NORLA(ノルウェー文学普及財団)の活動のどこがすごいの?①クリスマス商戦前に書店員さんをノルウェーに招待--書店員さんに本の情報を提供し本を売ってもらう大作戦

 2018年11月、NORLA(ノルウェー文学普及財団)が来日し、様々なイベントが行われました。

NORLAのサイトにはNORLAの様々な活動が書かれていて、私はいつもそれを読む度、驚き、感動しています。私は最後のノルウェー大使館でのイベントに参加したのですが、編集者さんは20数名とごく一部の人たちしか参加していませんでした。出しゃばりだとは思いつつも、より多くの編集者さんにNORLAの活動を知ってもらいたく、NORLAの活動について書いていきたいと思います。

本日紹介したいのはこの記事。

2018年9月、ドイツの20の書店をNORLAがノルウェーの首都オスロに招致しました。

オスロ滞在中、ドイツの書店の方々は、作家やイラストレーターやノルウェーの書店を訪問、ノルウェーの書籍業界について話を聞くことができました。彼らにノルウェーの書籍業界のことを知ってもらうことで、12月のドイツ書籍業界でのクリスマス商戦で、より多くのノルウェーの本を売ってもらうことがこのプログラムの目的と記事には書かれています。

招待された書店は大小規模も様々、ネット書店、児童書書店など多様。書店・出版協会、書籍流通業の人達も含まれます。

このプログラムに参加した作家は全て、ドイツ語にすでに翻訳されている作家。2018年から2019年の間にNORLAの助成を受け、ドイツ語に翻訳されたノルウェーの作品は200にも上ります。このプログラムで Bjørn F. RørvikGry MoursundIngunn Thon Siri Pettersenについてのプレゼンテーションが行われ、書店さんはインスピレーションを得ることができました。

上記は全て児童書ですが、ノンフィクションについてはErling Sandmoという作家がプレゼンテーションを行いました。

Sognsvannという湖のほとりで、焚き火をしながら、Thomas SvardalとTorbjørn Ekelundが自然をテーマにした本について話をしました。

文学についてのプログラムでは、Samuel BjørkTorkil DamhaugLars Lenthといったミステリが紹介されました。

招待されたドイツの書店によるレポート。ドイツ語は私は読めません。Google翻訳~。

このNORLAの取り組みから言えることは、書店さんを大事にしようということ。書店さんに本の情報を伝える努力をすること。本の魅力を知ってもらい、売り場づくりに活かしてもらうこと。彼らの専門性を尊ぶこと。専門家としての書店員さんの地位の向上。それが本を売るために必要なことではないでしょうか?


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北欧書籍業界ウォッチング

北欧の書籍業界の動向について書かれた記事の要約をまとめます。
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