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【GA4】耳慣れないカタカナ語をわかりやすく言いかえる

こんにちは、Webデザイナーの山下です。

今回は、Googleアナリティクス4(GA4)に出てくる耳慣れないカタカナ語をわかりやすい日本語に言い換えてご紹介したいと思います。細かく説明し始めると、どんどん複雑になってしまうのでイメージしやすさを優先しています。


ユーザー

サイトの「訪問者」のこと。Aさん、Bさん、Cさんがサイトを訪問した場合、ユーザー数は「3」になります。

セッション

サイトへの「訪問回数」のこと。Aさんが、朝・昼・晩とサイトを訪問した場合、セッション数は「3」になります。

新規ユーザー/リピーター

新規ユーザーは、サイトを訪問するのが初めての「ご新規さん」。
リピーターは、サイトを訪問したことがある「常連さん」。

ただし、一度訪問したことがあっても再訪問するまでに2年空いた場合はリピーターではなく新規ユーザーになります。
※2カ月じゃなくて2年でした。ご指摘くださった方、ありがとうございます!

イベント

サイトでユーザー起こした「行動(アクション)」のこと。
ユーザーがサイトを訪問した瞬間から、ページ表示をやクリックなど何かするたびにイベントが計測されます。

  • first_visit:ユーザーがサイトを初めて訪問したとき

  • session_start:ユーザーがサイトを訪問したとき

  • page_view:ページが読み込まれたとき

  • scroll:ページの高さを100%としたとき、90%までスクロールしたとき

  • click:別ドメインのリンクをクリックしたとき(クロスドメイン設定していれば計測されない)

  • file_download:pdfやcsvなど既定の拡張子がついたリンクをクリックしたとき

エンゲージのあったセッション

「サイトに積極的に関わった(関与した)訪問」のこと。
具体的には下記のいずれかがあった場合のセッションで、これらは、サイトの目標達成に貢献しやすい大事にしたいセッションといえます。

  • サイト訪問後、10秒以上経過

  • コンバージョンが発生

  • ページ閲覧が2件以上発生

コンバージョン

サイトの「成果獲得」こと。お問い合わせ数や資料請求数など。
「conversion」は「転換」という意味であり、ただのサイト訪問者だったユーザーがお問い合わせや資料請求することで、「見込み顧客」に転換するという意味で使われます。

ランディングページ

ユーザーが「最初に訪問したページ」のこと。
「landing」には、着陸・着地という意味であり、外部からサイトに着地したページという意味で使われます。
トップページがランディングページになることが多いですが、ブログを書いている場合は、個々の記事がランディングページになることが多くなります。

トラフィック

サイトへの外部からの「流入」のこと。

チャネル

サイトへの「流入経路」のこと。
検索サイトやSNS、別サイトなど、どこから来たのかがわかります。

ディメンション

ひとことでいえば「分析軸」なんですが、そういわれてもよく分からないですよね。

例えば、ページ別に表示回数やユーザー数を知りたい場合は、「ページ別」の部分がディメンション。訪問経路別に訪問数やイベント数を知りたい場合は「訪問経路別」の部分がディメンション。

「ディメンション(分析軸)を何にするか?」とはつまり「何別に数値をみるか?」ということになります。

まとめ

いらすとやさんのイラストをお借りしましたが、意図が伝わったでしょうか・・

難しそうなカタカナ語も日本語にしてしまえば、意外となんでもない意味だったりしますね。こういう用語のわかりにくさが、アクセス解析への心理的なハードルを上げている気もするので、できるだけ日本語を使ってほしいなあと思います。

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