や夫に撫でられるのは大好きな子になりました。😊

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ピップの気持ちを知りたい。これがその後 私がアニマルコミュニケーションを探求することになるきっかけとなり、今があるのです。

ピップは私のためにやってきた 運命の出会いだったのです。💖

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Handsome boy Pip!
I love you! You are a good boy! 💕💕

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